果たしてオウム(アーレフ)の教義は完璧か?九

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180名無しさん@3周年
衝撃!!

オウム「禁断の」教義本発見 苫米地英人氏インタビュー記事
(実話ナックルズ5月号)

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『実話ナックルズ』に苫米地英人氏がまたまた登場!

・灘高→東大医学部 元オウム最高幹部 石川公一周辺情報
・オウム関連タネ本情報
「ある脱退した最高幹部から、催眠によってごく一部の人間しか入れない麻原の部屋を再現させ、
 彼の本棚にあった本をいくつも探し出した」

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181名無しさん@3周年:04/04/24 15:00
 逃げ場のない地下鉄車内で労働者を大量虐殺し、弁護士と妻、その幼子を皆殺しにし、
定年退職をむかえささやかな老後を送ろうとしていた公証人を骨ごと粉砕した、オウム真理教。
彼らを突き動かしたのは、麻原の洗脳によるもので、私たちはあらためて
洗脳の恐怖を思い知らされたものだった。そのオウム信者の強固な洗脳を解こうと、
ここに脳機能学者・苫米地英人氏が登場し、次々と解いていったのは記憶に新しい。

■麻原と同調したその結果は……?

 オウム真理教教祖・麻原彰晃の死刑判決がくだされたその日、最強の脳機能学者・
苫米地英人氏が麻原の状態を探るべく、脱洗脳のメカニズム、ホメオスタシス同調効果
による麻原との同調を試みたのである。
オウムがもっとも恐れる人物・苫米地英人氏がおこなったホメオスタシス同調効果
と聞いて、本誌の熱心な読者はピン!と来るだろう。昨年末、迷宮入りとささやかれる
世田谷一家殺害事件の現場に立ち、真犯人と同調したことを。
ではいったい、ホメオスタシス同調効果とはどんなものなのか、簡略に解説しておこう。

【ホメオスタシス同調効果】人間には、まわりの環境に同調させて生命を維持する機能が
そなわっている。暑ければ汗を流し体温を下け、寒ければ毛穴を閉じて体温を保とうとする。
このように環境に同調しようとする作用は、じつは肉体だけでなく、精神世界にもおよび、
それがホメオスタシス同調効果である。催眠術で、「肩に手を乗せるとあなたの右手が上がる」
と心の内部表現に書き込むと、人間はその書き込みをふくめて調和を保とうとするので、
つい右手が上がってしまう。洗脳はまさに内部表現に書き込み、心を自由にあやつるテクニックである。
苫米地氏は、一種の自己催眠状態によって、殺人現場や裁判所付近て相手か置かれた心理に
みずからを同調させて、プロファイリングを試みるのだ。
182名無しさん@3周年:04/04/24 15:01
■”俺は死刑になるんだ”とわかって恐怖心が出てくる。だから幼児退行して逃げるわけです。

苫米地  麻原は幼児退行をしてますね。意図的にしてるのか死刑が怖くてしてるのかはわからないけど。
拘置所のなかで、『俺は神である』と信じ込んでいるときと、ただのおっさんになるときがある。
すると”俺は死刑になるんだ”とわかって恐怖心が出てくる。だから幼児退行して逃げるわけです。
死刑の恐怖から逃れるために、ひとつの人格に徐々に自分を変容させているのでしょう。

---- 村井秀夫幹部とも同調したときがあったと聞きましたが?

苫米地  ええ。あれはオウム青山道場で村井幹部が刺殺された直後、たまたま私もあの近くに
住んでいたものですから、ホメオスタシス同調効果を試みたのです。あのとき、”熱い!”といった
体感を感じて、それほどの痛さを感じていなかった。

---- いまだに謎の多い事件でしたが。

苫米地  基本的にはオウムが地下鉄にサリンをばら撒いたのも、村井幹部を殺したのも、実際は
麻原の逮捕を免れるため、それだけのことです。だから当時、村井は口封じのために殺されたというけど、
それはたしかにロ封じなんだけど、本質は単純に麻原を守るため、それだけです。ここで村井が死ねば、
また警察の矛先はオウム以外に行くだろうという。オウムは犠牲者だというふうに思われるように。
オウム以外に捜査がいくと、また麻原の逮捕か延びるだろうと思ったのです。
そのために村井に犠牲になってくれという。

---- 逃亡犯の高橋・菊地・平田の3名の逃亡先は同調できますか?

苫米地  菊地と高橋はなかなかできないのです。もしかしたらオウムとの関連が噂されている
北朝鮮に行っているのかもしれない。平田の場合は、国松警察庁長官狙撃事件で現場にいたとされてますが、
あのあとで同調してみると、コンビニで買い物している姿が浮かぶんです。
ということはまだ国内にいるはずです。
183名無しさん@3周年:04/04/24 15:03
---- この前、話を聞いたとき、苫米地氏は「林郁夫受刑者や井上嘉浩被告は洗脳から解けていない」と
断定してましたが、いまもそう確信しますか?

