●ろんぎぬすスレッド8■

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☆もとぴさんと一緒に聖書を解釈しよう☆
377 :ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/11/27 06:05
ええ、ご指摘ありがとうございます。
心掛けますので。

 で、別件。エホバ神の続き。
キリスト教系の学校の図書館などに書かれている文に詩篇111:10の有名な句があります。
エホバ神ではなく「エホバ」は「アドナイ(主)」と読み、
日本語でも主と訳す査証に、この詩篇の訳例をあげます。

旧新約聖書(日本語)文語訳(日本聖書協会)p826の
詩篇第111篇10節では、ヱホバをおそるゝは智慧のはじめなり・・・
とあり、
聖書 旧約聖書続編つき引照つき新共同訳(日本聖書協会)(旧)p953の
詩編111:10では、主を畏れることは知恵の初め。・・・
とあり、
旧約聖書 新改訳(日本聖書刊行会)p937の
詩篇111:10では、主を恐れることは、知恵の初め。・・・
とあります。
文語訳は、江戸末期から明治時代全般にかけてヘボン博士を初めとする、
ヘブライ語やギリシア語から直に日本語に意訳・直訳した苦心の作で、
大正時代に改定していますが、定本はヘボン博士のモノです。
ご覧のとおり、「エホバ」は「主」と改定されています。

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>508
>ギリシャ語訳旧約聖書。 略号LXX。 紀元前3‐1世紀にかけて、当時のギリシャ語圏であった

110:10 [αρχη アルケー:はじめ] [σοφιασ ソフィアス:知識]
φοβοσ [κυριου キュリオン:主]
συνεσισ αγαθη πασι τοισ ποιουσιν αυτην η αινεσισ
αυτου μενει εισ τον αιωνα του αιωνοσ