```````````改宗経験者の集い```````````
>ああ、金払ってご供養しても”裁かれる”じゃ割があわねえよなあ。<キリスト教
>浄土のように単刀直入”浄土に連れてってくれる”でねえと。
>最後の審判なんかやめたほうがいいかも。
仏教徒らしからぬ考えですな、御前。
金払わなくても、仏教でも、
天台大師智ギの摩訶止観の第一章 止観の大意に感大果とあって、
梵天の憐れみによって天に生まれる。という救われ方がある。
キリスト教でもパリサイビトがモーセの戒律や十分の一税を守るより、
祖国ユダヤの裏切り者ローマに代わって税金を徴収しピンハネするヤクザや、
売春婦などの罪人が「主、憐れめよ」と罪が赦される救われ方もある。
健康な人には医者はいらない。罪人を招く為に来たとイエス様は言った。
仏教の準提観音の観音呪を唱えつつ中国的道教的積徳の考え方だと、
明時代の陰シツ録(袁了凡 著)の功格五十条(雲谷禅師 伝)のように、
金を積んで滅罪生善という生き方もある。
天に生まれたければ、徳を積むなり憐れんでもらうなりすればよい。
が、少額で天に昇ろうなど因果応報に反する。献金が足りない。
天国行きのレートが現在、
仮に100銭=1000厘=今の1000円として1善だとする。
1年で10円の賽銭で0.01善の癖に、
一年のあいだ牛や犬の肉を食べない5悪を積めば、
当然、三悪道の方に近い人間になるであろう。
本当はレートはもっと高いし、料金見直しで価格表は改訂だと思う。
ちなみに、
「宗教」と言う、単語・語彙・漢字の熟語は、「宗祖の教え」であろうから、
三国以降隋唐以前の南北時代の中国の天台宗第三祖 天台大師 智凱(ちぎ)の
造語だか訳語が発祥だと、法華経を遣っていた人から聞かされていた記憶がある。
「前代未聞」の熟語も、
智凱(ちぎ)の禅についての法話集を弟子が記した「摩訶止観」の冒頭の句にある。
仏教
http://www.butuji.co.jp/syu/bukyo/index.htm 次のページ 天台宗
http://www.butuji.co.jp/syu/bukyo/index2.htm ●華厳五教章(法蔵・著)で「宗教」という熟語が初めて出てくる。
「宗」は宗旨を指す。奥義や要理を意味する。「教」は説教を指す。
●聖:ショウ呉音、正法:しょうボウ呉音。
仏教辞典、仏教語辞典、漢和辞典、日蓮辞典参照。
関将軍は、ご他界あそばされた。
荊州玉泉山(現・湖北省)より、
前代未聞の弟子にマカ止観を書かせた天台「大師」智ギ「に関連し、
或る」禅師の御諭しにより大悟され、
生まれ故郷の併州の関帝廟より(現・山西省)、
養子関平公・周倉爺を眷属に、神仙の世界からこの世に善徳を積まれ、
天神のお傍(そば)において、玉皇上帝に御上せ(おのぼせ)あらせられた。
キリストの福音の布教が及ぶ前は、律法により祖霊は尊敬され供養される。
異教で護教の役に立つ人霊は、天使として主に使える。
相手に言い掛かりや無知や些細なミスにつけ込んで、
相手の一人の人の物品や貞操や生命を大勢が奪う事が多いのに、
大勢が頭割りすれば少額のお金や得票にしかすぎぬのに、
世の中に嘘の法華経用語を広め、元信者を魔女裁判で法を曲げるなど、
とんでもない悪業や恨みの為に、団体員として悪評を解決できないだろう。
1票のために100悪を相手にしでかして、相手に1善を奨めるなど以ての外だ。
第一、仏教は天国や極楽浄土を目指す宗教ではない。
アビダルマ倶舎論の分別業品第四のように、
天に生まれるのではなく、輪廻からの解脱を目指す。
布施(賽銭や献金)より戒律を守るのが天に生まれる功徳があり、
戒律を守るより座禅を修行するのが、より天から解脱へと導くという。
道教の功過格を用いる陰シツ録にも、平和に治めるには音楽を好む。といい、
キリスト教の音楽の礼拝と同じ効果がある。心が清浄になるであろう。
天台小止観には、善い事をして悪い事をせず心浄らかに。
これが諸々の仏の教え。といい、
キリスト教でも、物事を見分け善い事を守り悪い事を避けよ。という。
悪をせず善をするのは戒律で天国生まれだが、心を清浄には座禅で解脱だ。
印度や中国的に考えると人それぞれに運命はあり、運命を割り出す方法もあるが、
憐れみや積徳に次第によっては、天に生まれる功徳もあり、
本来の運命からの善悪の累計判断は、徳を積む目安や励みにもなる。
また関羽様が関帝様になるように、死後の天の世界から、この世の人を助け、
徳を積んだ天の人が、天の位が昇るという考えが道教にはある。
第一、本来のお釈迦様の仏教は、滅尽定の瞑想と第二禅による入滅による輪廻の解脱。
解脱の状態を涅槃に入ると言う。
滅尽定は梵我一如(ブラフマンとアートマンの合一)を悟る事。
マカ止観の数息観や不浄観や仏の想念など、煩悩の壊滅が目的であるが、
お釈迦様の本来的の解脱の瞑想ではない。
だから、理性とか感性とか自分の心を拝む思想など、
古代インド発生の本来の仏教ではない。
中世インドの俗人の信者の妄想が産んだ迷信の産物だろう。
弥勒信仰(白蓮教)や阿弥陀信仰(浄土教)や、
経典や塔婆や多宝塔の安置堂を建てて願いを祈願し拝むのは、
座禅より発生した釈迦の仏教と言うより、
神仏を騙る多神教のヒンドゥー教の信仰の一種だ。
