●ろんぎぬすの専用スレッド4■

このエントリーをはてなブックマークに追加
322ろんぎぬす
★ 今日のアホ ★
パチンコ屋の「パラディソ」はペルシア語で「天国」の意味。
英語への外来語でパラダイスの語源。
仙台でパラミソとか味噌屋がパクッて広告に使っている。ふざけた連中だ。ハナクソめ。

つまり@天国(ペルシア語)とA神の国・B御国=王国(ギリシア語)は語彙が違う。
マタイ伝3:17、神の国は近づいた。は、エック・トン・ウラーノン・レゴーサ。
ウラーノンは「天」の意味だから、神の国の「国」はギリシア語でレゴーサだと思う。
神はテオとかテオスだから神の地?テオ・イア?または支配の地=バシレ・イアでない。
王国はバシレ・イア(支配−地)で、王はバシレ・ウス(支配−者)。
ソクラテスの弟子に無理やり弟子入りしたディーオゲネース・ホ・キュオーン、
(犬のディオゲネス)にアレキサンダー大王は、
エゴー・エイミ・アレクサンドロス・ホ・メガス・バシレウス。
(わしがアレクサンドロス大王である)と名乗った。とあるから、
ヘレニズム時代ごろの王=バシレウスは間違いないだろう。
エゴーは「私」でメガスは「大きい」の意味。エゴイストのエゴとメガトン級とかのメガ。
323ろんぎぬす:02/08/03 13:02
★★★ 昨日の発見 ★★★
「ニケア・コンスタンティノープル信経」を告白しないと、キリスト教徒ではない。

古代ギリシアの思想 山川偉也 講談社学術文庫 1200円
p402
ローマ帝国の国教となって以降に起こったキリスト教徒内部での異端審問騒動と、
それに決着をつけるために開かれた全地公会議のようなものを思い浮かべてみよう。
周知のとおり、「ニケア・コンスタンティノープル信経」
(第二回「コンスタンティノープル公会議」、三八一年)が定められるまで、
キリスト教徒か否かを明確に判別する基準は存在しなかったのである。

★ 年表 ★
A)203年ごろ 三位一体を言い出したテルトゥリアヌスの生きた時代には、
黙示録の類は否定されており、ヘブライ書・バルナバの手紙・ヘルマスの牧者を、
新約聖書の正典として読む教会があった。
B)313年 ミラノ勅令 (コンスタンティヌス帝によりローマ帝国が)キリスト教を公認。
C)325年 ニケーア公会議で「カイサリア信条」の「父と子は同質である」同質論を決めた。
D)381年 三位一体を「ニケア・コンスタンティノープル信経」と共に決めた。
ローマ帝国東部の4総大司教座のうちコンスタンティノープルが第1の地位と決める。
E)397年 (西方教会)カルタゴ(地方)会議で27書を(新約聖書の)正典と確認。
F)431年 エフェソス宗教会議でマリアに「神の母」の称号を決めた。
F)451年 カルケドン宗教会議でキリスト論に於ける「神人二性一位格」を決めた。
G)692年 コンスタンチノープルのトゥルルス会議でヨハネ黙示録を新約聖書に入れた。
H)787年 ニカイア公会議「聖像の尊敬」を決定。
I)790年ごろ 南フランスで使徒信条のテキストが書かれた。
324ろんぎぬす:02/08/03 13:04
★ 最近の考察と結論(理由編) ★
@キリストはギリシア語で「油注がれし者」の意味。ヘブライ語のメシアを由来とする。
キリスト教徒になるには、
水のバプテスマ(洗礼)の際に額など体に、オリーブ・オイルの十字の塗油を受け、
油注がれし者の一員・キリスト教徒になる。油注がれし者・クリスチャン、字義通り。
これを堅信サクラメント(秘蹟)・傅膏ミステリオン(機密)という。

A基督教会を形成したのは、12弟子から使徒へ、使徒から監督や長老・執事であった。
これを使徒継承と言うところもある。
教区の監督(主教)を任命するのに決まりがあり、
3人の現職の監督(主教)が、適任の按手(アクシオス)を行なう事になっている。
長老(神父・司祭)は、教区の監督(主教・司教)から任命される。
これ等を叙階サクラメント(秘蹟)・神品ミステリオン(機密)という。
一般人は、長老(神父・司祭)から洗礼を授けられ平信徒(ひらしんと)となる。
これを洗礼サクラメント(秘蹟)・洗礼ミステリオン(機密)という。

B聖書の編纂以前に、381年「ニケア・コンスタンティノープル信経」が決められた。
ニケア・コンスタンティノープル信経には、
聖パウロは、誰が下るのでしょうか上るのでしょうか。といい、
「陰府」に降り天に昇りと、上がり下がりを信条として肯定していない。
第三の天へ行った人は霊でか肉でか知らない。といっており、
パウロ自身も主イエスの肉体は見ておらず「死者の復活」とあっても、
「肉体の復活」と決めていない。
「黄泉に降り」だの「肉身の甦り」の使徒信経(使徒信条)は800年頃に南仏での創作である。

C聖書の編纂以前に、キリスト教会は存在していた。
聖書の成立以前に、ニケア・コンスタンティノープル信条、
三位一体、神人二性一位格が決定していた。
各地の教区の監督たる主教(司教)達の集まりで、文集「聖書」を編纂したが、
新約聖書27巻・旧約聖書39巻は「確定版ではない」。
東西教会が「一致して決めて」はいない。聖書だけを唯一の神の言葉とすることは出来ない。
325ろんぎぬす:02/08/03 13:05
★ 最近の考察と結論 ★
@聖職者から祝福のオリーブオイルで十字の塗油を受けていない者はキリスト教徒ではない。
A叙階サクラメント(秘蹟)・神品ミステリオン(機密)のない所はキリスト教会ではない。
Bニケア・コンスタンティノープル信経以外から唯一の告白をする者はキリスト教徒ではない。
C聖書だけから唯一のキリスト教の権威を得られない。
以上の「条件に満たない」教会に属する者は、キリスト教徒としては異端である。
326ろんぎぬす:02/08/03 13:21
>325
これだけ書いていて、カトリックが異端でないのは、
ミサなど?で日ごろは「使徒信経」を唱えていながら、
洗礼の際は「ニケア・コンスタンティノープル信経」を唱えるからである。
パンフレットに書いてあった記憶がある。

日本キリスト教団などのプロテスタントで「コンスタンティノープル信経」
を唱える話を聞いていないから、何ともいえない。
解説が載ってあるくらいだから、たぶん長老・改革派は唱えるのだろう。

エホバの証人やモルモン教(カトリックが異端認定)や、
統一教会(カトリックが異教認定)は、
当然、使徒の教会でないので唱えられないだろう。