☆ 卍 仏教 @ 質問箱 卍 ☆ パート9

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536名無しさん@3周年
仏舎利について。

「師よ、われらは師の遺骸をいかにとりなすべきや」
「アーナンダよ、汝らは如来の遺骸の供養につきてこころ煩わされる
ことなかれ。汝らはただ、おのれのもっとも高き善のために、おろか
なることなくはげみもて変わることなかれ」

仏教聖典 友松著 講談社学術文庫 p398
阿含経によってかかれている。

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<略>
その時、阿難は、仏に白して言う。
「世尊よ、[世尊が]般涅槃にお入りになった後、
供養の法は、当(まさ)に云何がしてよろしいでしょうか」と、
仏は言われた。
「汝は今、応(まさ)に、逆(あらかじ)め此の事を憂うるべきではない。
但(ただ)、自ら思惟せよ。我が滅後に於いて、正法を護持することを。
昔から聞いた所を、楽(ねが)って人の為に説け。
所以は何か[と言えば]、諸の天神が、自ら当(まさ)に我が身を供養すべきであり、
又、婆羅門及び諸王、長者居士を以て、
此等も、自ら応(まさ)に我が身を供養すべきであるから」と。

 和訳・・・大般涅槃経
 [法顕訳−ブッダ最後の旅路] 雲井昭善 東京美術 115-116頁
 第二部(巻中) 第二章 入般涅槃直前の世尊
 四 葬送儀礼(供養法)について−転輪聖王のそれにしたがう−
 大正・1・199頁下21行目
537名無しさん@3周年:05/01/04 14:22:23 ID:Y47Whnwt
●南北時代の中国の天台宗第三祖 天台大師 智凱(ちぎ)弟子記述。
○天台小止観 関口真大訳 大東出版社
序 
諸悪莫作 諸善奉行 自浄其意 是諸仏教
諸(もろもろ)の悪いことは作(な)すことなかれ
諸の善いことは奉行(ぶぎょう)せよ
自からその意(こころ)を浄(きよ)うする 
これが諸仏の教である。

バウッダ ・仏教・ 中村元 三枝充ヨシ 小学館 p89
p155−156 

戒(シーラ)自発的に守るもの と律(ヴィナヤ)教団秩序の維持
「戒律」という合成語はインドに存在しない。

律(ヴィナヤ)には罰則があり懺悔から最大は教団追放まで 
裁判や処刑には及ばないとしている。

五戒(5シーラ)の解説 
@不殺生戒(ふせっしょうかい 生き物を殺さない) 
A不チュウ盗戒
(ふちゅうとうかい 与えられていないものを盗まない) 
B不邪淫戒(ふじゃいんかい 男女間のみだらな関係を持たない) 
C不妄語戒(ふもうごかい いつわりを語らない) 
D不飲酒戒(ふおんじゅかい 酒類を飲まない)

この五戒は在家の戒であり 出家はこれより更に多くの戒を持つ。
538名無しさん@3周年:05/01/04 14:23:03 ID:Y47Whnwt
●倶舎論 仏教講座18 桜部 建 著 大蔵出版株式会社
分別界品第一 十八界
分別根品第二 二十二根 六因・五果・四縁
分別世間品第三 三界・五趣・四生 中有について 十二縁起


分別業品第四 業の種類 十善業道
p163
5 業に関する雑多な事項(番号はサンスクリット原文の偈にも対応)
□□□□□ □□□□□ 戒修勝如次 感生天解脱 (127)
感劫生天等 為一梵福量 法施謂如實 □□□□□ (128)
p169
《勝れて》(お経や金品による布)施も生天の果を感ずるが、
よりすぐれている点から、(具足)戒が生天の果を感ずるとのみいい、
戒も解脱の果を感ずるが、よりすぐれている点から、
(座禅などの)修[行]が解脱の果を感ずるとのみいう。
p170
《劫の生天を感ずる》天界に生まれて一劫の間快楽を受ける。


分別「随眠」品第五 九十八随眠 煩悩の断滅
分別賢聖品第六 諦 三賢・四善根 見道・修道
p202 不浄観・持息念(数息観)が止(奢摩他しゃまた、心の静止)
・・・四念住(四念処)は観(毘婆舎那びばしゃな、智恵による観察)
分別智品第七 忍・智・見
分別定品第八 四静慮 四無量 八解脱
539名無しさん@3周年:05/01/04 14:23:35 ID:Y47Whnwt
【經文資訊】大正新脩大藏經 第二冊 No. 99《雜阿含經》
【經□部類】〔阿含部類〕〔阿含部〕
〔雑阿含経〕〔1283 巧業経〕

