聖母マリアについて語りましょう。

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聖母マリア様が将来、この御像を通して、御心の心配や悲しみを、日本の皆さんに伝えて下さることになろうとは、そのときは露ほども知りませんでした。秋田の聖母の御出現は本物です。
わたしはどこにでも恐れなくこの証しをしますが、それは外から見れば、あるいは屋根の上に止まっている一羽のスズメのような姿なのかもしれません。秋田での聖母の行われた業が、あらためて日本の中に輝くように毎日祈っております。
ところで、私にはどうしても分からない謎の前に立っています。日本の教会の中に、マリア様は尊敬されていますし、ロザリオの祈りもなされています。
なぜ、聖母マリア様のここでの具体的な働きが、積極的に取り上げられないのでしょうか、神様が聖母像において働いた奇跡は、そんなに大したものではないと、多くの人々は思っているのでしょうか。
故・伊藤司教様は、ご自分の責任を感じて、公に公令を出し、御出現を本物として認めたことは、たいしたことではなかったでしょうか。
完全に乾いた木で作られた聖母の御像の目から、101回も涙を流して下さったことは、充分に奇跡ではないでしょうか。心を打つ力を持っている聖母のメッセージは、後に流した涙によって本物として示されていないでしょうか。聖母の働きを抑えるものは何なのでしょうか。
私にとってはなぞがなぞを呼んできます。43年間わたしは日本にいて、ずっと以前から宣教が麻痺状態であることを感じてきました。
わたしたちが今、マリア様が伸ばされたみ手を握り、お側で祈るなら、その結果がはたして、ルルド又はファチマのように、将来、きっと想像出来ない程大きなものになる可能性があることを深く信じています。
神父様は現在、能代教会主任です。
メジュゴリエの奇跡:血涙のメジュゴリエ聖母像
http://mrosa.szm.sk/341998/angl/civita.htm

「聖燭節に教会に行くところでした。息子を車に乗せようとしていると、いつも聖母にお別れの挨拶をするジェシカが、『パパ、聖母が血を流して泣いている!』叫んだのです」とファビオ・グレゴリは語る。
「初めは冗談かと思いましたが、娘は叫び続けて、車に乗ろうとしないので、私も碧眼に近づきました。聖母の頬に本当に色の濃い液体が見えました。一方の涙は流れていましたが、もう一方は乾いていました。
不安を感じながらも、液体に触れようと手を延ばすと、液が温かく感じられました。その瞬間、震えが走り、ジェシカの手を掴んで、強く抱き締め、ドン・パブロ神父に合うために、教会へ急ぎました。
メジュゴリエからこの聖母像を持ってきたのは神父様だったからです」
事件が起きたは、1995年2月2日、ローマから50キロの港町、チヴィタヴェッチアでのこと。御像は32才の労働者、ファビオ・グレゴリの庭のバラの碧眼の下に置かれていた。子供たちはここで祈るのが好きだった。
それはメジュゴリエから持ってきた小さな聖母像だった。
最初の4日間、多くの目撃者の前で、御像は13回ないた。それから、地元司教のジロラモ・グリロ司教がそれを自分の部屋に移した。御像が、司教の事務所の中で、3月15日に泣き出したときに、4人の目撃者が居合せた。
目撃者の一人―修道女―の手の中に血の滴が落ちた。サルベ・レジナの祈りが始まるや、涙を流し始めた。
グリロ司教は言った。「手に握っている間にも、御像は泣いてました。何が起きているにせよ、この手の上で、この御像が血の涙を流したことは決して否定できません。単純な事実です」
4月6日、公安事務所がこの47センチの御像を押収して封印、4月18日まで隔離した。公安局職員は、御像の所有者、ファビオ・グレゴリも取り調べ、地元の医師に、DNA鑑定をさせた。
チヴィタヴェッチアの聖母の血涙はアメリカ情報局、FBIによっても調べられた。FBI医学研究所による鑑定の結果、男性の血液であることが判明した。
4月18日、御像は司教の手に返還された。メジュゴリエ出身のスラブコ・バルバリッチ神父は言う。
「多くの人が罪深い生き方(アルコール、麻薬、中絶等々)のために永遠の滅びに入っています。私たちは、むしろ、聖母がお泣きになっている理由を調べるべきでしょう」
現在、聖母像は地元のアウグスチノ教会聖堂に安置されて、多くの巡礼者の目的地になっている。毎日、5台のバスが巡礼者を乗せて到着し、日曜日には、バスは20台に膨れ上がる。
巡礼者は祈りと告解を求めて訪問し、肉体と精神の病の治癒さえ報告されている。例えば、指導者とともに訪問した108人のエホバの証人は、その異端的信仰を捨てた。
メジュゴリエの御像の形でローマを訪れた聖母マリアの流す涙は、言葉以上の証拠を提供している。
グリロ司教はいう。「マリア様、もう涙は十分です!今度は私たちが泣く番です」
公安当局は、地元の名医アンジェロ・フィオーリ教授とG・ロンチ教授、警察庁生物研究所所長のアルド・スピネッラ博士に鑑定を依頼した。
グリロ司教は、ラッツィンガー枢機卿と合い、11人の神学者と専門家、医師、生理学者、超常現象の専門家、中国医療の専門家、からなる調査委員会を結成した。委員会は400ページを超す報告書をまとめた。
50人の目撃者の宣誓供述書を調べ、いずれも同一の御像についての証言であり、何らかの物質が誤って流れ出す穴も存在しないことを証明した。男性の涙であることは、キリストの犠牲に一致すると説明している。
調査委員会は、この出来事が超自然性をもつと声明した。
ヨゾ・ゾブコ神父は言う。
「神の母が泣く時には、私たちは聖母を慰めるべきであり、それが事実ではないこと、つまり、泣いていないことを証明しようと、無数の理由を見つけ出そうとすべきではありません」http://mrosa.szm.sk/341998/angl/civita.htm