苫米地  はい。井上嘉浩被告もそうですが、洗脳を深く受けた確信犯的信者は、どんな演技でも
しますからね。裁判官の前でいくらでも泣ける。麻原への帰依の表わし方はその環境に合わせてやるのです。
ヴァジラヤーナを信じていれば、法廷にいる麻原彰晃は麻原ではない。麻原という魂は天界にいるから、
法廷にいるのは抜け殻だと思っているのです。だから井上嘉浩被告が法廷で本人を前にしていくらでも
罵倒できるし、なんとでも言える。"私の信じている麻原はとっくに解脱して天界にいるのだ"と思っている。
彼らは麻原という神に帰依しているけど、イエスの亡骸と同じで、本人だと思っていない。天界にいると
信じている。林郁夫受刑者もその可能性は否定できない。ところが深く洗脳されていない信者たちは、
物理的な麻原を拝んでいるから、麻原の死刑判決がでてゆるんでいるのです。判決が出る2週間前頃から、
親からの脱洗脳依頼が増えています。死刑判決が確定しただけでぼろぼろ家に帰りはじめているから、
死刑になったらやめる人が増えるでしょう。
184名無しさん@3周年:04/04/24 15:05
185名無しさん@3周年:04/04/24 15:40
■中沢新一氏の「虹の階梯」こそオウムの教義そのものだ。

---- オウムの教義となったタネ本もここにきて指摘されていますね。

苫米地  オウムの教義は中沢新一氏の唱えた物そのものです。中沢氏の書いた『虹の階梯』です。実際に
麻原は獄中からも取り寄せています。氏がどう思っているかに関わらずオウムにとっては中沢新一氏こそ
オウムの教義そのものといっても過言ではないでしょう。オウムの教義編纂の中心人物でもあった石川公一元幹部
が中沢新一氏のいる中央大学へ再入学したのも記憶に新しいところです。ほかにもタネ本はあります。
これは私がある脱退した最高幹部から、催眠によってごく一部の人間しか入れない麻原の部屋を再現させ、
彼の本棚にあった本をいくつも探し出しました。その中で、麻原がもっとも影響を受けた書物がこれです。

苫米地氏は青色の本を差し出した。

『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』(ダンテス・ダイジ著/森北出版)

苫米地  この本は、オウムの一番のタネ本です。佐保田鶴治氏の『ヨーガ根本経典』も麻原が獄中から
取り寄せた本として知られていますが、コアのヨガ的な洗脳の一番のエッセンスがちゃんと入っているのが
この本なのです。この書がオウムのタネ本であることはここで初めて紹介するわけですが、ここであかすことは
きわめてリスクがあります。なぜなら、これを読むとカルトをつくれるから。
これだけでつくれてしまうのです。ですからずいぶん悩みました。しかし、オウムの洗脳を暴くためにも、
あえて決断しました。このタネ本はオウムの高弟たちのごく一部しか知り得ません。

まさに禁断の書とでもいうべき書物がいまここにはじめて公開されようとしている。
中を開くとヨガの図解、自己と宇宙の関係図、といった一見、宗教的な内容である。
186名無しさん@3周年:04/04/24 15:44
■オウムの狂気を予言した本─麻原は著者「ダンテス・ダイジ氏」と同調したのか?









187名無しさん@3周年:04/04/24 15:45

洗脳を取り上げる際にしばしば登場する「変性意識」というものがある。変性意識とは、言い換えれば
「心ここにあらず」といった状態である。映画館で「ロード・オブ・ザ・リング」を観れば本物の世界のような
体感を得るが、映画館から外に出れば現実に引き戻される。変性意識とはまさに映画館で映画を観ているような、
現実よりも空想の世界にリアリティを感じてしまう、前頭葉が発達した人類特有の心理状態である。
洗脳を受けた人間は、まさに現実社会よりも空想の世界にリアリティを感じて生きているわけだ。
そして、通常なら映画館を出れば醒める空想の世界に永続的に閉じ込められているのだ。
188名無しさん@3周年:04/04/24 15:46




苫米地  変性意識はヨガでも強烈な物が作れますが、麻原はヨガ以外にも、催眠を勉強したり、
自己変革セミナーの洗脳法を学んだりしています。催眠はかなり下手くそだったらしいですが、そして最後に
ぶち当たったのが薬物、LSDでした。これならヨガで時間と労力がなくてもいくいらでも洗脳できる。LSDを彼自身
ものすごく使っている。使わせたのが石川公一元幹部です。麻原はLSDでトリップしたとき
”宇宙の果てまで行ってウンコ漏らした”と感想を述べているほどです。
LSDはかなり脳がやられる。おもいっきりドーパミンを出します。依存症というランクは低いが、脳のドーパミン
経路を壊してしまうのです。気持ちいいセックスしたときのドーパミン量が100、アルコール飲酒で200、
ヘロイン300、コカイン400、覚醒剤1000、LSDが2000から3000もあるのです。オウムの洗脳は、
LSDによる薬物洗脳に特徴があります。洗脳は変性意識を生成することが必要不可欠ですから、LSDは特に洗脳効果
があるのです。勿論過呼吸はヨガでも作れます。特にヨガはとてつもない変性意識をつくれるので、やっていると
メチャクチャ気持ちいいとかあるいは逆にすごく痛い、怖い、といった感覚を容易に作れるのです。
オウムのやるヨガはまさに身体的洗脳です。
そういった一連のヨガ教義と洗脳の橋渡しのタネ本となったのがこの書です。
実際にこの書に書かれていることをやると強い変性意識を得られ、幸福感を得られるのですが、
失敗すると自殺したり発狂したりする危険性があります。
もし読もうとするなら、私が主催する苫米地ゼミでトレーニングしてから実践してください。
苫米地ゼミではあらゆる洗脳から自身を守る自己の束縛からの解放技術と
苫米地流ホメオスタシス同調技術を教えています。
189名無しさん@3周年:04/04/24 15:51
冒頭にこんな恐ろしげな一文を発見した ― 。

