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ろんぎぬす:
【 オヤジ記事的・爆弾発言 】
アタナシオスは、詭弁がキツイ。
ロゴス(言)とソーマ(肉)の関係を、言葉をこねくり回して説明して、
前で説明しているのと後の文が倒置している感じに読めてきて頭に来る。
彼が言うには、ロゴスがソーマになった(変化した)のではない。
それでは、神は三位でなく四位格になる。
父と子と聖霊に「マリアの肉(ロゴスが肉に化けた神)」の四つが神になるから。だと。
ロゴスがソーマの中に来た(宿った)という説明の仕方なのだが、
これでは、マリアの肉は人間、父の神は霊というのと同じだ。
肉と魂を救うロゴスは霊という説明になっている。
つまり、肉が入れ子で霊が合一した混合を説明したのと同じなの。詭弁だ。
そのくせ、先の教父の公会議決定の合一は正しい。とか、おかしな事を言っている。
何が、アタナシオス信条とスコットランド信条だか、わっけわからん。
アポリナリオスには破門の宣告はあったが、
彼は亡くなるまで人気者で説教にはミンナ集まったという。
彼とその父が破門の前にアタナシオスが追放先から帰ってきて、
誰も宿を貸さなかったが、アポリナリオス親子が彼を向かい入れたと言う。
おっかしいの。じゃあ、なぜ「義絶」したのかね。
異端宣告で焚書されて、聖書注釈書が残ってないんだと。反駁の内容が不審だ。
アポリナリオスの異端の理由は、肉と魂の両方に神のロゴスが宿らなかった。と主張し、
魂に宿らず、アブラハムのスペルマ(子だね)の肉のみに宿った。と語ったカドで、
異端になったようだ。畏れ多い事であるが。
下世話な話だが、ミンナ溜まっていたんじゃねーのか?教父の会議の連中は。