明治二十二年一月十五日 午後十一時十分
本席御障りに付再度伺
さあ/\うん/\、さあ/\/\/\前以って、さあ/\前以って、まあひょっとの心、
めん/\さっぱりと思わく立たんから潰そと言うて、あちらへ廻りこちらへ談示して。
さあ/\しっかり聞け。何時分からん。何時人間というものは、分からん者に分からん者が付く。
世界の悪肥え、だん/\思やん付け。天理教会やってみよう。一つ道だん/\悪が添い、天理教会、
めん/\も天理教会同じ一つの理を祀る。皆人間の心を寄せ、だん/\心を寄せて相談する。
分かり難ない中に思やんある。何名の中多くの中、一人の身一つ計らう一つの理に、
又計らえばよかろう/\/\。さあ/\よかろう/\。どうでも一つ運ぶ処、悪の司今に吹かそうか、
明日に吹かそうか。日々押されたる悪、とんとさっぱりなあ外れた。又中に悪一つ立て替え。締まれ/\。
何でもめん/\何でも一つ集めて来る。相談々々、悪の相談して居る処が見えてある。知らんから身に知らせある。
この理、諭して置かねばならん。余程用心頼む。すっきり出せん。悪の処悪の理が寄って居る。
さあと言えばさあと言う。おうと言えばおうと言う。日々悪がめん/\手柄と言うから、用心手当せねばならん。
日の暮れ/\用心せねばならん。朝の処どうしても居られん。日暮日暮何処から始まるかも知れん。
悪が取って了うたら、一名一人ばら/\。一名の手柄して了もたら、おうと言えばおうと言う。夕景々々どうもならんで。