「聖母の騎士」の曾野綾子の連載を教えてくれてありがとう。
曾野さんの難しさ、面白さは、宗教ドップリじゃなく、宗教的良心をその文に織り込むところにあると思います。
現実の生活でも、宗教というものは、現実の生活で汚れたかもしれないお金をきよめて使うとことにあることをよく考えておられると思います。
汚れているかもしれないお金をきれいに使うことこそ、宗教的だと、曾野ファンはそのエッセイと行いを楽しく読んでいるのです。
右だから気にいらないとかそういう幼いものの見方から脱却しているところがとても、気持ちがよいのでした。
左の考え方に染まった目で世間を見ることをやめること、そして、自分の思想をしっかり、持って、この現実の世界の中で精一杯努力してみること、それだけできれば充分なのでした。