阿含の詩[あごんのうた]詩画でふれる仏の教え
文・山田巌雄 画・箕田源二郎 すずき出版 本体1,700円+税
蓄財 p74〜77
仏が祇園精舎に滞在していたある夜のことである。
ことばでは言い尽くせないほど美しい、
ひとりの天の神が体から光明を放って現れ、
仏の足もとにひざまずいて仏を礼拝した。
その光明は、祇園精舎をあまねく照らし出した。
神は仏に尋ねた。
世間の者が しごとに励み それぞれ財を 積んではいるが
いつしか貧富が 生じます
お示しください 蓄財の法
仏は神に優しい視線を送り、静かな声で答えた。
始めに技能を 会得して
手だてを尽くして 利益を求め 財を得たなら 四つに分けよ
四分の一で 暮らしを立てよ 二分の一を しごとに充てよ
四分の一は 蓄えとせよ
世の生業を 営む者は 田はよく植えよ 商売励め
家畜を飼って 増やすがよい
屋敷の中を よく治め 暮らしの品々 整理をすれば
安けく楽しく 過ごせよう
怠らないで 働けば 河川が海に 流れるように
財宝はやがて 集まろう
はちが花みつを 集めるように ありが食料 集めるように
日夜に財は 増すだろう
不信の者や 邪悪な者 守銭奴などは 極力避けよ
これらの者は 皆すべて
財を分ければ 親しみむつみ 与えなければ 怒って去ろう
優れた人や よい友や 細かに気がつく 正しい人と
互いに心を 許し合い
親兄弟と 同様に 親しく寄り合い 助け合え
財産を得た そのときは 惜しまずそれを 施せよ
そうして命が 尽きたなら
天に生まれて 楽を得る
これを聞くと、神は仏に合掌し、深々と頭を下げて言った。
「久しぶりで悟りを得た方のおことばを聞きました。
いっさいの恐れを克服し、
すべてを見通されるお方のおことばを・・・・・・」
そういって、神は音もなくその場から姿を消した。
(大正新脩大蔵経2巻―353頁)
参考《国訳一切経・阿含部3巻―1001頁 巧業経》
原始ぶっきょーアーゴンさんたち、教祖の御著書の出典を読みなさいよ。
密教占星術の「功過格表」の引用なら、
@陰シツ録 石川梅次郎 中国古典新書 明徳出版社 定価2500円
A道教百話 窪徳忠 講談社学術文庫 875 定価740円
おまけ。
●密教秘伝『西遊記』と 小周天
張明澄 篠原「日廣」安 東明社 定価2000円
●四柱推命実践命譜 滴天髄活用口訣
張耀文 佐藤六龍著 定価1万〜5千?円
アゴンの教祖キリチャンいわく、七科三十七道品は、
「平安時代」の弘法大師空海と「鎌倉時代」の道元禅師しか知らなかった。
うそばっか、
「奈良以前」に聖徳太子は、維摩経で知っているはず。
「平安時代」に伝教大師最澄が、
天台小止観で三十七道品となくとも内容は知っていた。
菩薩の「魔事」も同じ本が出典。
●総解説シリーズ 仏教経典の世界 自由国民社 定価1900円
p59
維摩経 仏国品第一 十七清浄仏国土
p60
四念処 四正勤 四如意足 五根 五力 七覚支 八正道の三十七道品、
回向心、八難除く。とある。
●大乗仏典 中国・日本篇 6摩「言可」止観 中央公論社 定価3710円
p9 序章 第一節 序分 第一項 縁起 〔止観明静〕〔前代未聞〕
p18 円頓
p63 上には仏道を求め〔上求〕下には衆生を化する〔下化〕
p65 上求下化する発菩提心
p80 四弘誓願 菩薩が衆生を救おうとするひろやかな誓い〔弘誓〕
p86 須陀(恒←さんずい)しゅだおん、とか阿羅漢
p98 四種の聖なる悟り〔四果四向〕・・・三十七種の悟りにいたる方法〔三十七品〕
p288 毘婆舎那びばしゃな(音写語。正しい直観、観)は、
よく煩悩を破するけれども、
奢摩他しゃまた(音写語。散乱したこころを制御して静める、止)
の力をもちいて正しい知見を助けるのが普通である。
p289 根本四禅(禅観の基本・・・初禅から四禅まで)
p44 第一章 止観の大意 第一節 発大心について
どういうことを感大果というのだろうか。
(たとえば、ある貧女が子を抱いて河を渡ったときに、母子ともに沈んでしまった。
けれども、日ごろの優しいこころの功徳によって、死んでから梵天に生まれたという。)
梵天に生まれることを求めていなかったのに、梵天が自然と応じられたように、
不思議な報いがあることを褒め称えて、その心を慰め悦ばすのである。
p189 第三節 感大果について
●現代語訳 天台小止観 関口真大訳 大東出版社 定価1100円
p92
四念処 四正勤 四如意足 五根 五力 七覚支 八正道の諸法門、
とある。
p101 第八章 魔事を覚知せよ、に「魔事」はある。
天台小止観 関口真大訳 大東出版社 定価1100円+税
序
諸悪莫作 諸善奉行 自浄其意 是諸仏教
諸(もろもろ)の悪いことは作(な)すことなかれ
諸の善いことは奉行(ぶぎょう)せよ
自からその意(こころ)を浄(きよ)うする これが諸仏の教である。
・・・・・・
具縁第一 呵欲第二 棄蓋第三 調和第四 方便行第五
正修行第六 善根発第七 覚知魔事第八 治病患第九 証果第十
修止観法門 覚知魔事第八
如経偈中説、
欲是汝初軍 憂愁為第二 飢渇第三軍 渇愛為第四
睡眠第五軍 怖畏為第六 疑悔第七軍 瞋恚為第八
利養虚称九 自高蔑人十 如是等軍衆 厭没出家人
