坐禅と見性第10章☆火に触れて焼けず☆

このエントリーをはてなブックマークに追加
58第三十二則 外道問仏
釈迦に異教徒が聞いた。「喋ってもよいし喋らなくともよい」 釈迦は黙って座っていた。
異教徒は「私の迷いを払い、悟らせていただいた」と礼をして去った。
そこで弟子が「あの異教徒は何を悟ってあのように礼をして去ったのですか」と聞くと、釈迦は「駿馬が鞭を見ただけで走り出すようなものだ」と答えた。