18 :
ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :
【 キリストの福音の理解 】には、
「ディダケー(十二使徒の教訓:遺訓)」「ヒッポリュトスの典礼」「エウセビオスの教会史」
とか古代教父の書き残し(使徒教父文書)や、
第1コンスタンチノープル公会議381年「ニカイア信条」「三位一体」
カルケドン公会議451年「二性一人格」エフェソスの公会議431年「神の母」
ニカイア公会議787年「聖像の尊敬」西方と東方が別の地方会議「聖書66巻」
を決定した、古代の主教(監督)達の会議(七つの公会議(全地公会)や地方会議)とか、
黄泉下りを「ニコデモ福音書(ピラト行伝)」「ペテロ福音書」聖母マリヤを「ヤコブ原福音書」
Tテサロニケ5:23のプニューマ(霊・息・風)プシュケー(魂・霊魂・心)ソーマ(体・肉身)
ヨハネ伝1:1−6のロゴス(言葉)ゾーエー(命)フォース(光)エイコーン(イコン:影像)
クリストス(塗油された者)ソフィア(知恵)オグドアス(八つのもの)ウーラノス(天空・大気)
デミウルゴス(製作者・創造主)ヘブドマス(七つのもの)などのグノーシス思想の用語を、
「トマス福音書」「フィリポ福音書」「使徒ユダ・トマスの行伝」「マリヤ福音書」
「プトレマイオスの教説」「ヨハネのアポクリュフォン」など外典や偽典などの注釈から理解や、
「罪(的はずれ):ハマルティオン」「王(都市国家アテネの祭司・裁判者):バシレウス」
「(ユダヤ王に即位の)油注がれし者:キリスト(ヘブル語メシア)」
「福音(戦勝報告で生き延びて安心する”よき知らせ”:エウアンゲリオン」
「司教(主教・監督):エピスコポス」「公同教会(カトリック教会):エクレーシア・カトリケー」
などの語源をギリシア語辞典からや、
歴史的流れで、ユダヤ戦争でエルサレム破壊後に初代キリスト教に合流した、
ヘレニズムのギリシア語を話すユダヤ教改宗者・エッセネ派・洗礼者ヨハネの集団・
クムラン教団の宗教規則「死海文書」の知識が必要だろう。
また、神の知恵・信仰を「ピスティス」として、「ソフィア」という普通の知恵と区別している。
19 :
ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/17 22:18
★創 44:4 ところが、町を出て、まだ遠くへ行かないうちに、ヨセフは執事に命じた。
「すぐに、あの人たちを追いかけ、追いついたら彼らに言いなさい。
『どうして、お前たちは悪をもって善に報いるのだ。
★ヨブ 28:28 そして、人間に言われた。
「主を畏れ敬うこと、それが知恵/悪を遠ざけること、それが分別。」
★シラ 1:18 主を畏れることは、知恵の冠、/平和の花を咲かせ、健康を保たせる。
〔主への畏敬と知恵こそは、/平和をもたらす神の賜物、/神を愛する者に誇りは増し加わる。
★マタ 10:16 「わたしはあなたがたを遣わす。
それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。
だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。
★1テサ 5:21 すべてを吟味して、良いものを大事にしなさい。
5:22 あらゆる悪いものから遠ざかりなさい。
★1ペト 3:11 悪から遠ざかり、善を行い、/平和を願って、これを追い求めよ。
20 :
ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/17 22:19
★アポリナリオスは人間を身体(ソーマ)、霊魂(プスケー)、霊(プネウマ)に分ける
聖パウロの周知の分割法を採用した(Tテサロニケ五・二三)。
彼の心理学〔霊魂論〕によると、霊は(動物にない)人間の理性的、道徳的、霊的〔宗教的〕機能、
すなわち人間の持つ特に人間的な要素(人格)であり、
霊魂は肉体的生命、人間と動物とが共有している機能である。
★罪 [ヘブライ語]ハーターは「失敗する」(士20:16)、
「失っている」(ヨブ5:24)、「つまずく」(箴19:2)など、
もともとは「的(目標)、または道をはずす」の意の一般的な語。
★罪 [ギリシア語]ハマルティアの動詞、ハマルタノーはもともと「的をはずす」、
あるいは「迷う」「誤る」を意味する一般的な語であったが、
・・・また、行為だけでなく人間の持っている神に敵対する性質をも意味して用いられる(・・・)。
★四、罪 人間が神に与えられた中で最も大切なものは自由です。
他人の意志によらず、束縛を受けず・・・喜びを持つ、・・・
しかし、人間は自由をはき違え悪魔の誘惑に負け、
自分の生命を神のみ手にゆだねることを拒み、神の前に罪を犯しました。
★45 的をはずれると「罪」
神という「的」からはずれ、神との正常な関係からはずれた人間の状態、神に背を向けた状態をいうのです。
★Tコリント15:56 死のとげは罪であり、罪の力は律法です。
★ガラテヤ 3:13 キリストは、わたしたちのために呪いとなって、
わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。
「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。
★ヨハネ伝 3:16 神は独り子をお与えになるほど、この世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びることなく、永遠の命を得るためである。
★ガラテヤ 3:14 それは、アブラハムに与えられた祝福が、
キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、
★ガラテヤ 3:27 洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
★ガラテヤ 3:29 あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、
アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。
21 :
ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/17 22:20
【 律法の定めを果たす 】
ガラテヤ 3:12-4:1
@神のアブラハムへの約束
(祝福:法律的に有効なものと定められた契約)→BC2000−1700年頃から四百三十年後
Aモーセの律法
(相続が違犯を明らかにする為の律法(養育係)に由来し、
聖書はすべてのものを罪の支配下に閉じ込めた(違約の民を呪った)。)→BC1290以降
Bキリストの福音
