>>537 梅仙人さん よくわかりますよ。
>>530 琴香さん
なんちゃっておじさんパワー。これでどうだ!
・・・なんて、ネットで探しただけだけど。あなたの思考回路など、
簡単に読めるのです。
引用するときは、ちゃんと出典を書かないと、怒られますよ。
ちなみに、斉藤学(さいとうさとる)氏は、私の仲間の師匠です。
出典:
特集 トラウマの脳図像とその周辺(中村俊規責任編集)
今考える、PTSD/DIDの脳機能、性虐待、そしてトラウマティック・メモリ
----無言の防衛と症状化、さらに精神病発病へ
中村俊規(獨協医科大学越谷病院精神科講師、さいとうクリニック・
家族機能研究所非常勤研究員)
仲谷誠(獨協医科大学精神神経科講師)
斎藤学(家族機能研究所代表・AIU/CSPP教授)
1)重度1性虐待の症例では、画像所見に極端な異常を認めた。MRIでは海
馬を中心とした全脳の萎縮を認め、また脳血流シンチグラムでは全脳の重度
の機能障害を認めた。加えて、幻覚症状を認める3例に右上側頭回の野放図
な過活動が認められた。これらは外傷性ストレスが特にコミュニケーション
生物学的異状を中心としたびまん性の脳障害をもたらすことを意味した。
2)また、DID症例における交代人格たち相互に、劇的な脳波所見の変化を
認め、特に6歳と称する退行人格は年齢相応の所見を示した。同所見は病像
形成における恣意性を排除するとともに、人格交代の生理的変化における多
重次元パラダイムの存在をも示唆した。
3)さらに、我々の双児の症例は重度の外傷によりDIDに至る可能性は同時
に分裂病の病像形成にも寄与することを示した。これは外傷による精神病化
の過程における精神身体的病因の最も重要な証拠のひとつであった。