★アポリナリオスは人間を身体(ソーマ)、霊魂(プスケー)、霊(プネウマ)に分ける
聖パウロの周知の分割法を採用した(Tテサロニケ五・二三)。
彼の心理学〔霊魂論〕によると、霊は(動物にない)人間の理性的、道徳的、霊的〔宗教的〕機能、
すなわち人間の持つ特に人間的な要素(人格)であり、
霊魂は肉体的生命、人間と動物とが共有している機能である。
★罪 [ヘブライ語]ハーターは「失敗する」(士20:16)、
「失っている」(ヨブ5:24)、「つまずく」(箴19:2)など、
もともとは「的(目標)、または道をはずす」の意の一般的な語。
★罪 [ギリシア語]ハマルティアの動詞、ハマルタノーはもともと「的をはずす」、
あるいは「迷う」「誤る」を意味する一般的な語であったが、
・・・また、行為だけでなく人間の持っている神に敵対する性質をも意味して用いられる(・・・)。
★四、罪 人間が神に与えられた中で最も大切なものは自由です。
他人の意志によらず、束縛を受けず・・・喜びを持つ、・・・
しかし、人間は自由をはき違え悪魔の誘惑に負け、
自分の生命を神のみ手にゆだねることを拒み、神の前に罪を犯しました。
★45 的をはずれると「罪」
神という「的」からはずれ、神との正常な関係からはずれた人間の状態、神に背を向けた状態をいうのです。
★Tコリント15:56 死のとげは罪であり、罪の力は律法です。
★ガラテヤ 3:13 キリストは、わたしたちのために呪いとなって、
わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。
「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。
★ヨハネ伝 3:16 神は独り子をお与えになるほど、この世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びることなく、永遠の命を得るためである。
★ガラテヤ 3:14 それは、アブラハムに与えられた祝福が、
キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、
★ガラテヤ 3:27 洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
★ガラテヤ 3:29 あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、
アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。
【 律法の定めを果たす 】
ガラテヤ 3:12-4:1
@神のアブラハムへの約束
(祝福:法律的に有効なものと定められた契約)→BC2000−1700年頃から四百三十年後
Aモーセの律法
(相続が違犯を明らかにする為の律法(養育係)に由来し、
聖書はすべてのものを罪の支配下に閉じ込めた(違約の民を呪った)。)→BC1290以降
Bキリストの福音
(律法の呪いを果たし、イエス・キリストへの信仰する洗礼を受けた相続人、
つまり、約束に由来する「あなたの子孫とに」祝福が与えられた。)
▼
キリストの時代からアブラハムの時代までは、チョット2000年前、
イスラエル共和国建国からキリスト出現やユダヤ滅亡までは、チョット2000年前。
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ガラテヤ 3:12 律法は、信仰をよりどころとしていません。
「律法の定めを果たす者は、その定めによって生きる」のです。
3:13 キリストは、わたしたちのために呪いとなって、
わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。
「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。
3:14 それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、
また、わたしたちが、約束された""霊""を信仰によって受けるためでした。
・・・・・・
3:27 洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
3:28 そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、
男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。
3:29 あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、
とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。
4:1 つまり、こういうことです。相続人は、
未成年である間は、全財産の所有者であっても僕と何ら変わるところがなく、
4:2 父親が定めた期日までは後見人や管理人の監督の下にいます。