「本書を読むにあたって本書を読み、自己流に解釈して本書中の瞑想行を行い、正しい結果が得られなかった
としても(心身に異常を来たしたり、発狂や死の結末を迎えたりすること)、それはあくまでも本人の責任に
帰するものであることを弁えること。できれば正師について正しい指導の下に行ずることが最も望ましい」
ダンテス・ダイジ氏の経歴を見ると、1987年に37歳という若さで突如、亡くなっている。


苫米地  麻原はこのタネ本の注意書きを守らずに、あんなことになってしまったのです。

ホメオスタシス同調効果は、病人と健康人が長い間一緒にいるようなときでもおこる。
病人はいくらか健康的になり、健康人は健棄を害していく。
狂気の人物を教祖と仰ぐ集団はまさに狂気の男と同調をおこしていたのだった。(文中敬称略)


                                         実話ナックルズ5月号



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オウム事件とその周辺は、日本の陰謀ウォッチャー最大のネタ。 今後もずっと観察中。
Conspiracy Watch http://conspiracy.exblog.jp/
190名無しさん@3周年:04/04/24 21:35
>>180-189
>>180-189

オウム「禁断の」教義本発見 苫米地英人氏インタビュー記事
(実話ナックルズ5月号)

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『実話ナックルズ』に苫米地英人氏がまたまた登場!

・灘高→東大医学部 元オウム最高幹部 石川公一周辺情報
・オウム関連タネ本情報
「ある脱退した最高幹部から、催眠によってごく一部の人間しか入れない麻原の部屋を再現させ、
 彼の本棚にあった本をいくつも探し出した」

>>180-189
>>180-189
191名無しさん@3周年:04/04/25 01:53
---- 洗脳のメカニズムとは?

苫米地  洗脳のメカニズムのひとつは、トリガーとアンカーといって、例えば"ライターの火を見ると
踊り出します"と催眠術をかける。ライターの火は"トリガー(ひきがね)"、そして踊り出すことは
"アンカー(錨)"です。洗脳された信者たちには、麻原の顔やマントラがトリガーであり、信仰に従うと
気持ちよくなることがアンカーとして埋め込まれているのです。ただ、催眠だとアンカーとトリガーの関係は
長続きしないけど、これを永続化させるのが洗脳のひとつのテクニックです。例えば信仰に疑念を抱くと、
修行中に見せた死体ビデオを思い出して恐怖に震えるアンカーが埋め込まれているのです。オウムが
死体ビデオを見せる表向きの理由は、"人間はどんなに外から美しく見えても実際はこうなる”というのです。
仏教的なことを教えているかに見えて、腐乱死体を見せる裏の理由は、じつは全部アンカーとして使っている
のです。LSD投与下で腐乱死体のビデオを徹底的に見せ、恐怖心を植え付ける。教祖に対して疑う疑念をもったら、
体がブルブルブルと歯がガチガチと震えてしまう。洗脳は裏の理由を説明したら洗脳にはならないのです。
192名無しさん@3周年:04/04/25 01:54
オウムの洗脳をふくめ一大体系を作り上げたのは、法皇官房の石川公一元幹部その人です。石川元幹部は
地下鉄サリン事件の謀議をしたリムジン謀議の場にもいました。これは証言されています。また、そのリムジン
謀議がサリン謀議として今回の麻原の第一審で初めて認定されたことは記憶に新しい所です。その認定された
サリン謀議に参加したにも拘わらず何故か罪に問われず、いまも社会で生活をしています。灘高から東大医学部を
出た彼こそ、オウムの洗脳を作りあげた張本人です。ナルコとニューナルコ。ニューナルコは記憶を消すやつで
ナルコは自白させる。これを発明したのは、林郁夫みたいに言われてますが、違います。これを発明したのは、
石川公一元幹部です。麻原の側近中の側近は、石川公一元幹部なのです。またオウムの教義を作り上げたのも
石川公一元幹部です。麻原の側近中の側近であり、麻原のブレインは石川公一元幹部その人なのです。
現在、石川公一の面倒を見ているのは、オウムや被害者の救済をする立場にある阿部三郎管財人です。被害者を
今の立場に追いやった中心人物の一人である石川公一元幹部を、被害者を救済しなければならない阿部三郎管財人
が面倒を見ているというのは日本特有の現象といえるでしょう
(阿部氏は何も知らずに石川公一に同情したようです。石川公一は、『爺殺し』はうまいですからね)。