雜阿含經卷第四十八 宋天竺三藏求那跋陀羅譯

(一二八三)如是我聞。一時。
佛住舍衛國祇樹給孤獨園。時。有天子容色絶妙。
於後夜時來詣佛所。稽首佛足。
其身光明遍照祇樹給孤獨園。時。彼天子説偈問佛
 云何人所作  智慧以求財 等攝受於財  若勝若復劣
爾時。世尊説偈答言
 始學功巧業  方便集財物 得彼財物已  當應作四分
 一分自食用  二分營生業 餘一分藏密  以擬於貧乏
 營生之業者  田種行商賈 牧牛羊興息  邸舍以求利
 造屋舍床臥  六種資生具 方便修□具  安樂以存世 □→整理
 如是善修業  黠慧以求財 財寶隨順生  如□流歸海 □→河川
 如是財饒益  如蜂集□味 晝夜財搨キ  猶如蟻積堆 □→花蜜
 不付老子財  不寄邊境民 不信姦狡人  及諸慳吝者
 親附成事者  遠離不成事 能成事士夫  猶如火熾然
 善友貴重人  敏密修良者 同氣親兄弟  善能相攝受
 居親眷屬中  標顯若牛王 各隨其所應  分財施飲食
 壽盡而命終  當生天受樂
時。彼天子復説偈言
 久見婆羅門  逮得般涅槃 一切怖已過  永超世恩愛
時。彼天子聞佛所説。歡喜隨喜。稽首佛足。
即沒不現
540名無しさん@3周年:05/01/04 14:27:30 ID:enaOyjGD
阿含の詩[あごんのうた]詩画でふれる仏の教え 
文・山田巌雄 画・箕田源二郎 すずき出版 本体1,700円+税

 蓄財 p74〜77
仏が祇園精舎に滞在していたある夜のことである。
ことばでは言い尽くせないほど美しい、
ひとりの天の神が体から光明を放って現れ、
仏の足もとにひざまずいて仏を礼拝した。
その光明は、祇園精舎をあまねく照らし出した。
神は仏に尋ねた。
 世間の者が しごとに励み それぞれ財を 積んではいるが
 いつしか貧富が 生じます
 お示しください 蓄財の法
仏は神に優しい視線を送り、静かな声で答えた。
 始めに技能を 会得して
 手だてを尽くして 利益を求め 財を得たなら 四つに分けよ
 四分の一で 暮らしを立てよ 二分の一を しごとに充てよ
 四分の一は 蓄えとせよ
 世の生業を 営む者は 田はよく植えよ 商売励め
 家畜を飼って 増やすがよい
 屋敷の中を よく治め 暮らしの品々 整理をすれば
 安けく楽しく 過ごせよう
 怠らないで 働けば 河川が海に 流れるように
 財宝はやがて 集まろう
 はちが花みつを 集めるように ありが食料 集めるように
 日夜に財は 増すだろう
541名無しさん@3周年:05/01/04 14:27:58 ID:enaOyjGD
 不信の者や 邪悪な者 守銭奴などは 極力避けよ
 これらの者は 皆すべて
 財を分ければ 親しみむつみ 与えなければ 怒って去ろう
 優れた人や よい友や 細かに気がつく 正しい人と
 互いに心を 許し合い
 親兄弟と 同様に 親しく寄り合い 助け合え
 財産を得た そのときは 惜しまずそれを 施せよ
 そうして命が 尽きたなら
 天に生まれて 楽を得る
これを聞くと、神は仏に合掌し、深々と頭を下げて言った。
「久しぶりで悟りを得た方のおことばを聞きました。
いっさいの恐れを克服し、
すべてを見通されるお方のおことばを・・・・・・」
そういって、神は音もなくその場から姿を消した。

(大正新脩大蔵経2巻―353頁)
参考《国訳一切経・阿含部3巻―1001頁 巧業経》
542名無しさん@3周年:05/01/04 14:28:31 ID:enaOyjGD
バガヴァッド・ギータ  ヴェーダンタ文庫 
スワミ・プラバヴァーナンダ クリストファ・イシャウッド 共編
熊澤教眞 訳

第九章 神秘のヨガ スリー・クリシュナ 
p116
私は太陽の熱であり 雨を降らせ、雨を止める
私は不滅の生命であり死である 
アルジュナよ 顕現したときの私は宇宙であり 非顕現の私は無である

三ヴェーダに精通し 聖餐のソーマ酒を飲み 罪を清めて祭祀をおこない
私を礼拝するものは 天への道を求めて祈る
彼等はインドラの王国に至り 天上の歓喜にひたる

p117
彼等は天国の歓喜を味わい その功績が尽きるとともに 人間の世界に帰る
三ヴェーダの道をとり 欲望を求むる人々は 無限の流転をくりかえす

ひたすら私を礼拝し、他を思わず、敬虔であれば、
私は必要な一切を彼に与え、彼の持つものを保護する。
・・・ 
神々を祭る者はその神々のもとに行く。
先祖を崇拝する者は先祖に行く。
精霊を崇拝する者は精霊に行く。そのように、
私を熱愛する者は私のもとにくる。

