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SGY:
入社後、ずっと営業の仕事をしてきましたが、仏法真理と、周りの方々のおかげ
で、何度か全国トップの成績を取ることもできました。仕事への姿勢とその成果を認めていただき、当時最年少で、
東京本店の営業課長に抜擢されました。
岩田−それはすごいですね。新人のころから、営業成績はいい方だったんですか?
鈴木−そんなことはありませんよ。新人社員時代は、同じ支店にいる5人の新人のうち、目標をクリアできるようにな
ったのが、一番遅かったくらいですから。
実は、よい成績を上げられるようになる前は、営業に回っても失敗が続くような苦しい時期がありました。でも
、それを単なる失敗にしないで、教訓を学んできたおかげで、営業マンとして成長できたのです。
「発展を妨げていた上司への反発心」
岩田−失敗から教訓を学ぶには、どのような心構えが必要ですか?
鈴木−一番大事なことは、「自己責任の原則」に基づいて考えることです。確かに、環境の変化や人間関係で失敗すること
もあります。だからといって、「それは自分のせいではない」と思ったら、そこから教訓をつかんで成長することは
できませんね。
私が、長崎の支店から、京都の支店に転勤した時のことです。長崎では、毎月の目標以上の成績を出していたので
すが、京都の支店に転勤してからは、月の目標の30〜40%くらいしか達成できませんでした。これはショック
でした。長崎の時以上に頑張って、毎日、朝7時から夜の10時ごろまで、必死に仕事をしていたからです。