α〓〓〓マリヤ像を粉々に打ち砕く〓〓〓ω

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ルルド、ファチマ、落涙等の奇跡は、全て虚偽、又は、全て悪霊の仕業という単純で両極端な見方は賢明ではない。

ルルドでマリヤを見たという修道女の遺体が百年以上、腐敗していないというのは、ウソである。腐敗(若しくはミイラ化、又は、白骨化)した遺体にロウを被せて、腐敗していないと主張しているだけである。
ルルドの水を飲むと病気が治るというが、町興しのために大袈裟な宣伝をしているように思われる。教会も、いくらか伝道になると思って黙認、助長しているようである。
人を惑わす為に、悪霊が実際に病人を治す事も稀には有るだろう。
しかし、悪霊に健康状態を悪くされたり、病気と思い込まされている人がルルドを訪れた際、悪霊が、その人から手を引いて、奇跡的な治癒に見せかけている場合が多いのではないだろうか。
ルルドの水を飲んでも浴びても、殆どの場合、何も起こらない事は言うまでもない。
1917年5月から10月に、ポルトガルのファチマにマリヤが現れたというのは、子供の作り話、又は、子供が悪霊によって幻覚を見た事に端を発する騒動である。
ファチマでマリヤを見たという少女の遺体が腐敗していないというのも、ルルドのベルナデットと同様、ロウ細工による奇跡の捏造である。
10月13日に起こったという太陽の奇跡に関しては、悪天候時に急に太陽が出たので、奇跡を期待して集まっていた人たちが太陽の方を見て、眩しさのあまり錯覚を起してしまったものである。
しかし、何万もの人が同時に同じ錯覚を起す事は有り得ない。一部の人が錯覚を起しパニック状態になり、他の人もつられて大騒ぎになり、何か大変な事が起っているような雰囲気になってしまったのだと思われる。悪霊の影響も有ったと思われる。
第一次大戦中で精神的に不安定な人たちが、奇跡を期待して何万人も集まっていたのであるから、そのような事があっても不思議ではない。新聞も、売り上げを伸ばす為に大袈裟に書き立てた。

稀に、マリヤの像が涙を流したという報道がある。しかし、仏像等が涙を流したと報じられる事もあり、それと同様、悪霊による怪奇現象である。
CBSドキュメントによると、簡単な細工をするだけで像から落涙させる事も出来るそうである。

マリヤ崇敬は聖書に反する行為である。それに伴う奇跡は、癒しを含めて、悪霊による怪奇現象と、人と悪霊による演出である。