※私註 主人クリシュナの この説教は敬神(信仰のありかた)についての説明。
543名無しさん@3周年:05/01/04 14:28:59 ID:enaOyjGD
ウパニシャッド 辻 直四郎 著
 講談社学術文庫934 定価:本体718円

p33 第一章 総論 四 ウパニシャッドの分類
ロ 古代ウパニシャッド
・・・中(うち)第一類を代表する二大雄篇
ブリハッド・アーラニヤカとチャーンドーギヤとが、
仏教興起より古きはおそらく異論なきところで、
・・・パーニニ(西暦前四世紀中葉)より古く、・・・
p34
・・・要するに古代ウパニシャッド全体の年代をおよそ
西暦前六百年−三百年と・・・。

p21 第一章 総論 二 ヴェーダ文献中における位置
(三)特に森林中において伝授されるべき秘法・秘儀を載せた部分を
アーラニヤカ(森林書)と称し、
(四)宇宙万象の一元を宣示する哲学的部分を
ウパニシャッド(奥義書)と呼ぶ。

p36 第一章 総論 四 ウパニシャッドの分類
ハ 新ウパニシャッド
p37
五 ヴィシュヌ主義のもの
・・・インドの聖書として周(あまねく)知られている
バガヴァッド・ギーター(Bhagavadgita)も
この宗派的傾向の所産である。
544名無しさん@3周年:05/01/04 14:31:38 ID:PcyrbzVg
【 仏教の「お経や経論など」の大雑把な歴史 】

BC383年ごろ 第一回結集 経と律で 九分教 十二分教に整理される。
BC260年ごろ 説一切有部などの部派仏教の成立。
        阿含経(法句経・スッタニパータ・ジャータカなど)
BC160年ごろ ミリンダ王の問い「那先比丘経」

BC100年ごろ ストゥーパ(塔)崇拝、アジャンタ石窟はじまる。
AD001年ごろ 大乗仏教(初期大乗)はじまる。
AD130年ごろ 般若経・維摩経・法華経・華厳経・浄土三部経・座禅三昧経
AD150年ごろ ナーガールジュナ(竜樹)の中論頌

AD170年ごろ 第一中期大乗の勝曼経・大般涅槃経・解深密経・弥勒三部経
AD200年ごろ 仏像彫刻はじまる。

AD350年ごろ マイトレーヤー(弥勒)のヨガ師地論・宝性論
AD390年ごろ アサンガ(無著)の金剛般若経
AD400年ごろ ヴァスバンドゥ(世親)の倶舎論・唯識三十論・仏性論・浄土論
         第二中期大乗の薬師如来本願経・地蔵菩薩本願経・孔雀王呪経

AD500年ごろ ブッダパーリタ(佛護)の中論註 グナマティ(徳慧)の唯識三十頌釈
ダルマパーラ(護法)の成唯識論

AD600年ごろ 玄奘三蔵の印度旅行(629−645)金剛乗仏教(後期大乗・密教)の大日経
AD650年ごろ 金剛頂経
AD700年ごろ シャーンタラクシタ(寂護)の中観荘厳論・菩提心観釈

AD900年ごろ 中観ヨガ派
AD1000年ごろ 時輪タントラ(1027−1087)

AD1203年ごろ イスラム教の寺院の破壊が開始。
545名無しさん@3周年:05/01/04 14:32:17 ID:PcyrbzVg
【 法脈調べ 1 】

玄奘(600−664,印度留学629−645)
義浄(638−713,印度・南海から帰国695)
鑑真(688−763,754日本へ四分律宗を伝来)

禅宗
 菩提達磨[ボーディダルマ]『絶観論』
     南朝・梁・武帝の治世のうち504−538に渡来
 崇山少林寺([すうざんショウリンジ]河南省洛陽)元の時代1225に洞曹宗が多く住する。
 福建少林寺(福建省)
南宗禅(法眼文益885−958の提唱、五家七宗)広東・曹渓山
 六祖慧能638−713『六祖壇経』
洪州宗
 智炬???−???,801『曹渓宝林伝』法脈図の書
  南嶽の馬祖道一709−788(四川省漢州から湖南と江西で修行し江西で入寂)
  青原の石頭希遷700−790(広東省端州で姓は陳、江西で修行し湖南で開山)
荷沢宗[かたくしゅう]
 荷沢神会668−760(かたくじんね・洛陽、人材が集まらず北宗と[名のみ]残る)
牛頭宗
 牛頭慧忠の牛頭禅を
 日本天台宗の祖−最澄と弟子−円珍、日本真言宗の恵雲が学ぶ。

※差し替え・・・人材が集まらず北宗と[大蔵経に]残る・・・
546名無しさん@3周年:05/01/04 14:33:01 ID:PcyrbzVg
【 法脈調べ 2 】

