大麻を所持・栽培、上智大生ら8人を逮捕
神奈川県警薬物銃器対策課などが、都内や神奈川県内に住む上智大や明治大などの
男子大学生8人を大麻取締法や麻薬取締法違反容疑で逮捕していたことが15日わかった。
県警は薬物汚染が進むキャンパスの実態解明を急いでいる。
調べによると、大学生らは、同県三浦市、韓国籍の雑貨販売業の男(30)
(大麻取締法違反容疑で逮捕)らの密売グループから、大麻や薬物を譲り受けたり、
自宅で大麻草を栽培したりした疑い。合成麻薬(LSD、MDMA)なども使用した
疑いが持たれている。
大学生らは海外旅行で薬物を使用した経験から、薬物を入手し始めたとみられ、
三浦市の男以外にも、東京・渋谷のセンター街で薬物を手に入れるようになったほか、
自動車免許の合宿教習所で密売人グループを紹介されるなどして、入手ルートが拡大されたという。
県警は、三浦市の男から大麻を譲り受けていたなどとして、ほかに会社員や
無職の男6人を大麻取締法違反(所持など)容疑で逮捕、客になった大学生も
このほか数人いるとみている。
学生の大麻所持を巡っては、7月までに、中央大学の男子学生4人、
東京大学の男子学生1人が警視庁にそれぞれ逮捕されている。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040915i408.htm