【カルト】聖シャーベル修道会/リトル・ペブル【2】
2005年2月15日 日中 マリー・マドレーヌ米良律子が、刈谷市の
ハウスチャーチから、両親の工作により、愛知県警刈谷警察署の警察官の
介入のもと千葉市内の自宅に連れ去られてしまいました。現在、千葉市内の
自宅にいるものと思われますが、その消息は不明です。
「マリー・マドレーヌ米良律子」:
未熟児網膜症のため全盲の34歳女性です。皇室について天からのメッ
セージを受けました。さらに、イエズス・キリストの御受難を肉体的に苦し
んでいる神秘家です。体中に激痛があり、日中の多くの時間をベッド上で
すごすことを余儀なくされたいました。また、本人によれば、小癲癇(しょ
うてんかん)の発作があったり、両親からの肉体的・精神的暴力をしばしば
受けて成長したとのことでした。身体障害者福祉法による身体障害者1級
一種・身体障害者手帳を所持しています。また、障害者本人が受け取る障害
基礎年金を受給しています。彼女は、音楽大学声楽科を卒業しています。
また、自らのCDも出版しています。
2004年9月、ハウスチャーチに、本人が1万円を寄付したことに両親
は激怒し暴力も振るわれたとのことです。結局、両親は本人を勘当してしま
いました。本人は、両親の虐待を回避するために一人で、着の身着のままの
状態で、新幹線で三河安城まで逃避してきました。さらにハウスチャーチに
保護援助の要請をしてきました。ハウスチャーチとしては、会則上、女性を
受け入れることが困難でしたが、今回は、本人の生命にもかかわる重大な
事柄であることから緊急避難的な意味もあり積極的に保護することにしまし
た。本人の身体状態はやせ細り、一見、男性なのか女性なのか見分けがつか
ない程でした。時々、母親と電話で会話すると、全身硬直状態におちいり、
小癲癇の発作が出現することもあり、さらに、保護をした頃はチック症状も
激しく、よく顔面をしかめていました。言うなれば、肉体的・精神的に強い
ストレスを感じている状態でした。そのため、医療機関に受診することが
必要になりました。そこで、両親に連絡し保険証を送付していただくよう
依頼しましたが、一向に連絡がなく、やむおえず、本人の意向によって、
名古屋市瑞穂区内にいる共同体の仲間の親の同居人ということで、住民票の
移動と国民健康保険への加入を行うことになりました。その後、父親から
電話で当ハウスチャーチに対して、「障害年金等の金銭にかかわる損害を
どうしてくれるんだ、住所を変えると税金にも影響がでるんだぞ、おぼえて
おけよっ!」と脅迫的内容の連絡がありました。
しかし、@本人は修道女に
なりたいという強い意思があること、さらに、Aハウスチャーチで保護をし
たとき、本人が聖シャーベル修道会の本部に、自らの著名にて、修道女にな
りたい旨の申請を行っていること。Bその意思表明が受諾され、刈谷市の
共同体で、修練を行うことが本部から許諾されたこと。そのため、名古屋の
ハウスチャーチで彼女との共同生活がはじまりました。彼女がハウスチャー
チに来てから、数ヵ月後、体重が10キロも増加して、他の修道者や共同体
の仲間によく冗談を言うようになりました。また、集会などにも参加してい
ました。ところが、2005年2月15日 突然彼女はハウスチャーチから
消えてしまいました。その後、本人の所在は、千葉県の実家と解り、2月
19日に実家を訪問したが、結局本人の意思を両親は無視、拒絶し続け、さ
らに、警察や福祉担当者は本人の意思確認や安否確認さえ怠っていました。
私達は、刈谷警察や千葉市稲毛区役所福祉サービス課を中心に様々な機関に
連絡し本人の安否確認と、安心安全にすごせる環境に迅速に移すこと、本人
の意思確認を行うこと、などを強く主張していますが、いまだに、明確な
対応がされていません。これらの事象は、警察によれば家族の問題である、
とこのときばかりは民事不介入の原則を貫こうとします。また、福祉事務所
の担当係長は、本人の安否確認さえ怠り、かつ、本人が今後どういう人生を
望んでいるのかを確認しようともしません。父親は、名古屋の聖シャーベル
共同体に関して、警察組織には、カルト教団であり、娘がさらわれたと強く
主張していて、警察は父親の意見のみ受け入れ行動に移しています。本人に
対する、明確な意思確認もしないままに、いうなれば、両親による完全な
人権侵害に警察権力が手を貸していると言わざるおえません。さらに、重大
なことは、愛知県警・刈谷警察署の署長及び刑事課が関与しているにもかか
わらず、明らかに不法侵入である事案に対して被害届を受理しないという
顛末になっています。
【問題点】
@謎の4人組が刈谷市のハウスチャーチの敷地内に不法侵入し、彼女を引き
ずり出し、連れ去った。
A刈谷警察署に数回、「不法侵入の被害届け」を申請しても「事件ではない」
と言って拒否されました。警察の担当者に、被害届けを受け付けない理由
を公式の文書にして私たちに渡してくれるように頼んだのですが、「上の
者と相談の結果、それもできない」とさらに拒否されました。
・警察の担当者の証言
住民からの通報でパトカーが現場に行ったが、すでに当事者たちはいな
かった。
・家主の証言
