100 :
我 ◆82SSORBSMo :
いのちのことば社
「これからの世界情勢と聖書の預言〈改訂新版〉」より
宗教的バビロンについて
創世記10章および11章には、ニムロデという人物がバベル、すなわち後のバビロンの建設者であったと記されている。
古代の記録によると、ニムロデの妻は偶像崇拝の宗教を始めた女大祭司であった。彼女は奇跡的に妊娠したと主張して、タンムズという息子を生み、「彼こそは民の救い主である」と人々に教えた。
その宗教は、その後各地に広がり、人々は天の女神が救い主である我が子を抱いている像を拝むようになった。そのような偶像は、古代世界のあらゆる所から発掘されている。
古代の人々はこの母子像を礼拝し、聖水を注ぎ、さまざまな宗教儀式を受けることによって、罪が清められると信じた。このタンムズはその後、野獣によって殺されたが、後に生き返ったと伝えられた。
旧約聖書の時代に、イスラエルの一部が「天の女王」のための供えのパンを作ったり(エレミヤ七18)、天の女王のためにいけにえを捧げたり、(同四四17−19 25)、
タンムズのために泣いたり(エゼキエル八14)したことによって神の怒りを受けたが、考古学者たちは、イスラエルを悩ませたバアル崇拝がタンムズ崇拝と同一であったと考えている。
このバビロンの母子礼拝は古代世界に普及し、それぞれの場所で少しづつ異なった形態をとったが、多くの古代史研究家たちは、この宗教がローマカトリックのマリヤ崇拝の基盤になったことを指摘している。
ヨハネの黙示録十七章の「大淫婦」は、「七つの山の上に座っている」と記されているが、ローマの都は、歴代「七つの山の上の都」と呼ばれてきた。
これらのことから、「大淫婦」とはローマカトリックを中心として、リベラルなプロテスタント・グループや世界のあらゆる偶像礼拝の宗教を含む、患難時代における世界的な宗教連合体を指すものと思われる。
101 :
我 ◆82SSORBSMo :04/09/27 18:25:56 ID:TygIs4cF
高木慶太は良いこと書く