9月6日付「中外日報」より
北崎容疑者は平成十二年四月まで大阪市天王寺区の神社の権禰宜。「右翼活動で神社に迷惑をかけたくないため」と神職を辞めた。
同容疑者を知る神社関係者は、靖国神社への本願寺派の姿勢を犯行の動機としていることについて「いちばん迷惑をこうむったのは靖国神社」と厳しい口調で憤慨。
この関係者らによれば、北崎容疑者は、神道系の大学に在学中から右翼活動に傾倒、権禰宜奉職中も街宣車に乗り活動をしており、宮司から活動をやめなければ神職を辞めるように再三注意されていたという。
ただ、普段は「目立たぬ存在」で、「戦闘服を着ると人が変わったように活発になった」という。「皇心会」代表を名乗っているが、同会は北崎容疑者が一人で立ち上げた団体のようだ。