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>Aユダヤ人ギリシア語記者(著述者)は「呼称」を知っているが「70人訳の”キュリオス”」で記述。
この逆が、ルカのように思えるが、
つまり、
Cギリシア人・アラム語理解・ギリシア語記者(著述者)は「呼称」を知っているが「70人訳の”キュリオス”」で記述。
医者ルカはシリア(アンテオケア)のギリシア人でアラム語を理解しているとすれば、
ヘブライ語とアラム語の互換性のズレに関する記述内容に非常に問題が大きい。
>Bの記者としてはマタイ福音書や旧約の記者あたりが可能性として大きい。
マタイは母国語アラム語を理解しながらギリシア語も理解できるのでAと考えられるが、
あえて、旧約聖書の編集成立時期と重ね合わせて、
マタイ福音書アラマイ語原本説としてBにいれた。
ちなみにアラム(アラマイ)語は、へブル(ヘブライ)語の兄弟言語である。