我以禅智力 破汝此諸軍 得成仏道已 度脱一切人
行者、既能覚知魔事、即当自却之。
●倶舎論 仏教講座18 桜部 建 著 大蔵出版株式会社 定価4200円
分別界品第一 十八界
分別根品第二 二十二根 六因・五果・四縁
分別世間品第三 三界・五趣・四生 中有について 十二縁起
分別業品第四 業の種類 十善業道
p163
5 業に関する雑多な事項(番号はサンスクリット原文の偈にも対応)
□□□□□ □□□□□ 戒修勝如次 感生天解脱 (127)
感劫生天等 為一梵福量 法施謂如實 □□□□□ (128)
p169
《勝れて》(お経や金品による布)施も生天の果を感ずるが、
よりすぐれている点から、(具足)戒が生天の果を感ずるとのみいい、
戒も解脱の果を感ずるが、よりすぐれている点から、
(座禅などの)修が解脱の果を感ずるとのみいう。
p170
《劫の生天を感ずる》天界に生まれて一劫の間快楽を受ける。
分別「随眠」品第五 九十八随眠 煩悩の断滅
分別賢聖品第六 諦 三賢・四善根 見道・修道
p202 不浄観・持息念(数息観)が止(奢摩他しゃまた、心の静止)
・・・四念住(四念処)は観(毘婆舎那びばしゃな、智恵による観察)
分別智品第七 忍・智・見
分別定品第八 四静慮 四無量 八解脱
実にチューゴク的で、
「金勘定的な」倫理観と禍福(災いと良い事の起こり)ではあるが、
とりあえず世の中にはコウイウ善悪判断があると言うこと。
中国人生活倫理−功過格− 道教百話 窪 徳忠 講談社学術文庫 定価740円
p50 『功過格』善悪二行・・・勧善書。『太微仙君 純呂祖師 功過格』
(抜粋)
妻や子ばかり大事にして両親をそまつにする。百過
親をどなりつける。十過
兄弟にすすめてよいことをさせる。百功
妾をかわいがって妻をないがしろにする。百過
先輩を尊び、かしこい友だちと仲良くする。一日で一功
友達の危難を救う。百功
堕胎をやめさせる。二十功
一人を殺す。百過
医者が利益をむさぼろうとして人命を損なう。百過
毒薬をつくる。百過
一年のあいだ牛や犬の肉を食べない。五功
『太微仙君 純呂祖師 功過格』抜粋つづき。
一年のあいだ動物を殺さない。二十功
他人にすすめてひとつの悪事をやめさせる。一功
一冊の邪書を焼き捨てる。十功
他人の家庭のなかの争いをやめさせる。五十功
他人を誘って道楽者にする。五十過
一冊の邪書を出版する。五十過
誰も見ていないところでも悪いことをしない。一日で一功
公私を混コウする。十過
悪いと知りながらやる。三過
お経(キリスト教なら聖書や祈祷書)を出版して世に広める。百功
天の神や先祖をけがす。二十過
きれいな女の人をみても(秋波を送らない)ウインクしない。五功
ひとりの下女のみさおを全うさせる。百功
処女、未亡人、尼や女道士を犯す。三百過
他人の妻を犯す。百過
催淫剤をつくる。五十過
など。
陰シツ録(袁了凡 著)の功格五十条(雲谷禅師 伝)
−略−
三十功に準ず
○一の受戒弟子を度す。
(一人の人を聖職者によって正式に信者にさせて上げる事。つまり逆は三十過だろう。)
−略−
一善に相当する行い
○一人の人の善を讃めること。
○一人の人の欠点、悪いところを暴き立てないこと。
○人の非行の一事を諭しとどめること。
○一人の飢えを救うこと。
○正しい道を説いて、教化が人に及ぶこと。
○人畜の疲労を世話して回復させること一時。
○一匹の自然に死んだ鳥類畜類を埋めてやること。
百銭が一善に相当する行い。
(百銭になったときに一善とする。穀物や繊物類も金銭に換算)
○道路や橋を修繕すること。
○河川を通じ、井戸を掘って民衆を救うこと。
○寺社仏閣などの聖像壇宇や供養などの物を修繕すること。
○人の遺れた品物を返すこと。
○債務を免除すること。
○人を教化し救うための文書を施行すること。
○功徳を作って、非業の斃れて浮かばれない魂に回向すること。
○困っているものに恵んで賑わしてやること。
○倉庫を建てて穀物の価を調整すること。
陰「シツ:コザト扁・歩・馬アシ」録(いんしつろく) 石川梅次郎
中国古典新書 明徳出版社 定価2500円
(秀吉の朝鮮の役の際の明軍の参事の)袁了凡の著書
p65 雲谷禅師を訪う。
『善行を積んだ家には必ず子孫に及ぶほどのあり余る慶福があるものである』
p67 雲谷禅師の教えを受く。
『御符を書く秘伝を知らなければ、鬼神に笑われる』と。
p95 福は己がつくる。
孟子が「王が、ほんとうに音楽が好んだならば、
斉国は平和に治まるに近いであろう」・・・
p125 随縁済衆十綱目
第一は、人とともに善をなすこと。第二は、愛敬心を存すること。
・・・第五は、人の危急を救うこと。・・・第十は、物の命を大切にすること。
p158 畏心を発すべし
天地の神は上天からみそなわしており、鬼神を欺くことはできない。
・・・過の甚しいものには・・・災難を降し、軽い場合には現在の福を減損する。
・・・一点の燈火に照らされれば、千年のくらやみも除いてしまう。
p174−200 功過格キン(疑の扁と欽の旁(つくり))(雲谷禅師伝)
・・・・・・
道教百話 窪 徳忠 講談社学術文庫 定価740円
p78−79 『子不語』巻二、関神断獄
10 人情味ある閻魔様−関帝−