洞曹宗(曹洞宗)
 南嶽懐譲677−744(洞曹宗・法眼宗・雲門宗)湖南省
 薬山惟厳751−834
 洞山良价807−869『宝鏡三昧』
 曹山本寂840−901
 宏智正覚1091−1157
                               ※位置変え
雲門宗
 趙州従念778−897「趙州無字」趙州狗子(じょうしゅうくし)の公案
 雲門文堰864−949,呉越(浙江)嘉興の生まれ南漢(広東)雲門山で開山
 円通法秀1027−1090,普明版『十牛図』
 廓庵師遠11−12世紀『十牛図』
 雪寶重顕1017−1021「頌古百側」第三祖・四川省遂州の生まれ
     修行を浙江省明州(寧波)し浙江省雪寶山を開山
臨済宗
 青原行思???−704(臨済宗[楊岐派・黄龍派]・為仰宗)江西省
 黄檗希運???−855『伝心法要』
 臨済義玄814−867『臨済録』
 楊岐方会992−1049,江西省袁州
  園悟克勤1063−1135,1125『碧厳録(へきがんろく)』
      雲門「頌古百側」を基に唐・宋の古人の理法から千七百則の公案
  大慧宗杲1089−1162
 黄龍慧南1002−1069,江西省信州
 無門慧開1183−1260,南宋−浙江省東嘉−竜翔寺1228『無門関』
     雲門「趙州無字」を第一則とする。
547名無しさん@3周年:05/01/04 14:33:30 ID:PcyrbzVg
【 法脈調べ 3 】

 禅宗(朝鮮半島に700ごろ伝来)
 南宗禅(道義により821に伝来)
>天台宗(高麗天台宗の祖・義天1055−1101華厳も説く)
>曹渓宗(宗祖・知訥1158−1210慧能を尊ぶ朝鮮禅)

中国天台宗第三祖・智[ちぎ]538−597(「五時教判」『法華玄義』『摩訶止観』など)
日本天台宗の祖・最澄767−822(入唐804−805,中国天台宗から独立806)
日本真言宗の祖・空海774−835(入唐804−806,中国真言宗第八祖,開山816)
日本臨済宗の祖・栄西1141−1215(入宋1168,87−91,相見,上洛1194)
日本曹洞宗の祖・道元1200−1253(入宋1223−27,相見,開宗1227)
[臨済と浄土]黄檗宗の祖・隠元1592−1673(明から来日1654,開山1659)

参考:
 佛教小年表 再訂版 三枝みつよし著 大蔵出版株式会社 先生すみません漢字変換不可。
 BooksEsoterica第3号 禅の本 学研

禅と経典と日韓の差
 法華経(円教?一乗行?)と華厳経(別教?三乗?)は、
お経の中で尊崇や最高の地位を(証道?によって)二分していて
日本は法華経(円頓?)を第一として
新羅や高麗は華厳経(観念・唯心?)や弥勒仏を第一に取った。
新羅の王家の宗派は華厳宗で、高麗の宗派は華厳経や弥勒仏を尊んだからだ。
 朝鮮人で法華経を第一に言うのは、日本へ出稼ぎの人に影響されたものか、
高麗天台宗に反発した朝鮮禅で
中国天台大師チギの五時教判(ごじきょうはん)を支持する人の主張なんだよ。
548名無しさん@3周年:05/01/04 14:36:33 ID:fAXaH5A+
日本の天台は四宗(円・密・禅・戒)融合
 当時の中国仏教は華厳・天台(法華)と論理を二分する

円教 摩訶止観(円頓章・一念三千)・天台円教菩薩戒相承
   法華経(良医の譬え・観世音菩薩)・無量義経・観普賢経・天台法華宗相承
密教 大日経(加持)・金剛頂経・蘇悉地羯羅経・2つの曼荼羅相承
   般若思想 般若心経(空)
禅  蓮華三昧経(本覚讃)・達磨大師付法相承
   浄土信仰 阿弥陀経(阿弥陀仏)・観無量寿経・無量寿経
戒律 梵網菩薩戒経(菩薩戒経偈)

法要 法華経の法華懺法・阿弥陀経の例時作法
   朝題目・夕念仏 舎利礼文
549名無しさん@3周年:05/01/04 14:37:11 ID:fAXaH5A+
帰化人・日本天台宗祖・最澄・・・江南の天台山入山許可

栃木人・日本天台4祖・円仁・・・天台山入山不許可・通訳が新羅人
              入唐安全祈願・妙見尊
             摩訶止観の教学を学ぶ後の禅留学につながる
            現在山西の五台山で密教を学ぶ天台の密教化の走り
           種々の念仏法の持ち帰りは浄土思想につながる

香川人・日本天台6祖・円珍・・・江南の天台山入山許可・論語や漢書好き
              守護神・新羅明神
             空海の姪が母だが真言宗に入らなかった

日本天台4祖・円仁が入唐の前に比叡山の横川で療養

滋賀人・日本天台18祖・慈恵大師 良源(0912−0983)『九品往生義』
           藤原北家の藤原忠平・師輔の支援を受ける
          比叡山横川で三百日護摩修法の霊験で功あり
         東宮護持僧になる

