日本教職員組合にアウフヘーベンを

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353名無しさん@3周年
心理学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

心理学に対しては、一般の人々の関心も増大しつつある。
しかし誤解も増えている。
すでに古典となっているフロイトの精神分析やユングの理論などは、現代の科学的心理学の立場からは多くの疑問があり、批判も多数為されている。
精神分析は、ポパーの「科学」の定義を満たさないともされている。
しかし、そのような動向を無視して、精神分析こそが心理学の基礎であるとか、性格テストが心理学の本流であるなど、アナクロニズムとも言える誤解が存在する。

実際の心理学とは無縁とも言える、こうした通俗的な解釈を、擬似科学であるという意味を込めてポピュラー心理学・通俗心理学と呼ぶこともある。
他方、このような誤解は心理学に対する社会の要請の現われであるとして、無視すべきでないという意見もある。
日本では、カウンセリングやセラピーといった医療行為やそれに準じる領域が、心理学の主流であるという考えが流布して、誤解に拍車をかけている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6


現代の心理学の主流と言える。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6
354名無しさん@3周年:2005/12/25(日) 22:07:51 ID:xfqbshPX
精神分析学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1970年代以降、薬物療法の発展によって精神疾患に対して十分な治療効果があがるようになった。
また脳科学や認知心理学などの発展によって、精神分析学の科学性、客観性、有効性が疑問視されることも多くなった。
現在では精神科の臨床でフロイト当時の精神分析を使う医師はほとんどいないが、

しかし精神分析学は反証可能性を持たないので、「精神分析は疑似科学である」と批判する意見もある。
実際精神分析学では患者が分析医の解釈に同意しても反対しても常に分析医が正しいことになってしまい、
例えば患者が分析医の解釈について同意すれば当然分析医が正しいことになるし、逆に解釈に反対すれば患者が自分の感情を抑圧していると見なされてやはり分析医が正しいことになる。

それに対して、抑圧という概念は問題が多い。
同時に「無意識」という概念も上記で説明される同じ論理形式をたどり、反証可能性を阻害する。

現段階では精神分析に治療効果があるかどうかについての結論は出せない。
なぜなら大規模無作為割り付け試験もごくわずかで、研究の結果も一定しないからである。

人格障害患者を対象としたあるメタ解析では、無介入群よりも有効であったとする報告(Leichsenring F, Leibing E, 2003)がある反面、有効性が無い、もしくは他の治療法と差がないとする報告もあるような状態である。

これについては精神分析療法の支持派は、「人格の成熟、満足度など、数値データとして現れにくい部分での有効性が不当に低く評価されている」と主張している。
また根拠に基づいた医療の適用に当たって繰り返し強調されているのは臨床試験のデータを即治療に応用することの危険さである(古川ら、2000)。

精神分析を受けた患者が父親から性的虐待を受けたと分析医に述べたので、医学的な調査を行ったところそのような事実は全くないことが分かった。
つまり抑圧されていた記憶を思い出したのではなく、ありもしない記憶が捏造されたのである。
この事件は後に裁判となり分析医側が敗訴した。
また同様の事件は多数起きている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%88%86%E6%9E%90%E5%AD%A6
355名無しさん@3周年:2005/12/25(日) 22:09:25 ID:xfqbshPX
新フロイト派(しんフロイトは)は、精神分析学において、フロイトの欲動論を批判し、文化的・社会的要因を重視した学派。
フロイト左派とも呼ばれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88%E6%B4%BE

精神分析の男性中心的な部分(女児の男根願望など)を批判した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%A4




治療の基本は患者をストレスから解放する事である。

例えば鬱病の患者は責任感が強いので、励ましは絶対やってはならない(禁忌)である。
励ますと余計責任を感じてしまい、それがストレスとなって病状が悪化し、最悪の場合は自殺してしまうこともある。
「重要な決断は先延ばしにする」。
例えば転職・退職、離婚するか如何かと言った重要な決断はなるべく後回しにして、思考が低下した状態にある患者に無理をさせてストレスを与えたり、誤った判断をさせない事が大切である。
十分に休養させること。
どれを選択するかは症状や環境などに左右されるが、大雑把なガイドラインとしては以下のようになる。

必ず専門家の判断を仰ぐことが第一に求められる。
軽症の場合は最近の米国精神学会のガイドラインでは、薬物療法を行わずに精神療法(所謂カウンセリング)のみを行うという選択肢も記載されている。
中等症以上の場合は、薬物療法を併用する。
重症の場合、ストレスから身を遠ざける為に仕事を休むなどしっかりとした休養を取ることが必要になる。
また、場合によっては入院を要する。
とくに自殺の危険が高い場合などには、医療保護入院(本人の意思によらない強制的な入院)が必要になる場合もある。
ただし、入院によっても自殺が完全に防げるわけではない。
極めて重症の場合、治療により少し病状が改善してきたときに、自殺を図ることがあるので注意を要する。
これは極めて重症のときは「自殺への意欲や決断力」も低下しているので自殺を実行に移せないが、病状が改善してくると「自殺への意欲や決断力」が出てきて実行してしまうからである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85