・・・人の命を救う方がよっぽど大事だ。
天神は自分の判断とやり方がよかったとほめられ、
位をのぼせてくださった。お前は私をうらむでないぞ」、という。
・・・本当の関帝様さまは、天神のおそばにおいでだから、
そんな小さな事件にどうして軽々しく下っておいでになるだろうか」
・・・そこで馬も納得して、さきの判断に喜んで服した。
★新版 中国正統 五術占い全書
明澄派十三代 張耀文 東洋五術運命学協会 佐藤六龍
文研出版 定価5000円
序章 正しい運命学 p25
第一章 五術の基本思想 p57
第二章 命による人間の理解(紫薇−斗数推命術) p99
第三章 命による人間の理解(子平・四柱推命) p225
第四章 卜による事態の予測と処置(六壬−神課) p287
第五章 卜による事態の予測と処置(八門・奇門−遁甲) p355
第六章 卜による事態の予測と処置(断易・五行易) p387
第七章 相による物体観察 p441
第一節 印相(一事の運命:使った時だけの運)
第二節 名相(一期の運命:姓名判断・改名するまでの間の運)
第三節 金面玉掌(一生の運命:人相手相・生きている間中の運)
第四節 陽宅(一代の運命:家相・家に住む間中の運・世代をまたぐ期間の運)
−−− 陰宅(一族の運命:墓相・地理風水・一族郎党の運)
第八章 医による病気の治療 p555
第二節 方剤(薬物治療:漢方医薬・煎じ薬)
第三節 鍼灸(刺激治療:はりきゅう・経絡・気孔)
第九章 山による人間の完成 p577
第一節 山(仙道)について
第二節 天丹法(築基法:座禅・呼吸法・体操・体力増強)
第三節 地丹法(食餌法:食べて健康・強壮剤)
第四節 符呪法(修密法:手法=手品で信用を得る・
薬法=薬品などか化学反応で驚かせる・念法=御札と念力で威圧する)
−−− 人丹法(房中術:異性を使った気力体力の回復法)
−−− 死法?(人の死を予測し利用するの法)
第十章 五術占例集 p629
五術の総合的活用−−−「あとがき」にかえて『五術大法透貫』 p647
四柱推命実践命譜 滴天髄活用口訣 張耀文 佐藤六龍 著 香草社
定価???5000円???
嘉慶君(清仁宗)〜宣統帝(溥儀)までの満州皇帝と、
慈「示偏の喜」后:じきこう(西太后)ほか、
李鴻章・袁世凱・張作霖・閻錫山・杜月笙(上海のヤクザの親分)・
蒋中正(介石)・「サンズイの王」兆銘:おうちょうめい・孫中山など、
中国人郷紳階級・軍閥達の運命式。
命相実例奇談 四柱と人相による中国人物史 井上隆一 編 香草社 刊
定価???9000円???
・・・富命と眼の凶相 p59 犬将軍といわれる張宗昌の三不知の富貴命
・・・大学者の六壬卦 p81 康有為の命式は七殺受制の有名無権の命格
・・・人相の極意は清濁 p94 女子で異相を呈しているものは
その夫を旺んにし家を興し貴子を生む
・・・禍によて福を得る相 p164 呉ハイフ(将軍)は風雲を叱ダす
・・・先貧後貴の八字 p324 軍閥孫伝芳は因果を信ぜず凶弾にたおる
・・・日本敗戦の予見 p415 王寵恵博士の貴相は「仏の生まれ代り」
と伝えられている
・・・大盗より将軍になる命 p421 東北の王者張作霖は命理運行どおり爆死する
・・・汚職にも命理を活用 p445 閻錫山は忠勇の福相で その官運はもっとも長い
・・・縁分と良妻は別 p507 良縁の妻に助けられるのも 運命の定めである
●四柱推命実践命譜 滴天髄活用口訣 張耀文 佐藤六龍 著
註:取り寄せ値12500円。古本屋で買ったので1万かからず安く済んだハズ。
閻錫山□乾造□□大運■
生年偏印癸未□□10庚申50丙辰■
生月偏官辛酉月令20己未60乙卯■
生日□□乙酉辛金30戊午70甲寅■
生時食神丁亥□□40丁巳80癸丑■
[人物]
民国初期に華北一帯で幅をきかせた軍閥です。
この将軍は激しい性格ではなく、軍を率いて戦争するにしては、
わりに温和な性格であり、当時は武名を天下にしらせた人です。
[命理]
「清濁論」一清到底有精神□管取平生富貴真。
生年偏印癸未が貴神で全然こわされず、ちゃんと辛金をよわめる作用をします。
清は命式だけでなく行運にまで及んでいます。
民国初期の実力第一号たる大将軍の命式になった・・・。
「天干論」不愁火土□不論庚辛。
癸水は根(地支に亥という水)があるため、辛金の強すぎに対処・・・。
「成敗論」何知其人凶□忌神展展攻。実際「展」是「車展」之一字。
40の巳火の運は時支にチュウがあって安全でなく、日主も癸水も弱くなりますから、
大変なことになります。洩殺生身の癸水は・・・この運で権力を失います。
行運のよしあしは、まさに紙一重の吉凶・・・。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~terry/bunken.html http://www.harashobo.com/japanese/eki/kihon/03.htm
★密教秘伝『西遊記』と小周天 張明澄 篠原廣安 東明社 定価2000円
(篠原氏の廣は日偏がつく)
はじめに p9
鎮元大仙 p13
恐ろしい外道の反撃 『阿含経』が説く孝 守るべき基本的戒律
>神の居る所が廟 仏の居る所が寺 仙の居る所が観
