【毛綱】 浄土真宗 燃えスレ  晨朝  【唐門】

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537名無しさん@3周年
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======== | .∴ ノ  3 ノ  < ああ 聖人先生!。似非壇家の鎮魂曲を歌おうよ〜。
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==========ヽ ヘ  )  ずんずんずんずんずんずんずんずんずんずん ハァハァ
==========ノノ `J

538名無しさん@3周年:03/10/18 21:03
 僕は背筋を延ばし、腹式呼吸で息を整えながら念仏をする。声は非常に小さい。
僕は、禅寺では座禅の時、目を開けろと教えられた。ところが僕の場合、視神経の
奥が大きな力で収縮を始める。上半身が自然に揺れだし、目は開けられなくなる。
それがいいのか悪いのか分からないが、僕の体は生理的にそう機能する。座禅し
て念仏していると、そうした中で、忘れていた情報が意識に上がってくる。意識に上
がってくるのは、念仏を止めた後ということも多い。突然はっと浮かび上がってくる。
この瞬間は自分の腹が決まるときだ。
 座禅して念仏を称えると、脳の一部が感じていた危機感が全身に行き渡る。全身
がその危機に向かって臨戦状態に入る。全身が特定の重大事項に向かって解決
策を考え出す。念仏は、体内での情報の流動化を促す。
 人は心理的に多くの殻を持っている。心理的な殻は、人間にとって防衛本能上必
要なんだろう。だから存在するんだろう。僕はそう思っている。心理的な殻は悪いも
んじゃない。むしろなければいけない。しかし、人生の危機に立ったとき、その解決
に向かってこの殻が非常に邪魔をすることがある。何重にも囲まれて顕在意識に
上らなくなった重要な情報が、意識の殻の奥で死蔵されている。また、無意識界も
含めて全身で考えて対処しなければならないのに、顕在意識が感知している危険
情報が、無意識界に伝搬しない。称名念仏は、そうしたとき情報の流動化を促すよ
うだ。
 腹式呼吸して念仏を称えていると、背中の動脈流が横隔膜のリズムに乗って脳を
圧迫する。背中の動脈流が背中の血管を激しく上っていくのを感じる背中に感じる。
体中の血液が脳をリズミカルに膨張・収縮させる。この動きが、脳の中で血流れが
悪くなっている血管を物理的に刺激し、そこにも大量の酸素を伝搬する。僕は素人
的にそう解釈している。これによって脳が活性化し、眠っていた能力が目を覚ます。