【高橋信次】GLA・高電工業梶y高橋佳子】13

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46名無しさん@3周年
http://6536.teacup.com/kaminari226/bbs
> 開祖の言った「シュットダナー」王  投稿者: 梅仙人  投稿日:11月25日(金)13時41分46秒

> 細かいことですが、「シャカの前世を持つ男」と信者たちに信じられ、シャカの伝記も自動書記で書いたと
> 「はしがき」に載せている開祖は、「仏教を学んだこともないのに、仏教の真髄を知っている」と著書にも
> 書いていました。

> 信者たちは、私もふくめて「開祖が学ばずして仏教の真髄を悟ったのは、前世がシャカだったのだから
> 当然だろう」と思いました。開祖の「シャカの伝記本」4部作も「これは開祖が過去世記憶をひもといて
> 描写しているノンフィクションにちがいない」と信じました。したがって、そこに書かれた、ストーリィー、
> 地名、人名は、「すべて過去にあった事実であり、発音も経緯もなにもかも本当のことだろう」と信じたわけです。

> 何しろ、開祖の著書には、「自分たちの過去世の記憶は正確であり、言葉の発音の正しさや踊りの
> 身振り手振りの運びの正しさまで、専門の学者たちが驚いている」とか「正確な過去世の言葉の発音で」などと、
> 平気で書いてありましたので、それを真に受けている限りは疑いようがなかったのです。

> ところが、この掲示板下部の「ホームページへ」ボタンを押して「阿修羅」サイトを見てもらえばわかるとおり、
> それらは「専門の学者に確かめてもらった」というような事実を確認できないものでした。
> それどころか、素人が開祖の著書の内容を、既存の仏教書やネット上の資料と比較すると、
> 「真実」と信じていた開祖の著書に、虚偽としかいいようのない記述や、捏造としか思えない矛盾などが、
> つぎつぎと見つかる破目になりました。
47名無しさん@3周年:2005/11/26(土) 11:36:24 ID:xWFWnFJi
> そんなわけで、あらかたの著書に対する批判的検証は終わっていますが、残った雑草の根というか
> 魚の小骨のひきぬきをしてみたいと思います。

> 開祖のシャカの伝記本では、シャカの父「シュッドーダナ王(漢訳・浄飯王)」を「シュットダナー」と書いていますが、
> これは語源を理解していない開祖の勝手な「読み替え」です。

> それというのも、「シュッドーダナ」という人名は「シュッド・オーダナ」と分割できるのです。
> 「オーダナ」というのは「飯(米=rice)」という意味の名詞で、シャカの家系では代々、
> 名前に「オーダナ」とつけるのがならわしでした。ですから、「シュッドーダナ」は「浄飯王」と漢訳されたわけです。

> ですから、「シュッド・オーダナ」は決して「シュット・ダナー」にはならないのです。「オーダナ=飯」という意味と
> 発音が決定している限り、それを代々受け継いできたという事実がある限り、「ダナー」になるはずがないのです。
> もし、開祖の前世記憶がホンモノであれば、「シュッド・オーダナ」と正しく発音したはずです。
> 少なくとも「オーダナ」を「ダナー」とも発音したという証拠がない限り、開祖はシャカの父親の名前について
> 偽りを書いたり言ったりしていたということになります。

> 開祖によれば、開祖の実父の前世は「源頼朝」で「シュットダナー王」だったということですから、正確な語義による
> 発音がまちがっているというのは納得できません。源氏で言うなら、「義朝」「義経」「義仲」や「義家」「義光」「義高」など、
> 「義(よし)」の字を代々つけるケースが多いですが、これを「しよ」とか「よしい」という別の読み方はしないわけです。
> 同様に、シャカ族の王家に継承される「オーダナ」の語が、読み方を勝手に変更できるとうのはきわめて考えにくいことです。
48名無しさん@3周年:2005/11/26(土) 11:38:24 ID:xWFWnFJi

> さらに、開祖のシャカ伝にもよくでてくる「ネランジェラー河」ですが、これも不正確な発音です。
> いくつかの資料をあたりましたが、「ナイランジャナー河(ネーランジャナー:尼連禅河)」と書いてあるものばかりで
> 「ネランジェラー」という河の名前はありませんでした。

> また、シャカがよく登った「霊鷲山」を、開祖は「グリドラクター」と書いていますが、これも不正確。
> ただしくは「グリドラ・クータ」で、勝手な読み替えをしています。
> それから、シャカの生まれた場所を「カピラバースト」と書いていますが、正しくは「カピラ・ヴァストゥ」であって
> 「ヴァストゥ=城」の意味です。一方、コーサラ国の城都を「シラバスティー」と書いていますが、
> これは正しくは「シュラー・ヴァスティー」で「城=ヴァストゥ=ヴァスティ」という音が決まっていることが分かります。
> したがって、同じ「城」なのに、一方では「バースト」とのばしもう一方では「バスティー」と尻を伸ばすという発音の恣意性は、
> 開祖の気まぐれによるものであると思わざるを得ません。

> もちろん、開祖の書いたシャカ伝が、「前世記憶によるもの」と信じる根拠にはまったくならない記述です。
49名無しさん@3周年:2005/11/26(土) 15:34:09 ID:7braslCU
http://www.hokoji.info/hannyasin-3.html

ところで、お釈迦様が使っていた言語はどんなことばだったのでしょう。
サンスクリット語だったのでしょうか。それともパーリ語、あるいは
バイリンガルだったのでしょうか。資料が少なくて、はっきりしたことは
わからないのですが、「古マガダ語」だったと言われています。「古マガダ語」
というのは、紀元前五、六世紀に東インドのマガダあるいはコーサラ地方で
使われていた言語です。
(奈良康明『仏教史・ 世界宗教史叢書7』山川出版社、1979年、189頁)


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学者ですら、漠然としたことしか言えないというのに。
釈尊の使っていた言葉の発音まで解る梅仙人とは何者か?
50名無しさん@3周年:2005/11/26(土) 20:29:52 ID:vlfuwNZz
>>49
> 学者ですら、漠然としたことしか言えないというのに。
そのようですね。

http://web.kanazawa-u.ac.jp/~hikaku/mori/misc/lectures/read_text_lv.html
テキストを読む・図像を読む (金沢大学文学部比較文化研究室)

 ところで、現在われわれが手にしうる仏教の文献は、さまざまな言語で書かれている。主なもの
として、漢訳(中国語)、パーリ語、チベット語、サンスクリット語がある。このうち、サンスクリット語
以外の三つは、それぞれ大きなコレクションを形成し、全体が大蔵経(あるいは三蔵)と呼ばれる。
この名称は仏教のあらゆる領域を網羅していることを表す。インドの古典語として著名なサンスク
リット語は、仏教の場合、おもに大乗仏教以降に用いられた言語にすぎないため、サンスクリット
語の大蔵経は形成されない。しかも、正統的な古典サンスクリット語とは異なる仏教独自のサン
スクリット語が主として用いられる。
 注意しなければならないのは、これらの諸言語は、いずれもシャカが用いた言語ではなかった
ことである。古い時代のテキストを多く含んでいるといわれるパーリ語仏典でも、その成立はおよ
そ紀元後4世紀と推定され、シャカの時代からは千年近いへだたりがある。しかも、シャカが用い
た言語はインドの東部方言と考えられているが、パーリ語はインド西部を中心とする言語である。
広大な領域を持つインドにおいて、東西の言語のあいだにある差異はきわめて大きい。