>『雑阿含経』の巻第二の中には、
>如世人之所知 我亦如是説 所以者何 莫令我異於世人
>『阿含経』
>如汝於父母 恭敬修供養 現世名称流 命終生天上
白骨夫人 p35
殉教とはただの犬死 『法句経』が説く仁 密教功法の第二段階
>『法句経』
>如蜂集華 不曉色香 但取味去 仁入聚然(曉の偏は日でなく女)
茎木狼星(茎は草冠なし)p53
欲望と野心が大障害 『般若心経』の真意 心よりも体から
>『般若心経』
>色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是
金角銀角 p109
お金は誰でも欲しい 『金剛経』のいう空 八卦の原理と調身法
>『金剛経』
>凡所有相 皆是虚妄 若見諸相非相 則見如来
>詩褐(褐の偏は衣ヘンではなくニンベン)
>一切有為法 如夢幻泡影 如露亦如電 応作如是観
密教秘伝『西遊記』と小周天 つづき。
青毛獅子 p149
権威に盲従する勿かれ 『解深密経』と唯識 経絡の原理と調気法
>『解深密経』徳本菩薩に教えた言葉
>謂諸法相略有三種 何等為三 一者偏計執相 二者依他起相 三者円成実相
聖櫻大王(櫻は木偏なし)p193
怒りの火は身を焼く 『椋伽経』と自在心 宝瓶気による呼吸法
(りょうがきょう:椋の旁(つくり)の京は、下が「方」で上が「四」の字)
>『椋伽経』
>雖有貪恚痴 而実無有人 従愛生諸陰 有皆如幻夢
>計著於自性 従諸声聞生 超度諸心量 如来智清浄
竈竜王子(だんりゅう・おうじ)p219
聞く耳はいつも持て 『法華経』の説く宝 督脈と任脈と小周天
陽火と陰符と転河車
>『論語』
>勿以言挙人 勿以人廃言
>『法華経』「五百弟子受記品第八」「譬如貧窮人」以下の句。
あとがき p273
★密教秘伝『西遊記』と小周天 張明澄 篠原「日廣」安 東明社 定価2000円
p40ー41 白骨夫人
張 宗教の中で大切な人ほど、宗教のために死んではいけないのです。
死んでしまったら、一体、誰が法灯を伝え、誰が教えを広めるのですか。
・・・キリスト教には偶像を拝んではいけないという教義があったと思います。
だから。マリヤ キリスト の絵は、どんどん踏んで死ぬのを免れたらよいのです。
・・・ただ踏む踏まないとかにこだわって処刑されるのは、
犬死以外のなにものでもありません。
キリスト教徒があんなに多く踏み絵で死なずに、みんなで踏み絵で踏んで生きのび、
キリスト教をこっそり広めたら、キリスト教はもっと日本に浸透したことでしょう。
(註:実際は隠れキリシタンによって法灯を保ち、フランス・カトリックの助成により、
幕末のカトリック復活の信仰を証しした。日本人キリスト教徒の誇りだと思う。)
★密教秘伝『西遊記』張明澄、究極の密教を語る 東明社 定価1800円
はじめに p3
功夫修行者・孫・悟空 p11
中国密教の四大法門 経典・功夫(カンフー)・実学・秘術の智慧
経典研究者・唐玄奘・三蔵 p111
戒律生活者・猪悟能・八戒 p193
『倶舎論』『十善戒経』
寺院布教者・沙悟浄・和尚 p219
五体満足の五体は、力(腕力)精(精力)気(気迫力)
神(感情を保つ精神力)識(決定能力や記憶力)
あとがき p235
南華密教の修業
持戒→持行→調身(体調を整える)→調気(集中力を身につける)→練気→
練神→禅定(ぜんじょう:座禅)→三昧(ざんまい)
★曼荼羅 智慧の構造 その秘められた謎を解く 今泉浩晃 オーエス出版社 定価1300円
1 曼荼羅と出会う
2 曼荼羅の歴史
3 胎蔵界曼荼羅
4 金剛界曼荼羅
5 曼荼羅を観る
6 マンダラの技
★密教の核心【図説】「理趣経」入門
高野山真言宗傳燈大阿者梨 大栗道榮 すずき出版
定価 本体1800円 (アジャリの者は門構え)
T 密教の世界
密教の仏さま
密教経典と曼荼羅
理趣経のあらまし
U 理趣経の教え
はじめに
勧請
序節
初段 大乗の法門−金剛薩垂の巻(こんごうさった・垂は土偏つき)
二段 覚証の法門−大日如来の巻
三段 降伏の法門−降三世明王の巻(ごうぶく・と読ます)
・・・
九段 供養の法門−虚空庫菩薩の巻
・・・
十三段 諸母天の法門−七天母の巻
十四段 兄弟の法門−三兄弟の巻
十五段 姉妹の法門−四姉妹の巻(ししまい・と読ます)
十六段 各具の法門−五部具会の巻
十七段 深秘の法門−五秘密の巻
流通
合殺
回向
おわりに
★秘密曼荼羅住十心論 H
ttp://www.shingon.or.jp/jyuujyushin.html (抜粋)「十住心」
第一 異生羝羊心 動物のように、欲望のままに生きる心。
第二 愚童持斎心 道徳に目覚めた心。
第三 嬰童無畏心 仏の戒めを知り、来世に良い生まれ変りを望む心。
↓・・・↓
第八 一道無為心 法華経の境地。
第九 極無自性心 華厳教の境地。
第十 秘密荘厳心 真言密教の境地。
(方便ではない仏教の教え)
@第一 異生羝羊心 善・悪を弁えることのできない迷いの心。
A第二 愚童持斎心 道徳の教えにより人間としてやや善なる心がきざしはじめる心。
B第三 嬰童無畏心 戒めを守り、来世の安楽だけを願う世界。
戒めを守ることによって、現世において、もろもろのすぐれた恩恵を得、
大いなる名声と利得によって身心が安楽になる。
