【】日本仏教改革しよう!【】

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 僧と葬式の関係は、空也上人に始まると考えます。
 天暦五年(951)、都は疫病が大流行し、多くの人々が野辺で行き倒れていまし
た。当時、死者は土葬していました。しかし、疫病で死んだ死体を葬るような人は
いませんでした。町中、腐乱臭にまみれ、地獄の形相を呈していたことでしょう。
全国を行脚していた空也上人は、こうした死体をゴミとして火葬し、念仏を称えて
埋葬したようです。我が国の火葬は、空也上人に初まり、僧と葬儀の関係もここ
から始まったと考えます。
 人の嫌がる死体処理を、全国行脚していた僧がボランティアとして行った善意
が葬式仏教の原点でしょう。