>>595 処女懐胎の教義は、聖書の言語のアラム語「未婚のおとめ」がギリシャ語70人訳に
翻訳される際に「処女」と訳され、その結果誤解が生じたというのが一般的な解釈です。
当時の戒律では、男女とも司祭階級の子弟は結婚する時期が決められており、それ以前
に男女交際をしたり妊娠する事は厳しく禁じられておりました。
もし「未婚のおとめ」が妊娠した場合は、非嫡出子として扱われました。
すなわちイエスさまの誕生に当たっては、彼が未婚の時期に身ごもられ誕生した、
と解釈するのが誤解がなくて宜しいかと思います。相手はヨセフだと思います。
このあたりの話はむしろ常識に属するものです。
聖母マリアは、有力な司祭の一族の出身であり、父ヨセフはダビデの王統の子孫。
イエスさまと洗礼者ヨハネはいとこ同士です。
カソリックの教義に関する議論は、過去2000年繰り返し行われております。
それをここで逐一述べるのは「筋違い」かと思いますが如何でしょうか?
何しろ「トマス・アクイナス 神学大全」から始めても膨大な分量に登ります。
カトリックすれでどうぞ。