比叡山横川の恵心院
 恵心僧都 源信(0942−1017)『往生要集』 厭離穢土・欣求浄土
  引用書:天台大師智『摩訶止観』善導『観念法門』『六時礼讃』

浄土教・浄土宗へ発展
550名無しさん@3周年:05/01/04 14:37:47 ID:fAXaH5A+
岡山人・栄西(1141−1215)・臨済宗の祖・天台密教葉上流の祖
      宋の国に2度留学する
       京都に建仁寺・鎌倉に寿福寺を建立
        北条政子に認められ『吾妻鏡』に記される
      著作:
       『興禅護国論』禅の復興で天台宗を復興し国を護持
       『喫茶養生記』中国から茶苗を持ち込み宇治茶のはじめ
        将軍・源実朝に睡魔を除き気分を爽快にすると説く
       『未来記』これからの世は禅が流行る死後50年後からでも

      門下に道元(1200−1253)『正法眼蔵随聞記』

 栄西(千光法師)臨済宗黄龍派・公案
1168 天台密教・葉上流を立てる・入宋
1187−91 再入宋 天台山の臨済16世・黄龍7世の虚菴懐敞に学ぶ
1191 京都に建仁寺を建立

 俊仍(しゅんじょう)臨済系の楊岐派
1211 臨済系の楊岐7世の蒙菴元聡の法を継ぎ・泉涌寺を開く

 道元(承陽大師)曹洞宗・只管打坐
1223−27 入宋 長翁如淨に曹洞宗を学ぶ『宝慶記』
           天童山景徳寺の如淨和尚の他僧への一喝で大悟
1227 曹洞宗開宗 京都・建仁寺『普勧坐禅儀』
1243 越前(福井)大仏寺あらため永平寺へ『正法眼蔵』
551名無しさん@3周年:05/01/04 14:38:22 ID:fAXaH5A+
中国真言宗第七祖
 慧果和尚・阿闍梨 835-12-15 60歳 弘法大師空海之師

中国禅宗初祖
 印度人・菩提達磨 北魏647「洛陽伽藍記」
 広東人・六祖慧能−曹渓山〜五家七宗之祖〜臨済宗・曹洞宗[洞山→曹山]
 雪寶「碧巌録」黄檗・棒「伝心法要」臨済・渇「臨済録」臨済−白隠「無門関」
 南嶽・馬祖[陳姓]→臨済宗黄龍派−明庵栄西「喫茶養生記」茶道「吾妻鏡」沢庵−剣術
 南嶽・馬祖[陳姓]→臨済宗楊岐派−隠元隆g−出家於黄檗山萬福寺
 青原・石頭→薬山→曹洞宗無際了派−天童山景徳寺住持〜天童如浄之印可−希玄道元
 青原・石頭→天皇→雪峰→雲門宗「十牛図」
 喫茶去[宋代]→請奉茶[現代] 作痲生(そもさん)→シェンマ[イ十][痲公]なに・どんな?か

中国天台宗第三祖
 智 智者大師 荊州玉泉寺594年 538〜597
 師・南岳慧思禅師 師之師・慧文禅師
 遣唐使−伝教大師最澄「摩訶止観」・慈覚大師円仁「入唐求法巡礼行記」
552名無しさん@3周年:05/01/04 14:41:51 ID:4OmmWhgS
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天台宗(「安般守意経(数息観)」・「般舟三昧経」330-440北朝−翻訳・
  「坐禅三昧経」344-413南朝−翻訳・
  「摩訶止観(前代未聞)」湖北玉泉寺の第三祖大師智・湖南の師匠禅師の行法説明)
 玉泉寺は関羽将軍の怨霊が出没したが禅師の諭しによって成仏し関帝になった伝説の寺。
   (538智の五時教判 1.華厳経 2.阿含経 3.般若経 4.浄土経 5.法華経)
    三乗方便(あらゆる人の教え)・一乗真実(法華経の教え)
三論宗(南朝−湖北・安徽、のちに南宗禅の南嶽慧思に師事する者を輩出)
地論宗(世親の唯識「十地論経」洛陽)
成実宗(「涅槃経」「成実論」「華厳経」562-645、北朝−敦煌石窟−五台山華厳・敦煌禅宗)
禅宗(菩提達磨538山林−遊行「二入四行論(以心伝心・壁観)」「金剛三昧経」「洛陽伽藍記」)
禅宗(都城−定住、長安)
南頓派(南宗禅 広東−曹渓山−慧能以降−五家七宗)と
北漸派(北宗禅 敦煌本・朝鮮本−神秀以降の数代「宝林伝(禅宗系図)」)
華厳宗(602智厳の五教教判 1.小乗(阿含) 2.大乗初教(唯識) 
    3.大乗終教(如来蔵) 4.頓教(東山法門−北宗禅) 5.一乗(華厳思想))

参考: 禅の歴史 伊吹敦 法蔵館 3800円+税
    佛教小年表 再訂版 三枝充ヨシ 大蔵出版株式会社 900円+税
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敦煌本から見れば、中国北部は北宗禅。華厳経の研究が盛ん。