警察署に呼びつけられ、家の鍵を開けるようにと要請されたが、断った。
連れ去りの現場を家主は見ていないが、家主の娘さんは、その強制連行の
現場を目撃していた。マリー・マドレーヌ米良律子が連れ去られたあと、
警官が家の中に入り、ストーブを消した。最後に家の鍵が開けっぱなしで
はまずいということで、家主が鍵を閉めさせられた。後で「どんな連中に
家を貸しているんだ!」としぼられた。
B2月19日の寒い夜、マリー・マドレーヌ米良律子が3時間も裸足で雨に
ぬれながら、閉じている家の門の内側からフェンスにしがみつき、「今晩、
殺されるかもしれないから、中立の立場のところに保護してほしい!」と、
両親から受けた暴力を説明して哀願するのを完全に無視しました。
【両親からの虐待について】
両親からの身体的暴力は、約7年前に始まりました。その理由は、プロテ
スタント教会で洗礼を受けた彼女が、仏教徒である両親から仏壇で祈る事を
強要され、それを彼女が拒否したことがきっかけでした。その後、約6年間、
暴力による脅威のため彼女は教会に行くことができなかったのです。虐待は
時に血を流すほどで、近所の人が心配して見に来ることもありました。彼女
は「一番つらかったのは、教会に行かしてもらえなかったこと」だと私たち
に話しています。
彼女は1990年、今から約14年前にローマ・カトリックのシスターに
なりたいという望みを持ちました。去年6月に、彼女はインターネットで
ローマ・カトリックの修道会の私たちを知り、Eメールを送ってくるように
なり、9月8日に初めて一万円を私たちの出版事業に寄付しました。彼女の
Eメールを盗み見した両親が、そのために彼女にまた身体的暴力を加えまし
た。そして両親は9月15日に、「籍を抜く」と宣言した上、彼女を家から
追い出しました。一回分の着替え、一食分のパン、旅費・生活費8万円が
彼女の持ち物の全てでした。行く先のない彼女は、阿部哲朗に「一緒に住ま
わせてください」と頼み、彼は彼女のために一室を提供しました。全盲の
彼女への人道的保護でした。そうしないと野垂れ死にするところでした。
その後、5ヶ月間、誰からの援助もなく、彼女の全ての面倒は私たち二人が
見ました。
神秘家である彼女は、ほんの少ししか食べないのにもかかわらず、私たち
のところで5ヶ月間で10キロふとり、標準体重に達しました。こちらに来
た時は、少年のようなやせた体、つやのない髪、顔にあらわれたチック症状
が特に目立ちましたが、女性としての体型に戻り、髪につやが出て、チック
も顔から消えました。両親と住んでいる時は、不眠と小癲癇と大腸炎に悩ま
されていたのに、私たちのところではその全ての症状が消えました。
しかし、パジャマのまま家から引きずり出されて、両親のもとに連れて行
かれた後は、抵抗して暴れまくり、絶望におとしいれられ、「火をつけて
死んでやる!」と叫んでいます。まさに天国から地獄へ行ったのです。父親
は、全く正常な精神の彼女を精神病院に入れようとしました。彼女は健全な
精神を持っているばかりか、音楽大学を出た優秀な才能の持ち主です。
両親のもとでは、完全に外界から遮断された監禁状態で、殺害される危険
と自殺する危険が現実にあるのです。実際、2月19日に、彼女が千葉の
警察官1人と刑事2人に訴えていた内容は、「父親が殺そうとして首をしめ
た。母親がハサミで両目をつこうとした」などで、彼女を両親の意向に従わ
せるために虐待がさらにエスカレートしていることを示しています。それに
対して父親は「娘にそむかれて、殺意をいだくのは当然だ」と言い、母親は
精神的・肉体的に娘に加えている暴力を「しつけ」だと言いました。虐待の
自覚がないまま、虐待がエスカレートする典型的なケースです。
私たちが留守の間にハウスチャーチから連れ去られる3日前、つまり私た
ちが奄美大島に伝道旅行に出発する時、彼女は「私、今はじめて『生きてい
る!』って感じがする」と私たちに言いました。
今、「虐待の家」にいることは彼女にとって精神的な死です。一人ひとり
の人間に与えられている、信教の自由、職業選択の自由、居住の自由などの
「生活していくための権利」が大きく侵害されているのです。日本国憲法で
保障されている基本的人権を蹂躙されている彼女を、どうか皆さんに与えら
れている「タレント」を活用して助けてください。日本国内では、自分の
家族と一緒に生活している、身体・知能・精神に機能的な障害を持つ成人の
方で、家族や周囲の人から虐待を受けている人たちの人権を積極的に擁護し、
ひとりの人間として生きていけるために生活を支援していける実質的な法律
が存在していません。また、それを、実践的に活用していける人材が存在し
ていません。それは、様々な障害を抱えた人たちや、その家族に対する人々
の関心がとても低いことが、「虐待」を生む原因の一つではないかと思いま
す。どうか、皆さんが自分の「好きなこと」に関心を向けるように自分が
「忌み嫌うこと」にも関心を向け、この無関心というネガティブな現象が
一刻も早く消えていくように協力し合いましょう。
829 :
名無しさん@3周年:2005/03/29(火) 13:16:38 ID:EgEFwzK0
それでは失礼します。