186 :
名無しさん@3周年:
英国神父との対話 1
Q「キリストヘの信仰をどう思われますか。神はそれを嘉納なさるでしょう
か。キリストへの信仰はキリストの行いに倣うことになると思うのですが。
A ”主よ、主よ”と、何かというと主を口にすることが信仰ではありませ
ん。大切なのは「主の心にかなった行い」です。それが全てです。口にする
言葉や信じていることではありません。頭で考えていることでもありません。
実際の行為です。何一つ信仰というものを持ち合わせなくても、「落ち込ん
でいる人の心を元気づけ」、「飢えている人にパンを与え」、「暗闇の中に
いる人の心に灯火を灯してあげる行為」をすれば、その人こそ神の御心にか
なった人と 言えます。「イエスは地上に降誕した偉大な霊能者だった」と
いうことです。
当時の民衆はイエスを理解せず、遂に十字架に架けました。いや、今なお架
け続けております。イエスだけでなく人間のすべてに神の分霊が宿っており
ます。ただ、その神性を多く発現している人と少ない人とがいるだけです。
Q2 キリストが地上最高の人物であったことは全世界が認めるところです。
それほどの人物が嘘を言うはずがありません。キリストは言いました“私と
父とは一つである。私を見た者は父を見たのである”と。これはキリストが
即ち神であることを述べたのではないでしょうか。
A2「もう一度バイブルを読み返してごらんなさい。“父は私よりも偉大で
ある”とも言っておりませんか」
Q3 言っております
A3 また“天にまします我らが父に祈れ”とも言っております。“私に祈
れ”とは言っておりません。父に祈れと言ったキリスト自身が“天にましま
す我らが父”であるわけがないでしょう。私に祈れとは言っておりません。
父に祈れと言ったのです。
187 :
名無しさん@3周年:03/08/24 22:15
Q4 キリストは“あなたたちの神”と“私の神”という言い方をしており
ます。“私たちの神”とは決して言っておりません。ご自身を他の人間と同
列に置いておりません。
A4“あなたたちの神と私”とは言っておりません。“あなたたちは私より
大きい仕事をするでしょう”とも言っております。あなた方クリスチャンに
お願いしたいのは、バイブルを読まれる際に何もかも「神学的教義」に合わ
せるような解釈をなさらぬことです。実相に照らして解釈しなくてはいけま
せん。存在の実相が”霊”であることが宇宙のすべての謎を解くカギなので
す。イエスが譬え話を多用したのはそのためです。
Q5 神は地球人類を愛するがゆえに唯一の息子を授けたのです」。
A5イエスはそんなことは言っておりません。イエスの死後何年も経ってか
ら、例のニケーア会議が西暦三二五年に開かれておりますそこでそんなこと
がバイブルに書き加えられたのです。
Q6でも、私が今引用した言葉は、それ以前からある“ヨハネ福音書”に
出ていました、いや、歴史にそう書いてあります。
A6 どの歴史ですか
Q7 どれだかは知りません
A7ご存じのはずがありません。一体バイブルというものが書かれる、その
元になった書物はどこにあると思われますか
188 :
名無しさん@3周年:03/08/24 22:16
Q8 バイブルは西暦九十年に完成しました
A8 バイブルの原典はご存じのバチカン宮殿に仕舞い込まれたまま一度も
外に出されたことがないのです。あなた方がバイブルと呼んでいるものは、
その原典のコピーのコピーの、そのまたコピーなのです。おまけに原典にな
いものまでいろいろと書き加えられております。初期のキリスト教徒はイエ
スが遠からず再臨するものと信じて、イエスの地上生活のことは細かく記録
しませんでした。ところが、いつになっても再臨しないので遂に締めて、記
憶をたどりながらイエスの言ったことを記録に留めたのです。イエス曰く…
…と書いてあっても、実際にそう言ったかどうかは、書いた本人も確かでな
かったのです。ただ、バイブルに書いてあることの一語一句までイエスが本
当に言ったとは限らないと言っているのです。バイブルに出てくる事象には
、イエスが生まれる前から存在した書物からの引用がずいぶん入っているこ
とを忘れてはいけません。