α〓〓〓マリア崇拝の害について〓〓〓ω

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339おたあ ◆wHb3.gs/E2
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●ドイツ司教団は1月中旬「条約違反に関する17条要綱」をまとめローマ教皇庁に直訴した。
重病の床にあるピウス11世は彼らを呼び寄せ長時間話し合う。回勅「燃える憂慮を持って」を
ラテン語でなくドイツ語で準備、英仏伊にも訳しドイツ各地で秘密裏に印刷、各地の教会に配布された。
教皇と違いナチスの攻撃を恐れたパチェリはイタリア外相チアーノにナチ政権の態度が硬化しないよう
仲介を依頼するがナチ外務省は回勅をドイツ政府への挑戦と見做しヒトラーは5月1日演説で教会や
宗教教育等に対する国の援助を一切停止すると脅迫。
またシカゴ大司教が今までの教会人には無い激しさでナチスとヒトラーを批判、これに対し宣伝相
ゲッベルスは大衆を前に教会批判を行う。パチェリはナチ政府を宥めようと奔走するが教皇は7月訪れた
シカゴ大司教を歓迎し賞賛する。しかし回勅はナチスによる没収・関係した印刷所や出版者は閉鎖され
それ程広まらない。またヒトラーはこれから併合するカトリックの国オーストリアを併合しポーランドなど
東欧のカトリック教国を支配下に置こうとしており、ヨーロッパ全体に大きな組織を持つカトリック教会と
真っ向から対立しようとは考えていなかった

●1938年3月オーストリア併合、ヒトラーがその直後に訪問した際ピウス11世は会おうとせずナチス側は
侮辱としハンガリーのブタペストで開催された世界聖体大会にドイツ信徒の参加を禁じ、集会についての
報道も禁じた。パチェリは大会を司式し、当時ナチスへ傾倒し反ユダヤ主義のB・イムレディ首相下、
反ユダヤ・親ナチ的雰囲気の中で反ユダヤ的説教と演説をし、共感を持って受け容れられた