ただし、モンゴル族の元王朝の時期に、
山西省の五台山はラマ教化し、河南省の洛陽は南宗禅の曹洞宗の寺が多くなった。
少林寺拳法で有名な崇山少林寺は洛陽近郊の寺。
553名無しさん@3周年:05/01/04 14:43:23 ID:4OmmWhgS
【 禅宗の特徴 】

精進料理・普茶料理・朝粥−昼前点心−昼ご飯−夜座の一日のサイクル・
臨済の渇(相手を殴って教える)・黄檗[徳山]の棒(相手を叩いて教える)・
臨済の公案(禅問答)・公案などに使う十牛図・
洞曹の只管打座(達磨の大乗壁観の発展)・経行(呼吸歩調)など
中国僧の師資相承(一子相伝というか)。

黙照禅は南宋初め臨済宗の大慧宗杲が曹洞宗の宏智正覚を批判した言葉
看話禅は曹洞宗の宏智派が臨済宗の大慧宗杲を誹謗する時に使った言葉
念仏禅は黄檗宗を黙照禅・看話禅に続けて呼び慣わす言葉
野狐禅は臨済宗の『無門関』でいう似而非禅をさす言葉
臨済宗は中国に生き残った楊岐派・栄西の日本に生き延びた黄龍派の二大潮流
清王朝初期に来日した福建人宗祖の黄檗宗は臨済と念仏の融合で楊岐派の系統

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禅宗の特徴:
 抹香(平安以降に)−線香(清朝前後から)を焚く
 緑茶(中国茶苗から宇治茶)を飲む
 味噌(ぎんざん寺みそ?)−醤油−豆腐(湯葉・お麩)−梅干を作る
 武道を行う(少林寺拳法[少林拳]・柔術・合気道)
・・・
  洞山の禅画・雪舟の水墨画・・・
 ・・・
554名無しさん@3周年:05/01/04 14:44:02 ID:4OmmWhgS
禅宗でも使うかどうか判らないが。。。
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準提呪: 準提観音の真言(陀羅尼・呪は真言のこと)。
     観音(かんのん)も
     六道輪廻(りくどうりんね)の衆生(しゅじょう)を助ける為に
     地獄の担当(千手観音)・餓鬼の担当(聖観音)・
     畜生の担当(馬頭観音)・阿修羅の担当(十一面観音)・
     人間の担当(真言宗系・準提観音 天台宗系・不空絹索観音)・
     天神の担当(如意輪観音)と
     六道の夫々(それぞれ)に変化身(へんげシン)した観音が
     救いを担当している。とされている。
     人間界を救うのを担当しているのが「準提」観音である。

梵字手帖 悉曇参究 徳山暉純 木耳社 p76
 梵字 ボ
准胝観音 別名、七倶胝仏母 準提・准提・準胝に同じ、
真言 オン シャレイ シャレイ シェンテイ ソワカ
意訳 准胝尊に帰命し奉る、起座し給え、発進し給え、吉祥成就。
555名無しさん@3周年:05/01/04 14:47:07 ID:nCcyUVoY
陰シツ録(いんしつろく) 石川梅次郎 中国古典新書 明徳出版社 
(秀吉の朝鮮の役の際の明軍の参事の)袁了凡の著書

p65 雲谷禅師を訪う。
『善行を積んだ家には必ず子孫に及ぶほどのあり余る慶福があるものである』

p67 雲谷禅師の教えを受く。
『御符を書く秘伝を知らなければ、鬼神に笑われる』と。

p95 福は己がつくる。
孟子が「王が、ほんとうに音楽が好んだならば、斉国は平和に治まるに近いであろう」・・・

p125 随縁済衆十綱目
第一は、人とともに善をなすこと。第二は、愛敬心を存すること。
・・・第五は、人の危急を救うこと。・・・第十は、物の命を大切にすること。

p158 畏心を発すべし
天地の神は上天からみそなわしており、鬼神を欺くことはできない。
・・・過の甚しいものには・・・災難を降し、軽い場合には現在の福を減損する。
・・・一点の燈火に照らされれば、千年のくらやみも除いてしまう。

p174−200 功過格キン[キンは疑の扁と欽の旁(つくり)](雲谷禅師伝)
556名無しさん@3周年:05/01/04 14:47:45 ID:nCcyUVoY
陰シツ録(袁了凡 著)の功格五十条(雲谷禅師 伝)
−略−
三十功に準ず
○一の受戒弟子を度す。
−略−

一善に相当する行い
○一人の人の善を讃めること。
○一人の人の欠点、悪いところを暴き立てないこと。
○人の非行の一事を諭しとどめること。
○一人の飢えを救うこと。
○正しい道を説いて、教化が人に及ぶこと。
○人畜の疲労を世話して回復させること一時。
○一匹の自然に死んだ鳥類畜類を埋めてやること。

