死後の世界と輪廻転生について

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508仙人
人間の死後すなわち霊の世界について考えよう。

点が一列に並ぶと線になる。これを一次元という。
次に線が並ぶと面になる。これを二次元という。
また、面が並ぶと厚みが出来、立体となり、三次元という。これが空間を意味する。
しかし、立体写真のようにこの空間の中の一点はその場から動くことは出来ない。
では、この三次元すなわち空間が並ぶとどのようになるか。それが時間である。
これが四次元である。ちょうど、立体映画のように、空間を移動することが出来る。
しかし、過去に戻ることはできない。人間はこの四次元に住んでいる。
しかし、四次元が最後なのだろうか。

ここで五次元を考えてみよう。この世界が並ぶのである。それは何を意味するのか。
すなわち、この世にだぶって無数の他の世が存在し、その何処の世界へも自由自在に行き来することが出来る。
そして、四次元によって三次元の空間を自由に動き回れるように、
一方方向であった時間を未来にも過去にも自由に動き回れることを意味する。


これが霊界である。
霊界ではビデオテープで映画を初めから終わりまで、どの場面でも見ることが出来るように、
人間界の過去から未来すべてが現在の中に存在している。
人間の思考は物質と時間と空間を基にしてしか考えることは出来ないが、時間は無限であり、
時間そのものが存在しないのである。
また、空間も同様で存在しない。なぜなら、大阪を考えた時点で自分は大阪にいるからである。
たとえば、霊界で私の話を聞きたくないと考えた瞬間に、彼は私の前から消えてしまうからである。

霊界はこのような五次元の世界であるが、四次元の思考をもつ死後の人間は人間の世界への願望から再び四次元の世界に組み込まれ、
人間の世界へ生まれ、また幼稚園から一生が始まるのである。