【 キリスト教成立のキーワード:私的考察 】
@罪(ハマルティアαμαρτια) 唯一神との契約違反で天国の自由を失う
地上生活と人類の「原罪」の発生
A愛 地上生活での神の戒め 神と人への『愛(アガペーαγαπη)』
B契約(ディアテーケスδιαθηκησ) 律法と預言書と詩篇から最期の晩餐による
肉(パン)による信者の繋がりの教会と血(ブドウ酒の杯)による「贖罪」の「契約」
C十字架(スタウロスσταυροσ) 神との新しい契約としての人類の原罪の贖い
贖いで足りない所を補う 主への讃美と善行と施しをイケニエとして捧げる事
行いの有る『信仰(ピスティスπιστισ)』
D復活(アナスタシンαναστασιν)
古いものを捨て「神のロゴスθεοσ λογοσ」によって新しく生きる甦りの命と
最後の審判でのキリスト(χριστοσ)の弁護による救い(ソーテールσωτηρ)
天国に戻る『希望(エルピスελπισ)』
E教会(エクレシアεκκλησια) 契約により
キリストを頭(かしら)として肢体になった信者(クリスティアノス油塗られた者
χρηστιανουσ使徒11:26)は
天国(パラディソスπαραδεισοσ)を相続する自由人の女から生まれた子となり
聖霊(ハギオンαγιονプネウマπνευμα)の賜物として
異言(グロッサ)や霊的な歌や癒しの奇跡を得る
F公会議 同質・同一本体 三位一体 神人一人格 各信条
総主教制 神の母の呼称 聖書(テモテβ3:16)の選抜などを決定
【 正統と異端の境目:私的考察 】
★キリスト教は、ユダヤの世界観を、聖書の記録に使用したのも含めて、
グノーシスや古典などギリシアの哲学用語で説明していた。
★グノーシス思想は、ユダヤの神の説明を言葉尻を捉えて揶揄して、
ギリシアの世界観に、組み込んで説明していた。
【 洗礼準備・啓蒙礼儀までの差し当たっての方針 】
@二つの戒め(神への愛と人への愛:プロテスタント訳の聖書から)
A二つの旗(ルシフェルの旗とキリストの旗:カトリックの本「霊操」から)
○二つの唱え(十字のしるしと栄唱:カトリックと正教会の祈祷書やHPから)
B二つの祈り(ニケア・コンスタンチノポリス信経と天主経:正教会の輔祭の最低覚える物の説明から)
【 サクラメント・ミステリオンの原型:私的考察 】
@悔い改めの水の洗礼(主イエスと洗礼者ヨハネ マルコ1:1−11)
A聖霊と火の洗礼の象り堅信の塗油(主イエスと母マリヤと11弟子 使徒1:1−2:13)
B口で告白して罪の赦しを得る痛悔(使徒パウロの説明 ローマ10:8−10)
C罪の赦しを得る契約の晩餐の象り聖餐(主イエスと12弟子 マルコ14:22−26)
D二人は一つカラダになる婚配(使徒パウロの説明 コリントT6:12−7:16)
E長老の按手による叙階(使徒パウロと従者テモテ テモテT4:14)
F長老による癒しの塗油(主の兄弟ヤコブの説明 ヤコブ5:14)
○香油による臨終の塗油(主イエスと女弟子マグダラのマリア マルコ14:3−9)