☆エホ証と福音派とリベラルの聖書解釈☆Part5

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 「神の母」の呼称は、
プロテスタントとカトリックの両派に所属を決める決定的な違いである。

 これはラテン語のキリスト教思想信条の文言(もんごん)「マーテル・デイ」に
起因する。

 しかし、これは西方教会(ローマ総主教かつパパ[教皇]呼称の教区)の
イエス・キリスト教会の東西分裂前に
東西ローマ帝国の宗教会議(公会議・総会議)で
コイネーギリシア語で決定したにもかかわらず
西方教会が
コイネー・ギリシア語からラテン語に翻訳した「マリア呼称」の問題にある。

 教会の決定ギリシア語の原文は「テオ・トコス」で日本語直訳は「神・生み者」である
ラテン語と日本語直訳の「神の母」はギリシア語の「メーテル(メテラ)・テオス」で
違う語彙になる。

 これは明らかに誤解を招く翻訳であり、マリア神格化の異端的要因である。
東ローマ(ビザンチン)帝国から総主教を継承したロシア正教より
日本へ伝道に来た亞使徒ニコライ・カサトキンと
弟子の日本人聖職者の共同翻訳によれば、
ギリシア語・ロシア語の直訳を用い「生神女(しょうしんじょ)」である。

 しかし翻訳後に反し正教の礼拝での祈りの文面は
カトリックと同様のマリア崇敬、イヤむしろカトリック以上のマリア崇敬である。