【ナルニア】C.S.ルイス総合@宗教板【別世界物語】

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93名無しさん@3周年:2006/04/20(木) 00:29:30 ID:NHFnSRNh
>>92の一部訂正
「人智学は東西の〜」→「神智学は東西の〜」

失礼しました。
94名無しさん@3周年:2006/04/28(金) 20:02:06 ID://N7vS0c
>>88
キリスト教、必ずしも一神教じゃないよ。グノーシス派のキリスト教の神々はほとんどやおよろず。
95名無しさん@3周年:2006/04/28(金) 21:14:46 ID:/stkK+Y/
>>94
キリスト教グノーシス派はキリスト教とはいえ
かなり特殊で
そのため異端の急先鋒として弾圧されてました。
グノーシス的色彩が濃くて
ほんとにこれがキリスト教なのか?と思うくらいですが
それでも一応「キリスト教グノーシス派」と呼ばれてるのが
不思議なくらいです。
>>88で言いたかったのはそんなグノーシス派でもキリスト教の一部なんだから
キリスト教と一口に言ってもいろいろある、ということです。

しかし、まぁここで問題にすべきは
やはりルイスの立場でしょうね。
ルイスは聖公会でしたが
聖公会は一般的に寛容と言われてますが
それはあくまでキリスト教内部の
主にカトリックとプロテスタントの対立に対してであって
キリストの信仰に関しては
むしろ忠実だったようです。

ネット上で適当なソースが見つからないが
とりあえずこの辺で
http://www.try-net.or.jp/~d-kyushu/seikokai.html
96名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 00:37:40 ID:k07K4UsB
>>94
グノーシス派の例をあげて
「キリスト教は必ずしも一神教ではない」というのは
グノーシス派の特殊性から考えて、やや飛躍しすぎだと思いますが・・・

あと、「グノーシス派のキリスト教の神々」と言う表現も正確さにかけるような気がします。
キリスト教の神々ではなくグノーシスの神々の中に旧約の神やキリストが取り込まれている
と見るべきでは?
97名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 01:11:41 ID:GJ8SuUur
というかルイスって宗教家でない学者だし、信徒としてなら絶対異端だと思われるので、牧師さんの解釈とは一致しないでしょ。
98名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 07:03:06 ID:/MilQy+x
>>97
は? むしろ神学者も同然に扱われてますが?
99名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 11:59:25 ID:GJ8SuUur
>>98
中世ならいざ知らず、学者は信仰の対象としてではなく、研究の対象として宗教をみる。
信仰すべきものという前提の牧師とは違う。
だした作品に対して周りが自己解釈して「扱われて」いるだけで、それはルイスの内実を示したものではない
100名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 12:57:32 ID:NZj2zbwM
>>99
ルイスは学者であって同時に
信徒でもあると思ってましたが
違うんですか?
101名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 20:44:33 ID:WmD6I9O6
「一枚の絵」から想像で広げていったナルニア国物語に、
アスランや白い魔女なんかは後から入っていったし、
とくに何かを伝えようと書いた作品ではないし、
キリスト教の信仰も「自然」とはいっていった ていうのは周知の事実。
102名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 20:46:43 ID:WmD6I9O6
彼は英国国教会のキリスト教徒で、もちろん信仰をもっている。
103名無しさん@3周年:2006/04/29(土) 21:12:53 ID:MgJisDsq
ルイスは神学の教授ではなく、いちおう英文学の教授でしたが、神学の著述が多く
神学者に近いですね。
104名無しさん@3周年:2006/04/30(日) 01:22:02 ID:SVzqGL/I
信仰と思想は別問題。牧師とかは職業・牧師で、教会という団体と信徒に対して責任がある。
だから、伝統を覆すことや神への不敬な思想を認めるわけにはいかない。
ところがルイスは一介の信徒でしかないから学者として自由な立場から思索にふけることができるわけよ。
学者というのは、学問として、より深くより広く知識を蓄え研究するのが仕事だからね。
105名無しさん@3周年:2006/05/03(水) 09:25:56 ID:pPGoqsBk
ルイスは英文学が専門なのに
なんであんなに神学にこだわったんだ?

