519 :
わたしは、真の「孤独な旅人」です。:
わたしは、どんな国にも、友人たちの集団にも、家族にさえも、心から
帰属したことはありません。これらと結びつくことに、常に漠然とした違
和感を感じていて、自分自身の中に引きこもりたいという思いが、年とと
もに募っていきました。
わたしは、あまり人づきあいしませんし、家庭的でもありません。わたしは
平穏に暮らしたい。わたしが知りたいのは、神がどうやってこの世界を創造
したかということです。わたしは、あれやこれやの現象だの、元素のスペクトル
だのに興味はありません。わたしが知りたいのは神の思考であって、その他
のことは、些末なことなのです。
アルバート・アインシュタイン