ますます賢い善き心を増し広げて、死後には天界に生まれることができる。
G第八 一道無為心「白蓮花のような『法華経』の教えによる精神統一」という瞑想にはいって、
人びとが本来もっている徳性は汚れに染まらないと観想し、全ての人の心が清浄であることを知る。
●止と観の観想を行なう。
(この止観は、澄みきった水そのものと事物を映し出す水のはたらきとの関係のようなものである)
静かであってよく照らし、照らしていて常に静かである。
●阿字観
H第九 極無自性心 仏は空の悟り(無為)がまだ究極ではないことをさとす。
華厳経には、海印という精神統一に入り、法の性質が互いに溶け合っていることを悟る。
一人の修業者の心が大なる仏の心に等しいことを知る。「一と多が互いに融合している。」
●月輪観
I第十 秘密荘厳心 機根 (信仰心と能力のある) を持つ者を、法界マンダラに入れしむ。
しかし、この大日如来の三昧地の法を未潅頂の者に説いてはならない。
たとえ、同じ行をしているものにも、容易く説いてはならないと、戒められている。
●四重禁戒(真言密教特有の秘密戒律)真言宗の用語としての越法や越三摩耶?など。
以上から真言宗が優れていると言われている。
法華経 法師品第十
http://www2.tky.3web.ne.jp/~kuuki/Hp/1hokekyo/sanbukyo/hokke10.html 「『法華経』の一偈一句を聞いて、
一念隨喜する(一瞬の間でも「ありがたい」と心から思う)人には、佛に成れる保証を授けよう。」
十種供養
1.華、2.香、3.瓔珞、4.抹香、5.塗香、6.燒香、
7.丈竅iぞうがい)、8.幢旛(どうばん)、9.衣服、10.伎楽をもって供養すること。
これって、密教以前だが、教祖の一偈一句を聞いて、
一瞬の間でも「ありがたい」と心から思う人には、心解脱の法でも授けているのでは。
それにアゴン宗でも、花や(線)香・塗香を使うし、
内陣に、瓔珞・丈竅E幢旛を飾っているが、それでも「法華経」批判なのか?
法華経(初期大乗仏教)とグノーシス(初代キリスト教の異端)
の、宗教的救いにおける女性否定の思想的一致箇所について。
@妙法蓮華経巻第四 妙法蓮華経提婆達多品第十二 女人成佛(竜女成佛)
Aトマス福音書 114 女たちは命に値しない
彼女らが自分を男性にするならば、天国に入る
銀河エクスプレス 法華経宇宙の旅『概要』 12.堤婆達多品
その堤婆達多は、釈尊が法華経を説かれてはじめて、
天王如来という仏さまに成ることの証明を受けることが出来たのです。
次に竜女の成仏について説かれています。
竜王のむすめが法華経を信じた功徳によって人々の前で成仏するわけです。
インドでは昔、男の人が大変な修行を積み、それでもなかなか仏にはなれない。
まして女の人が仏になれようはずがないと考えていました。
それまで女性は成仏できないと信じこんでいた人々は大変おどろき、
そして法華経を信ずることの素晴らしさをあらためて知りました。
ロータス仏教フォーラム《さっとば》法華経の教え
法華経が成立したのは、釈尊滅後500年ほど経た紀元100年前後といわれており、
さらにその一部は後に順次増補されたと見られています。
実はこの年代については、明治期以降に発達した近代文献学研究によってほぼ明らかになったもので、
それ以前は実際に釈尊が直接説かれたものと信じられていました。
そこで問題となってきたのは、
それでは法華経は釈尊の金言でもなければ仏説でもないではないかという疑問です。
これは法華経に限らず、華厳経や般若経、浄土教経典など他の大乗経典にも全て当てはまります。
いわゆる大乗非仏説です。
そうした考えの一端は、
早くも江戸時代の富永仲基や平田篤胤といった国学者からも指摘されていました。
ウパニシャッド 辻 直四郎 著 講談社学術文庫934 定価:本体718円
ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド 第四編
p166
〔ヤージュニャヴァルキヤ仙人、曰く〕
六 これに関して次の頌あり。
執着ある人は業に伴われてかしこに赴く、その性向と意との固着するところに。
この世において彼がいかなることを作すとも、その業の終極に達したる時、
かの世界より彼は再びこの世界へ帰り来る、〔更に新しき〕業を積まんがために。
以上は欲望ある者に関す。次に欲望なき者に関して。
欲望なく、欲望を離れ、欲望を成満し、我のみを希求する者には、
その諸機能は出離せず。(上記四・四・二の反対)彼は梵となり、梵に帰入す。
七 これに関し次の頌あり。
その心の中に宿る あらゆる欲望の除き去らるる時、
死すべき人間も不死となり、この世において梵に達す。
・・・
しかれどもこの肉身なく不死なる生気(=アートマン)こそ
実に梵(=ブラフマン)なれ、実に光明なれ」と。
「いまわれ神聖なる卿に、・・・与えん」と、ヴィデーハ王ジャナカは云えり。
p231
辻直四郎(氏)について一言する。・・・、
明治三十二年十一月十八日東京に生まれ、・・・
七十九歳の生涯を閉じた。・・・
東大在学中は藤岡勝二、高楠順次郎に師事して
インド・ヨーロッパ語比較言語学、サンスクリット語学、
