聖母マリアについて語りましょう。

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820名無しさん@3周年
マタ13:55「彼の母親はマリアで、兄弟はヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではありませんか」
マコ 6:3「マリアの子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではありませんか」
この2箇所の記述からはヤコブとヨセの母はイエスの母マリアのように読める。だが、さらなる記述は異なることを言う。
マコ15:40「その中にマグダラのマリヤと、小ヤコブとヨセの母マリアと、サロメもいた」
マコ15:47「マグダラのマリアと、ヨセの母マリアは、イエスの収められるところをよく見ていた」
マコ16:1「マグダラのマリアと、ヤコブの母マリアと、サロメとは…」
上の3つの記述は、キリストの「実兄弟」といわれる(小)ヤコブ、ヨセ(フ)の母はイエスの母以外のマリアであることを言っている。イエスの母は必ず「イエスの母」、「主の母」と記述されているからである。ではどのマリアか。
マタ27:55「そこには、遠くから眺めている女たちがたくさんいた。イエスに仕えてガリラヤから付いて来た女たちだった。その中に、マグダラのマリア、ヤコブとヨセフとの母マリヤ、ゼベダイの子らの母がいた」
ヨハ19:25「イエスの十字架のそばには、イエスの母と、母の姉妹、クロパの妻マリアと、マグダラのマリアが立っていた」
この二つの個所から、小ヤコブとヨセ(フ)の母マリアが、イエスの母マリアの姉妹であるマリア・クロパであることが証明される。クロパとアルパヨとはアラム語において同義である(聖書辞典参照)。
すなわちクロパの妻マリアとはアルパヨの妻マリアである。したがって、アルパヨの子のヤコブ(マタ10:3、マコ3:18、ルカ6:15)は小ヤコブである。
821名無しさん@3周年:04/12/16 12:48:33 ID:s2HfdBLp
さらに証明しよう。
マタ10:3「アルパヨの子ヤコブとタダイ、熱心党員シモンと…」
マコ3:18「アルパヨの子ヤコブとタダイ、熱心党員シモン、…」
ルカ6:15、16「アルパヨの子ヤコブと熱心党員シモン、ヤコブの子ユダと…」
使徒1:13「…アルパヨの子ヤコブと熱心党員シモンと、ヤコブの子ユダ」
以上の記述から、ユダはタダイと同一人物である。新改訳でもヤコブの子はヤコブの兄弟と別訳してあるくらいだから、ユダ、ヤコブ、シモンは、アルパヨの息子である。ユダも自らを、「主のしもべ、ヤコブの兄弟」と書いている(ユダ書1:1)。

結論:イエスの兄弟といわれる四人は、詳細に調べるとイエスの母マリアの姉妹、マリア・クロパの子供であり、イエスの従兄弟である。従兄弟でも兄弟には変わりない。アブラハムはいとこのロトを兄弟と呼んだ。いとこを兄弟と呼ぶのは旧約時代のありふれた慣習である。