百銭が一善に相当する行い。
(百銭になったときに一善とする。穀物や繊物類も金銭に換算)
○道路や橋を修繕すること。
○河川を通じ、井戸を掘って民衆を救うこと。
○寺社仏閣などの聖像壇宇や供養などの物を修繕すること。
○人の遺れた品物を返すこと。
○債務を免除すること。
○人を教化し救うための文書を施行すること。
○功徳を作って、非業の斃れて浮かばれない魂に回向すること。
○困っているものに恵んで賑わしてやること。
○倉庫を建てて穀物の価を調整すること。
557名無しさん@3周年:05/01/04 14:48:11 ID:nCcyUVoY
中国人生活倫理−功過格− 道教百話 窪 徳忠 講談社学術文庫 
p50 『功過格』善悪二行・・・勧善書。

『太微仙君 純呂祖師 功過格』
(抜粋)
兄弟にすすめてよいことをさせる。百功
妾をかわいがって妻をないがしろにする。百過
先輩を尊び、かしこい友だちと仲良くする。一日で一功
友達の危難を救う。百功
堕胎をやめさせる。二十功
一人を殺す。百過
医者が利益をむさぼろうとして人命を損なう。百過
毒薬をつくる。百過
一年のあいだ動物を殺さない。二十功
他人にすすめてひとつの悪事をやめさせる。一功
一冊の邪書を焼き捨てる。十功
他人の家庭のなかの争いをやめさせる。五十功
他人を誘って道楽者にする。五十過
一冊の邪書を出版する。五十過
誰も見ていないところでも悪いことをしない。一日で一功
公私を混コウする。十過
悪いと知りながらやる。三過
お経を出版して世に広める。百功
天の神や先祖をけがす。二十過
処女、未亡人、尼や女道士を犯す。三百過
他人の妻を犯す。百過
(以下略)
558名無しさん@3周年:05/01/04 14:49:10 ID:nCcyUVoY
江戸時代の相学(相法)の大家「天下第一の相師」水野南北

相学(相法): 人相を中心に手相や体相(体つき)などを
 総合的に見て その人の運勢の吉凶を占うものである

水野南北は
1757(宝暦7年)大阪生まれ
本姓は小埜(おの)で先祖が小野妹子という家伝
5歳で鍵職人の叔父に引きとられ、幼名を鍵屋熊太と名のった。
この牢獄時代に入牢者の人相の共通点に気づき・・・
明治の易聖・・・高島嘉右衛門(たかしま・かえもん)も獄中時代に
易を志す・・・不思議な一致である。
・・・見知らぬ托鉢僧から「剣難の相があり・・・出家以外にない」
と告げられた。・・・水野海常といい、のち熊太の師匠となる。
・・・決意した熊太は、鉄眼和尚ゆかりの禅寺(黄檗宗瑞龍寺)
を訪ねて入門を請う。
・・・1年間(一説に半年)・・・麦と大豆・・・入門させよう・・・
熊太は・・・守り通した。・・・海常は・・・
「剣難の相が消えている。大きな功徳を積みなさったな・・・」
食生活を変えた・・・陰徳になって・・・運命が変わった・・・
出家を断念し観相家になる決意をする。
・・・海常を師匠として・・・学び・・水野南北の名をもらう・・21歳・・
各地の深山幽谷に籠もる・・・25歳の時に、
奥州金花山(金華山)のほとりで喜仙人とよばれる仙師に出会い・・・
・・・寿命を保つ秘法・・・受法した。
・・大阪に戻り髪床屋の弟子や風呂屋の三助・・火葬場の焼場人足になり・・
1787(天明7年)に相師としてデビュー・・・
1834(天保5年)11月11日、大阪において78歳で死去。
門人らにより大阪・西天満の法輪寺に手厚く葬られた。
・・・都市計画で寺は尼崎に移り・・・京都・黒谷に移された。
559名無しさん@3周年:05/01/04 14:53:05 ID:I/4dea+5
古代インド・・・摩耶夫人の観相・・・(アシタ仙人)・・・
古代中国・・黄帝・・「霊枢経」・・医学・・春秋時代に分離・・・
三国時代には呉の孫権が「月波洞中経」・・・
宋の陳図南が麻衣道人から伝授・・・「神相全篇」・・・
明の袁柳荘・・・集大成・・・右ケイ「神相水鏡集」・石階「燕山相全集」・
虚々子「相理衡真」・達磨大師の「達磨相法秘訣」も流布した。
室町・応永年間・比叡山の天山阿ジャ梨が仏典をもとにして相法書を著している。
中国から「神相全篇」など・・・輸入、翻訳・・・。