文学を修めたが、・・・英国オックスフォード大学で・・・
ドイツのマールブルク大学で・・・ヴェーダ文献学を修めた。
・・・、門下に幾多の卓れた学者を輩出した。
・・・、中村元、・・・等、昭和のインド学、仏教学の巨匠は
悉くその門下に育ち、・・・薫陶をうけた。・・・。
再度にわたって東大総長の事務を代行した。・・・。
p16 ウパニシャッド(Upanisad)
カバー裏面説明文(抜粋)
「ウパニシャッド」とは、
紀元前七世紀に遡る古代インドで著された哲学書の総称。
その内容は、宇宙の根本原理・輪廻転生・解脱・
カルマ(業)等々多岐にわたり、
輝かしいインド精神文化の源泉として不滅の価値を持つ。
p41 第二章 本論 一 ウパニシャッドの主題
・・・、大宇宙の本源を尋ねて到達したブラフマンすなわち
梵(Brahman)と、
個人の本体として識得されたアートマンすなわち
我(ガ)(Atman)とを最も重要な概念と認めざるを得ない。
・・・梵我一如の教義である。
・・・帰一思想発達の跡を顧る必要がある。
p17−20 第一章 総論 ニ ヴェーダ文献中における位置
およそ西暦前二千年頃アリヤン人の一部は、カブール渓谷地方より
西北インドに侵入し、・・・パンジャーブ地方に定住した。
・・・次第に東方ヤムナー河およびガンガー河の流域に進出した。
・・・カースト制度・・・発達し・・・婆羅門至上・祭式万能の
・・・宗教儀式の細目・・・発達し、
・・・ヴェーダ文献は ますます完備するに至った。
p42−43 第二章 本論 一 ウパニシャッドの主題
・・・リグ・ヴェ−ダ第十巻には、
哲学史上重要な六篇の創造讃歌が収められている。
この内天地の創造をヴィシュヴァカルマン
(Visvakarman「造一切者」)に帰するもの
(RV].81,82)は、なお従来の建設観の色彩強く、
万有を冶工のごとく鍛接したといわれるブラフマナスパティ
(Brahmanaspati「祈祷の主」)を
創造主と仰ぐもの(RV].72)は、配するに神秘的なる循環発生
−−−ダクシャ(「能力」)はアディティ(「無限」)より生じ、
アディティはダクシャより生ずる−−−の概念をもってし、
これによって宇宙展開の本初を説明せんとしているが、・・・
「何れの神にか我らは祭供もて奉仕せん」という畳句をもって終る
ヒラニヤガルバ讃歌(RV].121)は・・・
独一の創造神を描写する・・・。
p33 第一章 総論 四 ウパニシャッドの分類
ロ 古代ウパニシャッド
・・・中(うち)第一類を代表する二大雄篇
ブリハッド・アーラニヤカとチャーンドーギヤとが、
仏教興起より古きはおそらく異論なきところで、
・・・パーニニ(西暦前四世紀中葉)より古く、・・・
p34
・・・要するに古代ウパニシャッド全体の年代をおよそ
西暦前六百年−三百年と・・・。
p21 第一章 総論 二 ヴェーダ文献中における位置
(三)特に森林中において伝授されるべき秘法・秘儀を載せた部分を
アーラニヤカ(森林書)と称し、
(四)宇宙万象の一元を宣示する哲学的部分を
ウパニシャッド(奥義書)と呼ぶ。
p36 第一章 総論 四 ウパニシャッドの分類
ハ 新ウパニシャッド
p37
五 ヴィシュヌ主義のもの
・・・インドの聖書として周(あまねく)知られている
バガヴァッド・ギーター(Bhagavadgita)も
この宗派的傾向の所産である。
バガヴァッド・ギータ ヴェーダンタ文庫
スワミ・プラバヴァーナンダ クリストファ・イシャウッド 共編
熊澤教眞 訳 定価1545円
p12 ギータとマハーバーラタ
バガヴァッド・ギータ(文字通り「神の歌」を意味する)を
スルーティ(神が実際に人間に啓示した聖典の教え)ではなく、
スムリティ(神から与えられた聖典の真理を説明し
推鼓する神の化身・聖者・予言者の教え)であると考えられている。
p13 ギータとマハーバーラタ
スリー・クリシュナ(スリーは「主」を意味する尊称)は
インドのキリストと呼ばれている。
・・・クリシュナの生涯とイエスの生涯には驚くべき類似点がある。
両方とも伝説と事実がまざっているが・・・
歴史的な問題にはそれほど大きい意味はない。
p9−10 ギータとマハーバーラタ
最後にユディシュティラが残った。彼は四人の死体を見て嘆き悲しんだ。
その時声があった。
「子供よ、まず私の質問に答えよ。
そうすればお前の悲しみとかわきは治まるであろう。」
彼は振り返った。そして義務と徳の化身・ダルマが
鶴の姿となってそばに立っているのを見た。
「天に行く道は何か。」と鶴が尋ねた。「正直であること。」
「どんな方法で人は幸福を見出すか。」「正しい行為によって。」
「悲しみから逃れるためには何を克服しなければならないか。」「自分の心を。」
「人はいつ愛されるか。」「うぬぼれを持たない時。」
「世の中の驚異の中で最大の驚異は何か。」「周囲のすべての人間が死ぬのを
知っていながら、自分自身も死ぬということを信ずるものがいないということ。」
「人はどのような方法で真の宗教に達するか」「議論ではない。
聖典や教義でもない。これらは役に立たない。宗教に至る道は聖者のみが歩む。」
ダルマは満足した。彼はユディシュティラに名前を告げた。
そして四人の兄弟は生き返った。
