聖母マリアについて語りましょう。

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80メジュゴリエ5/26/98教理省の通達・全訳
メジュゴリエ5/26/98教理省の通達・全訳
http://www.ewtn.com/library/curia/cdfaubry.htm
メジュゴリエ旧調査委員会解散。決定権は2国の司教団に移る!

「1998年1月の書簡で、あなたは、いわゆるメジュゴリエの出現と私的巡
礼、そこにいく信徒の司牧的配慮に関する、聖座とモスタル司教の立場に
ついて、幾つか質問されました。

あなたから提示された質問すべてにはお答えできません。指摘したい主な
ことは、普通、聖座は、超自然現象と思われることに関して、初めから独
自の立場をとらないということです。
81メジュゴリエ5/26/98教理省の通達・全訳:02/11/26 07:05
懸案の「出現」の信頼性について言えば、1991年4月10日、ザダル宣言に
おいて、「これまでの調査に基づけば、人が超自然の出現と啓示に関わっ
ているとは確定できない」と前ユーゴ司教団が決議したものを尊重します。

ユーゴが別々な独立国家に分裂したため、現在、この問題は、ボスニア・
ヘルツェゴビナの司教会議メンバーに委ねられています。最終的に、 調
査が再開されて、何らかの新しい声明が出されることになります。
82メジュゴリエ5/26/98教理省の通達・全訳:02/11/26 07:06
『メジュゴリエでの出現あるいは啓示は、゛超自然性があると断言できな
い”と同じように、゛超自然性がないと断言できる” というのが私の確信で
あり立場』と、家庭委員会長官への書簡でペリク司教が言ったことは、
モスタル司教の私的確信の表明と見るべきです。地元の裁治権者としてそ
う表明する権利がありますが、それは彼の私見に留まります。

最後に、私的に率いられるメジュゴリエ巡礼について申し上げれば、現在
進行中の出来事が認証されているわけではなく、教会による調査を今も必
要としているという条件下で認められている、と当省は指摘します。
タルシジオ・ベルトーネ大司教」
http://www.ewtn.com/library/curia/cdfaubry.htm