★密教秘伝『西遊記』張明澄、究極の密教を語る 東明社 定価1800円
はじめに p3
功夫修行者・孫・悟空 p11 
   中国密教の四大法門 経典・功夫(カンフー)・実学・秘術の智慧
経典研究者・唐玄奘・三蔵 p111
戒律生活者・猪悟能・八戒 p193 
   『倶舎論』『十善戒経』
寺院布教者・沙悟浄・和尚 p219
   五体満足の五体は、力(腕力)精(精力)気(気迫力)
   神(感情を保つ精神力)識(決定能力や記憶力)
あとがき p235
   南華密教の修業
   持戒→持行→調身(体調を整える)→調気(集中力を身につける)→練気→
   練神→禅定(ぜんじょう:座禅)→三昧(ざんまい)
560名無しさん@3周年:05/01/04 14:53:32 ID:I/4dea+5
★密教秘伝『西遊記』と小周天 張明澄 篠原廣安 東明社 定価2000円
(篠原氏の廣は日偏がつく)

はじめに p9
鎮元大仙 p13
 恐ろしい外道の反撃 『阿含経』が説く孝 守るべき基本的戒律
 >神の居る所が廟 仏の居る所が寺 仙の居る所が観
 >『雑阿含経』の巻第二の中には、
 >如世人之所知 我亦如是説 所以者何 莫令我異於世人
 >『阿含経』
 >如汝於父母 恭敬修供養 現世名称流 命終生天上
白骨夫人 p35
 殉教とはただの犬死 『法句経』が説く仁 密教功法の第二段階
 >『法句経』
 >如蜂集華 不曉色香 但取味去 仁入聚然(曉の偏は日でなく女)
茎木狼星(茎は草冠なし)p53
 欲望と野心が大障害 『般若心経』の真意 心よりも体から
 >『般若心経』
 >色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是
金角銀角 p109
 お金は誰でも欲しい 『金剛経』のいう空 八卦の原理と調身法
 >『金剛経』
 >凡所有相 皆是虚妄 若見諸相非相 則見如来
 >詩褐(褐の偏は衣ヘンではなくニンベン)
 >一切有為法 如夢幻泡影 如露亦如電 応作如是観
561名無しさん@3周年:05/01/04 14:54:10 ID:I/4dea+5
密教秘伝『西遊記』と小周天 つづき。

青毛獅子 p149
 権威に盲従する勿かれ 『解深密経』と唯識 経絡の原理と調気法
 >『解深密経』徳本菩薩に教えた言葉
 >謂諸法相略有三種 何等為三 一者偏計執相 二者依他起相 三者円成実相
聖櫻大王(櫻は木偏なし)p193
 怒りの火は身を焼く 『椋伽経』と自在心 宝瓶気による呼吸法
(りょうがきょう:椋の旁(つくり)の京は、下が「方」で上が「四」の字)
 >『椋伽経』
 >雖有貪恚痴 而実無有人 従愛生諸陰 有皆如幻夢 
 >計著於自性 従諸声聞生 超度諸心量 如来智清浄
竈竜王子(だんりゅう・おうじ)p219
 聞く耳はいつも持て 『法華経』の説く宝 督脈と任脈と小周天
 陽火と陰符と転河車
 >『論語』 
 >勿以言挙人 勿以人廃言
 >『法華経』
 >「五百弟子受記品第八」「譬如貧窮人」以下の句。
あとがき p273
562名無しさん@3周年:05/01/04 14:54:45 ID:I/4dea+5
★新版 中国正統 五術占い全書 
明澄派十三代 張耀文 東洋五術運命学協会 佐藤六龍 
文研出版 定価5000円 

序章 正しい運命学 p25 
第一章 五術の基本思想 p57 
第二章 命による人間の理解(紫薇−斗数推命術) p99
第三章 命による人間の理解(子平・四柱推命) p225 
第四章 卜による事態の予測と処置(六壬−神課) p287
第五章 卜による事態の予測と処置(八門・奇門−遁甲) p355 
第六章 卜による事態の予測と処置(断易・五行易) p387 
第七章 相による物体観察 p441
 第一節 印相(一事の運命:使った時だけの運)
 第二節 名相(一期の運命:姓名判断・改名するまでの間の運)
 第三節 金面玉掌(一生の運命:人相手相・生きている間中の運)
 第四節 陽宅(一代の運命:家相・家に住む間中の運・世代をまたぐ期間の運)
 −−− 陰宅(一族の運命:墓相・地理風水・一族郎党の運)
第八章 医による病気の治療 p555
 第二節 方剤(薬物治療:漢方医薬・煎じ薬)
 第三節 鍼灸(刺激治療:はりきゅう・経絡・気孔)
第九章 山による人間の完成 p577
 第一節 山(仙道)について
 第二節 天丹法(築基法:座禅・呼吸法・体操・体力増強)
 第三節 地丹法(食餌法:食べて健康・強壮剤)
 第四節 符呪法(修密法:手法=手品で信用を得る・
     薬法=薬品などか化学反応で驚かせる・念法=御札と念力で威圧する)
 −−− 人丹法(房中術:異性を使った気力・体力の回復法)
 −−− 死法?(人の死を予測し利用するの法)
第十章 五術占例集 p629 
五術の総合的活用−−−「あとがき」にかえて『五術大法透貫』 p647