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279ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM
【 昔の持論 】
ユダヤ人のキリスト・イエス様は、
(たぶん改宗者も含めた)ユダヤ人の聴衆相手に、
シェマーの祈り(神への愛)を唱えて、隣人愛を説いた。
と解釈される。
(カイサルの)彫像をエルサレムに入れないことが、
ユダヤの神への愛、偶像崇拝の禁止の実行であった。
軍旗に取り付けたのだから、礼拝対象ではない。
ローマの頂点の象徴や尊敬として取り付けていた。
にもかかわらず、当時のユダヤ人の感覚からすれば、
敬うための像までも、偶像と見なしていた証拠と言える。
【 歴史的論拠 】
ユダヤ戦記1 フラウィウス・ヨセフス著 新見宏訳 p254
(2)ピラートがティベリオスによって総督に任命され、
ユダヤにつかわされると、
夜ひそかにカイサルの像を隠してエルサレムに運び込んだ。
これは軍旗(ラテン語vexillum:標旗、
軍旗につけられたカイサルの像)とよばれるものである。
夜が明けるとユダヤ人の間にはなはだしい騒ぎが巻き起こった。
その場に近く居合わせた人びとは、
彼らの律法がふみにじられたと思って大声でののしった。
律法はこの町(エルサレム)の中にいかなる偶像を建てることも
禁じているからである。・・・・・・。
彼らはカイサレイアにまで押しかけてピラートスに会い、
例の軍旗をエルサレムからとりのぞくように、
また父祖伝来の慣習を尊重するようにと請願した。
ピラートスがこの請願を却下すると、・・・・・・。
・・・・・・律法を犯すよりは死を選ぶ覚悟があると叫んだ。
彼らの敬神の情熱のはげしさにおどろいたピラートスは、
即刻、軍旗をエルサレムから撤退するよう命じた。