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■庭野会長、身延山久遠寺を訪問
波木井山円実寺での「川施餓鬼法要」に参列するため山梨県入りしていた庭野日鑛会長
は、8月19日午後、身延町の日蓮宗総本山・久遠寺に参拝し、井上瑞雄総務と懇談しました。
山野井克典理事長、尾本貢一・甲信教区長が同行しました。
水鳴楼で行われた懇談では、庭野会長の中国訪問、久遠寺の改修事業などに話題が及びました。
また来年1月15日から2月23日まで東京国立博物館で開催される「大日蓮展」の内容などが紹介
されました。
懇談後、庭野会長は、改修間もない御真骨堂、報恩閣をはじめ、祖師堂、本堂を参拝しました。
http://www.kosei-kai.or.jp/profile/news/020821b.html [source] [check]
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庭野会長が波木井山に来られたのは18年ぶりとのこと。
(
http://www.kosei-kai.or.jp/profile/news/020821a.html [source] [check])
そして、波木井山には、庭野開祖、長沼脇祖の御位牌が祀られている。
破門教団の最高指導者を祀るということは通常では考えられぬことである。
こうした諸条件をみてみると日蓮宗への復帰もあり得るのではないだろうか。
私としては、立正佼成会は日蓮宗に戻ってきて欲しいし、異体同心にて廣宣流布
に邁進できるのであればこれほどの喜びはあるまい。
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総じて日蓮が弟子檀那等、自他彼此の心なく水魚の思を成して、異体同心にして
南無妙法蓮華経と唱へ奉る処を、生死一大事の血脈とは云ふなり。然かも今日蓮
が弘通する処の所詮是なり。若然らは廣宣流布の大願も叶うべき者か。剰へ日蓮
が弟子の中に異体異心の者之有れば、例せば城者として城を破るが如し。
(「生死一大事血脈抄」『昭和定本日蓮聖人遺文』 523頁 1971年)
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