(律法の呪いを果たし、イエス・キリストへの信仰する洗礼を受けた相続人、
つまり、約束に由来する「あなたの子孫とに」祝福が与えられた。)
▼
キリストの時代からアブラハムの時代までは、チョット2000年前、
イスラエル共和国建国からキリスト出現やユダヤ滅亡までは、チョット2000年前。
▼
ガラテヤ 3:12 律法は、信仰をよりどころとしていません。
「律法の定めを果たす者は、その定めによって生きる」のです。
3:13 キリストは、わたしたちのために呪いとなって、
わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。
「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。
3:14 それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、
また、わたしたちが、約束された““霊””を信仰によって受けるためでした。
・・・・・・
3:27 洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
3:28 そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、
男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。
3:29 あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、
とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。
4:1 つまり、こういうことです。相続人は、
未成年である間は、全財産の所有者であっても僕と何ら変わるところがなく、
4:2 父親が定めた期日までは後見人や管理人の監督の下にいます。
22 :
ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/17 22:21
【 マタイ・ルカ伝の「聖霊と火の洗礼」について 】
キーワードは「舌と油」と「古いものから新しいものへ」。
@日本基督教団の解釈では、火は古いもの(古い秩序)を焼き払うとし、
Aカトリック教会の解釈では、火は聖霊のカタドリとし、
解釈とは別に、水の洗礼の後に、聖霊のカタドリとして「堅信の秘蹟」で塗油を行っている。
B正教会は洗礼の際に、聖書でも塩は清めるとあるので、舌に塩を放り込み清める。
聖書では「聖霊は舌のような火」が人を清め、塩により舌を清める。
カトリックと同じように水の洗礼の後に「堅信の秘蹟」に相当する「フ膏の機密」で塗油を行う。
オリーブ油は癒しであり火を生ずるものであり、
クリストス(塗油による聖別者)にする役割の物だからである。
キリスト教徒の名の由来は、ここにある。
また新約聖書の@ヤコブ(AヤコボBイアコフ)書には「舌は火である」という記述があり、
ほかにエルサレム神殿の破壊(兵火にかけられて焼失する)を予見、
またはユダヤ反乱で神殿破壊による「古いものを焼き払う」という新教の解釈に相当する記事がある。
@使徒パウロ(A聖パウロB聖パウエル)はキリスト教徒になることは、
「古いものを捨て新しいものを着る」ことと表現している。
聖ルカによる使徒行伝(使徒言行録)では「聖霊降臨」により、
聖霊の賜物として異言という「外国語で祈る」記事が書かれている。
よって「聖霊と火の洗礼」とは、舌によるもの・兵火により、
「古い言葉(ロゴス)や霊を払い、キリストの言葉(ロゴス)や霊を着る」事を意味する。
23 :
ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/17 22:21
【 判断の箇所(抜粋)その1 】
>138 :名無しさん@1周年 :02/10/07 13:04
>イエス様とは書いてない。意訳では?
>しかし、前後からそう言うことだと判断できる。
新約聖書 ルカによる福音書 3章4節以下。
これは、預言者イザヤの書に書いてあるとおりである。
「荒野で叫ぶ者の声がする。
『主の道を整え、・・・人は皆、神の救い(エヴァンゲリオン)を仰ぎ見る。』
そこで(洗礼者)ヨハネは、洗礼を授けてもらおうとして出て来た群衆に言った。
「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。
悔い改めにふさわしい実を結べ。・・・
(洗礼者)ヨハネは、「だれからも金をゆすり取ったり、だまし取ったりするな。
自分の給料で満足せよ」と言った。
3章15節 (ユダヤの)民衆はメシアを待ち望んでいて、
(洗礼者)ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた。
そこで、ヨハネは皆に向かって言った。
「わたしは あなたたちに水で洗礼を授けるが、・・・優れた方(メシア)が来られる。
その方(メシア)は、聖霊(主の霊)と火(の焼き払い)で あなたたちに洗礼をお授けになる。
・・・火で焼き払われる。」・・・(洗礼者)ヨハネを牢に閉じ込めた。
(狂気のガリラヤ王)ヘロデは・・・悪事を加えた。
24 :
ろんぎぬす ◆/UlxLqTUjM :02/10/17 22:22
【 判断の箇所(抜粋)その2 】
3章21節 イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、
聖霊(主の霊)が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。
すると、「あなたは わたしの愛する子(神の子)、わたしの心に適う者(メシア)」という声が、
天から聞こえた。
4章3節 そこで、悪魔(堕天使)はイエス(神の子)に言った。
「神の子(メシア)なら、・・・
4章8節 イエスはお答えになった
『あなたの神である主(アブラハムの神)を拝み
ただ主(アブラハムの神)に仕えよ』と書いてある。」
4章17節 預言者イザヤの巻物が・・・書いて・・・
4章18節「主の霊(聖霊)が わたしの上におられる。
貧しい人に福音(エヴァンゲリオン)を告げ知らせるために、
主(アブラハムの神)が わたしに 油を注がれた(メシアした)からである。・・・
ルカ7章18節以下=マタイ11章1節以下。
・・・預言者以上の者(メシア)である。・・・
マタイ25章31節以下 章題「すべての民族を裁く」
人の子(メシア)は、・・・栄光の座に着く。
王(メシア)は右側にいる人たちに言う。
『さあ、・・・国を受け継ぎなさい(天国に入りなさい)。・・・
ルカ9章20節=マタイ16章16節
・・・ペトロが答えた「(アブラハムの)神からのメシアです。」