89 :
名無しさん@1周年:02/10/05 12:20
ヌマツダ=ろんぎぬす
あいかわらず自己顕示欲がつよい。
p14 ギータとマハーバーラタ
ギータはもともと人間としてのクリシュナを語ったものではなく、
ブラーマンすなわち究極の実在としての姿を語ったものである。
クリシュナがアルジュナに話しかけるとき、
時には人間として語るが、たびたび神自身として次のように語っている。
私はこの肉体に宿る
ブラーマンであり
不滅不変の生命である
私は永遠の法であり
絶対なる至福である
・・・クリシュナはヴィシュヌの化身であり、
アルジュナに対して選ばれた神である。アルジュナはこれを知っている。
しかし幸い無知によって彼は時々これを忘れる。
事実、彼に忘れさせているのはクリシュナである。
なぜなら普通の人間は 神との不断のまじわりによる緊張に
耐えられないからである。
チャーンドーギヤ・ウパニシャッド 第五篇
p201
第三章 一 シュヴェータケートゥ・アールネーヤ
かつてパンチャーラ人の会合に赴けリ。
プラヴァーハナ・ジャイヴァリ〔王〕は彼に云えリ、
「若者よ、父は爾を教えたりや」と。
「教えたり、神聖なる君よ」と。
p208
第十章 九 黄金を盗む者、スラー酒を飲む者、師の床を涜(けが)す者、
婆羅門を殺す者、これらの四者は〔第三処即 悪趣に〕堕つ。
第五として これらと交る者もまた。
第十章 一〇 されど実に かくこの火〔の説〕を知る者は、
たとい これらの者と交わるとも、悪に汚染せられず。
彼は潔白清浄となり、よき世界を得、かく知る者は、かく知る者は」と。
カウシータキ・ウパニシャッド 第一章
p217
第七節 祭詞を腹とし、歌詠を頭とし、
讃歌を体躯(たいく)として不滅なるもの、
知るべし彼は梵なりと、梵よりなる大仙なりと。
梵天は彼にいう、「何によりて汝は わが男性的名称を獲得するや」と。
「気息(梵語Pranaは男性語)によりて」と答うべし。
「何によりて〔わが〕中性的〔名称〕を」。
「意(思考力、梵語manasは中性語)によりて」。
「何によりて〔わが〕女性的〔名称〕を」。
「語(梵語vacは女性語)によりて」。
p218 ・・・
「何によりて思慮・認識・欲求を」。
「智慧によりて」と答うべし。
〔梵天は〕彼にいう、
「実に わが世界は、これ すなわち汝の〔世界〕なり、某々よ」と。
梵天に属する あらゆる勝利、あらゆる成功、
かく知る者は その勝利を得、その成功を収む。
バガヴァッド・ギータ ヴェーダンタ文庫
スワミ・プラバヴァーナンダ クリストファ・イシャウッド 共編
熊澤教眞 訳 定価1545円
第九章 神秘のヨガ スリー・クリシュナ
p116
私は太陽の熱であり 雨を降らせ、雨を止める
私は不滅の生命であり死である
アルジュナよ 顕現したときの私は宇宙であり 非顕現の私は無である
三ヴェーダに精通し 聖餐のソーマ酒を飲み
罪を清めて祭祀をおこない 私を礼拝するものは
天への道を求めて祈る
彼等はインドラの王国に至り 天上の歓喜にひたる
p117
彼等は天国の歓喜を味わい
その功績が尽きるとともに 人間の世界に帰る
三ヴェーダの道をとり 欲望を求むる人々は 無限の流転をくりかえす
ひたすら私を礼拝し、他を思わず、敬虔であれば、
私は必要な一切を彼に与え、彼の持つものを保護する。
・・・
神々を祭る者はその神々のもとに行く。 先祖を崇拝する者は先祖に行く。
精霊を崇拝する者は精霊に行く。
そのように、私を熱愛する者は私のもとにくる。
94 :
名無しさん@1周年:02/10/05 12:22
まぜまぜにして結局、全部おじゃん!
バガヴァッド・ギータ 第九章 神秘のヨガ スリー・クリシュナ
p180
心をこめて 一葉、一花、一果、水を 私に捧げる者があれば
その清純な心による 敬虔な贈り物を私は受ける
・・・
そうすれば汝は善悪の結果をもたらす行動の鎖から解放される。
汝のすべてを私に捧げよ。
汝の心が私に合一して解脱すれば、汝は私のもとにくる。
p119
私は万物に対して平等である 誰をも愛さず誰をも憎まない
私を崇拝する者は いつも私の中にいる 私も彼等の中に宿る
罪に汚れた者であっても ひたすら私を愛するなら
彼の決意が正しいために 彼は正義の人と見なされる
・・・
p120
私を愛する者は滅亡しない ・・・。 汝は私のもとにくる。
占い予言の元祖「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」
28宿(真言宗)・天台マカ止観(禅宗)←→法華経(日蓮宗)は、別系列のお経だね。
有用なので関係をこじつけ。
朝題目・夕念仏の顕教(表面的教え)に対して、
密教(中身の濃い教え)の中で円教?
の両方を遣っていた天台宗・比叡山から、
顕教の禅宗(止観)・浄土宗(念仏)・日蓮宗(題目)が分派。
道教・道家・仙道の方術、
四柱推命(子平)・鬼門遁甲・八卦・
人相・手相・印相・家相・風水(墓相)・
針灸・漢方・座禅・拳法・功夫・気功・房中・
手品・符呪・奉天・道観・霊廟・
老子・淮南子・西遊記・功過格など、
>>89 >>94 反論がある方は、上記の方術にドウ接したら言いか、
ご教授願いたい。