92 :
名無しさん@3周年:
以下は、 「高橋信次 心のことば 智慧と愛のメッセージ」の堀田和成氏による
「はしがき」の冒頭部分です。
現在なぜ同書が発売されていないのかをうかがわせるGLA内部の混乱が垣間
見える記述もあり、興味深いものとなっております。
このスレッドが、さびれて誰も見ていないようであれば、続きは紹介いたしません。
なお、原文は縦書き。改行等は、そのままに転載してあります。
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高橋信次
心のことば 智慧と愛のメッセージ
> はしがき
>
>一九七六年六月二十五日。この日は私にとって忘れることのできない衝撃の日
>でありました。知遇をえて七年、みじかい期間でしたが、恩師である高橋信次先
>生が、まるでこの世から掻き消すようにご他界になり、もう二度と私の目の前に
>微笑をたたえ、元気なお姿を見せることがなくなったからです。享年四十八歳と
>九カ月。平均年齢の伸びた今日、四十代といえば円熟した青年期ともいうべき年
>齢でしょう。息をひきとられらたその日の正午前、私は安らかに眠られる先生のお
>顔を直視できず、廊下にたたずみ、走馬燈のようにうかぶ在りし日の思い出を一
>人しのびました。
続く
93 :
名無しさん@3周年:03/01/24 00:51
94 :
名無しさん@3周年:03/01/24 19:00
人間釈迦を読んでこれはちょっと怪しいなと思った。
釈迦があんな霊能者まがいのことするかい?
あんなおまじないみたいなことを。
でも正直言って『心の発見』を最初に読んだときは本物かと思ったよ。
馬鹿だったんだな、俺も。
釈迦の弟子といわれた人もみんな偽者だったんだろう。
それに娘があれじゃねぇ…
誰それがどんな奴かなんて
実際に会ってみないことにはわからん罠
96 :
名無しさん@3周年:03/01/30 00:38
>>95 すなわち、死者は、都合よく神格化されやすいということです。
97 :
名無しさん@3周年:03/01/30 00:40
>>92の続き
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先生のお体の変調は死の一年前から現われていました。超人的なご日常が、鍛
え抜かれた肉体とはいえ酷使させていたのです。死の四ヵ月ほど前、釈迦に説法
とは思いましたが、折に触れて休養なさるようおすすめしました。そんなとき先
生は、
「わかっています。私の体は私がいちばんよく知っている。だが、やるべきこと
をやらねば私の役目が果せなくなってしまう。私は、ただ、やるだけなのです」
と、いわれます。先生は死を覚悟されていました。残された時間をいかに有効
に使うか、それだけがお心を支配していたようであります。
「先生のお気持はお察しします。しかし、細く長くという言葉もあります。今の
お体には休息がいちばんと思います。ゆっくりと体をお休めになってください」
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続く
> 鍛え抜かれた肉体
そういえば、この人の著書には胴着っぽい格好で撮った写真がよく載ってるけど
武道か何かやってたのでつか?
100 get
101 :
名無しさん@3周年:03/02/10 02:08
age...
102 :
名無しさん@3周年:03/02/11 11:47
age
103 :
名無しさん@3周年:03/02/14 01:00
>>97の続き
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私は、先生に繰返しそう申し上げました。先生を師と仰がれる先輩、友人のみ
なさまも、ことあるごとに進言されたようであります。
六月に入って私たちの事務所を訪ねられた先生を見て、これは大変と直感しま
した。俗に精気がみられず、意志の力で体を支えているという感じです。もはや
猶予がない。しかるべく手当てをと考え、二、三の方と相談をし、休養と治療を
していただくことになったのです。しかし、時すでに遅く、六月二十五日午前十
一時四十八分、ご家族の方の見守られるなかで、その短いご生涯を終えられたの
でした。
先生にはじめてお会いしたのが七年前の五月末。お顔を見た瞬間、見覚えのあ
る方という印象を強く受けました。が、いくら記憶を追ってもいまだに掴めない
でいます。不思議な第一印象でした。それから七年余り。短かい期間ではありま
したが、この期間は私にとっては百年、千年にも匹敵し、私の人生の一大転機と
なりました。
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続く