それだけ熱心な信者だったってことか?
106名無しさん@3周年:2006/05/03(水) 13:51:24 ID:f3IDFcQ0
T.S.エリオットとかと同じなんじゃない。英文学の伝統はキリスト教と切り離せない。
国教会の信仰と切り離せないような。
107名無しさん@3周年:2006/05/04(木) 14:32:21 ID:90W2C35A
そういや日本の漫画や小説だって、神道、密教、妖怪、陰明道組み込み多いしね。
キリスト教が生活に根ざしているのかぁ。
108名無しさん@3周年:2006/05/22(月) 15:33:20 ID:O5ZXhrFZ
落とすには惜しい。
109名無しさん@3周年:2006/06/11(日) 22:49:17 ID:oNxnhv4k
ほんとうに惜しい。
なんなら自分が保存しとこっか。
110名無しさん@3周年:2006/06/24(土) 07:38:17 ID:VzkQdRoF
顔を持つまで 王女プシケーと姉オリュアルの愛の神話 (単行本)
C・S・ルイス
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582765726/
111名無しさん@3周年:2006/06/25(日) 19:51:37 ID:tPQQSeDt
別世界物語でキリスト教と科学との対決を描いたらしい。
112名無しさん@3周年:2006/06/25(日) 21:49:24 ID:qeB0/zLW
>>111
そんなにはっきりしてないぞ。
一巻は火星の自然VS科学による支配力?
二巻は金星のエバVS悪魔?
三巻はわけがわからん。アーサー伝説の魔術師が復活?
113名無しさん@3周年:2006/07/08(土) 13:39:00 ID:N5BF8Rkj
保守
114名無しさん@3周年:2006/07/14(金) 21:18:17 ID:d1oCha1E
ホシュ
115名無しさん@3周年:2006/07/23(日) 06:41:04 ID:mAKXplhj
保全
116名無しさん@3周年:2006/07/26(水) 18:10:28 ID:UVG1Z4Cp
第二章『カスピアン王子のつのぶえ』公開まで落とさせるわけにはいかんです。
117名無しさん@3周年:2006/07/26(水) 19:06:23 ID:6Js8MPtw
「第2章:カスピアン王子の角笛」2008年夏公開予定。
118名無しさん@3周年:2006/08/05(土) 17:09:15 ID:vi/q59al
洋書のナルニア辞典読んでたら、ナルニアシリーズはクリスチャンの精神発達を
幼年、青年、成人、中年、晩年っていうふうに各年代のステージを
なぞってるって説が書いてあった。
ライオンと魔女は子供が最初にキリスト教を体験するのはクリスマスを
通してだから、サンタが出てくるとか。そして教義の中心である
イエスの死と復活の秘儀を体験する云々。
こじつけっぽいところもあったけどちょっと面白い仮説だと思った。
119名無しさん@3周年:2006/08/07(月) 06:57:13 ID:SbXNUkMY
いくらなんでもこじつけっぽいなぁ
120名無しさん@3周年:2006/08/07(月) 12:25:35 ID:dIGMejCb
118のつづき
「カスピアン王子」は青年期の懐疑がテーマ。
アスランと四人の子供がかつてナルニアに存在したことが懐疑される
時代に信仰を持つことの難しさを説いている。
それは現代に聖書の記述を歴史的真実と信じることの困難さとパラレルである。

ケアパラベルに向かう途中でルーシー一人がアスランを見、
自分一人だけでもアスランに従っていかねばならない状況は
たとえ自分の家族の誰も信じなくても己の信仰に従わねばならぬ試練である云々。
121名無しさん@3周年:2006/08/11(金) 07:30:18 ID:PL7xKBdM
なるほど。面白い説だね。
他の説は載ってないの?
122名無しさん@3周年:2006/08/11(金) 20:12:31 ID:wZHOaIK7
たしか「朝びらき丸」は子供が成人になったときの金への執着を戒めるのが
隠しテーマだとか書いてあったな。
ちょっと前に流し読みしただけで詳しいこと忘れちゃったので
また読み返してみる。

123名無しさん@3周年:2006/08/17(木) 01:44:00 ID:Cae0jipj
読み返してみた。ライオンと魔女はクリスマスだけじゃなくて
こども時代のクリスチャン的祭りであるイースターも重要だった。
雪の時代が終わり春が来るのが話の中心なんだからそれはモロそうだな
124名無しさん@3周年:2006/08/17(木) 15:46:54 ID:v/1f9Bc6
復活はキリスト教にとって最重要だしな。
映画のナルニアってさらっとでも福音書の筋を知らないと
「なにコレ?」ってかんじだろうな。
125名無しさん@3周年:2006/08/26(土) 00:04:53 ID:8SSuCFca
良スレ保守!
126名無しさん@3周年:2006/08/28(月) 09:16:06 ID:2RrdsYqj
ルイスの本は「ライオンと魔女」「悪魔の手紙」しか読んだ事がありません。
キリスト教関連の本を読んでいると、よく引用されていますね。
その度に「なるほど!」と感心したり、笑ってしまったり。

