●ろんぎぬすの専用スレッド7■

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>365 :名無しさん@1周年 :02/12/02 21:20
>>65 :もとぴ  :02/10/18 20:27
>>A父が第一で、子(キリスト)は第二位、聖霊は第三位 という序列がある
>ちょっと、すぐには信条が見当たらないね。あてはまる信条が有るとは思うが。

 古代の大きな信条にはないようだね。
私は辞書の順位付け説明には否定的だな。
 宗教改革期のハイデルベルク信仰問答(ドイツ改革派)にも、
ジュネーヴ教会問答(フランス改革派)でも、
ウエストミンスター信仰基準[信仰告白・大教理問答・小教理問答](イギリス改革派)にも、
三位一体の箇条書き説明条項をサラっと読んだ限りでは、
1父2子3聖霊の順位がある、とは書いていないですよ。
 なんか、いのちのことば社の辞書がバプテスト教会系(アメリカ改革派)の
聖書解釈を基準としているという推定で、信条や問答集を用いていたとすれば、
バプテストのアルミニウム主義だかいう教理かもしれない。
聖公会の教理本の説明にも、目出って神の3側面の人格に順位付けする説明はない。
 これら一連の順位問題で、父から子を通して聖霊が発出(はっしゅつ)するは、
教会の東西分裂の一因である、フィリオクエ(子から)も聖霊が出(い)でるという
西方教会の新しい定義に、東方教会の反発したという問題があった。
東方教会は、父から子が生まれ、父から聖霊が出でる。と定義し、
子を「通して」聖霊が出でても、父のように「出でる」わけではない。と主張し否定した。
そして聖書には「子から出で」との記載は無い。とダメ押した。
これをフィリオクエ論争とかフィリオクエ問題と称した。
しかし、この問題の本質は順序決めの問題ではない。