α〓〓〓マリヤの絵を焼却炉に放り込め〓〓〓ω

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15名無しさん@3周年
「ウソ!だって隣の男の人30くらいじゃない?」
大袈裟に驚いた彼女の声が、全身を硬直させている僕の身体を突き刺します。
まるでこの歳まで童貞であることがいけないことのような彼女の言い方に、
僕はたまらない気持ちになりました。
「間違いないって。俺見たんだよ・・・」
ビデオをばらまいてしまった時の事を、彼氏が彼女に説明しています。
やはり、気付かれていたのです。
「あの歳でドーテイ?なんか笑える!」
その一言で、僕は崖から突き落とされたような気分になりました。
いま僕は、あの可愛い年下の女の子に童貞だということを知られ、
はっきりと馬鹿にされ、笑われたのです。
全身、汗でびっしょりです。
心臓の鼓動が異様に早くなっているのが分かります。
「俺らのエッチ聞きながら、しごいてたかもな!」
「えー気持ちわるーい」
彼氏と彼女は笑いながら、僕を馬鹿にし続けていました。
「今日も居るはずだよ。隣から物音聞こえてたから」
「えー、やっぱり聞かれてるんじゃない?」
「そういえばおまえが来てから急に物音しなくなったな。
たぶん間違いないぞ」
「あはは。ドーテイ君、聞こえますかー?」
僕は息をひそめながら、彼女の口から発せられる
屈辱的な言葉に打ちのめされ続けていました。