他にも読んでみたいので、
特にオススメがあったら教えてください!
127名無しさん@3周年:2006/08/29(火) 13:20:16 ID:TNKYJRDx
「神学SF三部作」
128名無しさん@3周年:2006/08/29(火) 21:58:12 ID:9hKSoykE
ナルニアシリーズを最後まで読んだら?
129名無しさん@3周年:2006/09/06(水) 16:36:00 ID:+JZhVfSz
あげ
130名無しさん@3周年:2006/09/06(水) 17:10:18 ID:+JZhVfSz
ナルニア国物語 ライオンと魔女 〜第9章〜
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1157528600/

どうぞ〜
131名無しさん@3周年:2006/09/10(日) 09:36:41 ID:QoAXSD0k
ホシューン
132名無しさん@3周年:2006/09/29(金) 17:11:36 ID:tIdt8vk+
>>126
キリスト教の色彩の強いのでよければ、新教出版から出てる、宗教著作シリーズ
とか言うのが良いのでは?
また絶版になってなければですが。
>>100~
ルイスの(再)入信については、彼の自伝を読めば一番間違いが無いかと。
ルイス自身は、実際敬虔な(この言葉で何をイメージするかは、人によって
かなりずれがあると思いますが)信者でしたが、上の宗教著作シリーズでも、
結構、教会や聖職者に不満を持っていたのでは?と言う文章がところどころ
あります。
日本語にはまだ訳されてないと思いますが、ずばり、「平信徒の嘆き」とか
言う名前の論文もありました。
まあそれで、「教会の礼拝からの帰り道に、悪魔の手紙の構想を思いついた。」
なんて聞くと、「なるほどな」と思ってしまいます。
133名無しさん@3周年:2006/10/01(日) 18:49:17 ID:dzBDEima
↑あら珍しい。2006/08/29(火)から、やっとまともなレス
134名無しさん@3周年:2006/10/05(木) 02:38:44 ID:UGbyjxQ6
>>133俺まとも?やったー!!!
ほかのスレじゃさんざばか呼ばわりされたからなあ。
後、個人的に特にお勧めは、『悲しみを見つめて』
短いし、読みやすいのもあるけど、誤解されやすいルイスの、
人間としての生の姿が見えるような。
あと、単独でそう言うのがあった気もするし、未完の原稿とかと一緒になったやつ
かも知れないけど、ナルニアのファンになった子供たちへのファンレター等の返事をまとめたやつが、
何気に、なんでもないこと書いてあるんだけど、感動します。(人によるかも)
『子供たちへの手紙』だったか、みすず書房みたいなところから出て多様な気がする。
135あぼーん:あぼーん
あぼーん
136:2006/10/10(火) 23:15:57 ID:0M8JRW7M
あぼーんするほどの内容でもなかったのに。
137名無しさん@3周年:2006/10/11(水) 00:08:39 ID:bvEb4d3C
あれ?どんな内容だったっけ。読んだはずなのに忘れた。
138名無しさん@3周年:2006/10/11(水) 19:13:14 ID:Ufns13O9
>>136-7 こんなとこ、結構覗いてる人いるんだね。
139名無しさん@3周年:2006/10/13(金) 01:00:20 ID:TsPj4251
宇宙は原子みたいになってその外はさらにでかい生き物がいるこういう世界だって妄想してた

このナルニアみて思った
時間軸考えても小さな世界からみたら数十年もこちらでは一瞬
140名無しさん@3周年:2006/10/19(木) 18:43:14 ID:L0kKgswy
>>139 実は、私、ルイスは神学著作は読んでてもナルニアはまだ読んでません。
でも、彼の著作を読んでて何度もコペルニクス的転換というか、
豆腐の角に頭をぶつける経験してますので、
仰ること判る気がします。
141名無しさん@3周年:2006/10/22(日) 23:36:02 ID:g5O2SYxn
「悪魔の手紙」が面白かった。
すごく考えさせられるね。
年を重ねると共に読み直していきたい一冊だ。
142名無しさん@3周年
>>141 おお、同志よ!