【】『幸福の科学』統合スレッドPART118【】

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 この失敗に対して私は、「前の担当者も成果が出なかった地域だからしょうがない」「3カ月くらい経てば、成績も上向いてくるだろう」と安易に考えていました。原因が自分にあることを、認めたくなかったんですね。
    ところが3カ月以上経っても、一向に成績は上がりません。上司が机を叩いて、「お前、やる気あるのか!」と厳しい叱責を浴びせます。私はすっかり自信を失ってしまいました。
    そのように精神的に追い詰められて初めて、私は、失敗続きの原因を真剣に考えるようになりました。
    すると、心の奥底で「転勤してきたばかりなのに無理言うな。そんなに言うなら、お前がやってみろ!」など、上司への反発心が渦巻いていることに気づきました。上司から与えられる目標を素直に受け入れられないようでは、成果があがるはずはありません。
    私は、上司への反発心を日々リセットするために、当時ベストセラーとなっていた『幸福の革命』を、朝晩の通勤電車の中で読みました。
    「人によく使われる人が、人をよく使えるようになる」
    「上からも下からも愛される人を目指せ」
    暗記するくらい繰り返し読み込むと、仕事中でも書籍の一節が心に浮かび、不平不満が出ても、すぐに「こういう思いはいけない」と反省が入るようになりました。
    上司への反発心が消えていくと、月の目標に対して「すぐに達成するのは無理だ」というマイナスの気持ちも消えていきました。代わりに「絶対に達成するぞ」という積極的な気持ちで仕事に取り組めるようになりました。
    すると、それまで一時間ごとに「成果はでたのか」と怒鳴っていた上司が、「最近、頑張っているじゃないか」と穏やかに声をかけてくれるようになったのです。
    転勤10ヵ月後には、安定して月の目標を達成できるようになりました。