十十十 カトリック ２１ 十十十

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イエズス・マリア・ヨゼフの公的メッセージ
　　秘書メリー・ジェーン・イーブン博士への口述
　　　−　２０００年１２月号　（その１）　−
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２０００年１０月１１日
アイルランド旅行中のノックの参詣所にて、
ノックの聖母からのメッセージ

マリア：
　世界中の私のいとしき子らよ、私の娘が訪れた多くの参詣所で、公的
メッセージを受けるようになって以来、私はあなたたちに私の聖なる参
詣所を訪ねてくれるようにと勧めてきています。あなた方自身と家族の
ために、すべての参詣所で、私は人生における天主の御旨を知るたくさ
んの聖寵と上智を差し出しています。。子供たちよ、来てください。そ
して、あなたたちを助ける機会を私に与えてください。私はあなたたち
の母なのに、あなたたちはその賜のことを忘れています。子供たちよ、
私は待っています。

　いとしきアイルランドの人々よ、この国での堕胎の悪にうち克てるよ
うに大いに祈らなくてはなりません。具体的にはあなたたちはよく祈っ
ていますが、まだ充分ではありません。この国でうち克たなくてはなら
ないことはたくさんあります。この国ではカトリック信者だと言いなが
ら、まことの信仰を本当に実践している人はごくわずかです。信仰の実
践の欠如の影響を考慮することが大切です。もしすべての人々が跪いて
この国の罪の償いのために祈ったなら、この国は方向を転換し、生活の
あらゆる面で天主の方を向くようになるでしょう。子供たちよ、これこ
そ起こってほしいことなのです。この時代は戸口に待ち伏せている悪に
溢れています。この国を堕胎から救うためにもっと多くのことをしなく
てはなりません。

　アイルランドの子供たち、私はいつも一緒ですが、あなたたちは自分
の分担を果たさなければなりません。私はマリア、平和の母、ノックの
婦人です。

２０００年１０月１５日
主イエズス・キリストから、アイルランドのダプリンを旅行中に
聖アウデオン教会で与えられたメッセージ
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イエズス：
　わが至聖なる聖心のいとしき娘よ、世に向けてのメッセージを与えよ
う。お前たちを日々取り巻く悪を征服するのに、祈りは本質的で卓越し
た方法であることを認識することが大切である。仕事、遊び、歩き、話
しをしている間の祈りは、サタンの悪を遠ざけておくためになされなく
てはならない。それは日中、夜間の各瞬間を天主に奉献することでなさ
れる。それは天主のことを一日中思い、人生における天の道を求めるこ
とでなされる。

　人生において天主の御旨を欲すると言いながら、天主のことを全く考
えない人々にはとても失望させられる。彼らの宗教に向かう態度がなま
ぬるいのには失望させられる。聖体内のまことの現存に対する信念の欠
如には失望させられる。聖母から与えられたものへの注意が欠けている
のにも失望させられる。

　世の子らよ、お前たちは大いに天主を失望させているのだ。いとしき
子らよ、天主を喜ばせようと大いに励みなさい。私はイエズス・キリス
ト、生ける天主の御子。

２０００年１１月１日
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ヨゼフ：
　わが潔き心のいとしき子らよ、私はヨゼフ、終生童貞なる至聖マリア
の貞潔なる浄配である。いとしき子供たち、聖なるまことのマリアの司
祭を見つけ支え助ける必要が大いにあることについての長いレッスンを
再び口述しようと思う。近代主義がいかに素早く自分たちの地域の教会
に浸透してきているかを、多くの者がわが娘であるメリー・ジェーンに
報告してきている。

数ケ月前は何でもなかったのに、今はこのメッセー
ジで報告してきたようなたくさんの変化が起こってきている。もはや時
を無駄にはできない。今や再度考え、行動し、近代主義に組していない
聖なる司祭を見つけて確保することで、信仰実践の内に自らを確かなも
のとしておく時である。

　天の助け、特に必要とするものを見つけるための私の助けを探し、叩
き、求めなくてはならない。まことの現存を信じることの帰結として、
有効なミサと秘蹟を授ける司祭をお前たちは必要としている。そういう
司祭やお前たちを迫害する者たちから離れた安全な場所で、お前たちや
心を同じくする友のためにミサを立ててもらう準備をその司祭のために
する必要がある。目的とその遂行を行うにあたって、もっと静かで、安
全を計る必要がある。見ず知らずの人に多くを語ってはならない。皆が
お前たちのように信じているわけではない。

２０００年１１月１日
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イエズス：
　今年、私たちは教会の公文書と教会の内外両面からの迫害についてお
前たちを教育しようとしてきた。来月の主題もこの考えを拡大していく
ものである。それは終わりの時代に向けてお前たちを霊的、精神的、肉
体的に準備することをも目標としている。それを続けていくのだが、い
つも信仰を学び信仰についての公文書を読むように求めていくのである。
子供たちよ、信仰について自分自身を教育していかなければならない。

２０００年１１月１日
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マリア：
　悲しみに満てる汚れなき御心の甘美なる子供たち、数多くの死んでい
く霊魂のためにどうか祈ってくださるようにお願いします。彼らは私審
判でイエズスと裁きに出会う準備が全くできていないからです。私は彼
ら全員が救われるのに足る恵みを見つけようと必死になっていますが、
まるで足りていないのです。ああ、私の甘美にして憐れみ深き子供たち
よ、あなたたちの母を熱心な憐れみの業で助けてください。死につつあ
る人々と亡くなった霊魂のために祈ってください。

　世界中が大騒乱にあるこの時代、人々が食料、避難所、生活基盤を見
つけるための聖寵の継続的必要があります。戦争、火災、洪水、病気に
よる荒廃から助けてくださるように天主に頼みなさい。探し、叩き、求
めるのなら、天主は助けてくださるのです。私は毎日そうしていますが、
あなたたちの助けも必要なのです。私の子供たち、同じ人類の同朋に憐
れみ深くありなさい。人生における彼らのために祈りなさい。

２０００年１１月１日
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ヨゼフ：
　甘美なる子らよ、近代主義の悪に抵抗できるように、天は日々お前た
ちのために祈っていることを確信してほしい。ずいぶん昔に教皇ピオＸ
世は近代主義を異端と弾劾する使徒的書簡を著している。これは聖なる
ローマ・カトリック教会において今でも真理として存立している。近代
主義のない代わりの小教区教会を見つけるのを恐れないように。それは
労力を要するが、お前たちにはそれができる。導きを求めて祈りなさい。
天は助けるのだ。頻繁にミサにあづかり、近代主義の償いのために祈り
なさい。お前たちを愛している。

２０００年１１月１日
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イエズス：
　わがいとしき子らよ、人生で霊的にもしくは人間的に大きな困難に遭
遇したときには、私の聖心のもとに来なさい。自分自身の心と精神では
解決できない際限なき困難に出会ったら、私の至聖なる聖心のもとに来
なさい。不安で破裂しそうで、精神的疲労の束縛を破る助けを必要とす
るとき、私の至聖なる聖心のもとに来なさい。私はいつもお前たちのた
めにそこにいる。

　私達は一緒に、不安、苦悩、心配、他人からの嫉妬、自分自身の握っ
ている問題の拷問に立ち向かっていくことができる。私達は一緒になっ
てこそ、一人ではできないことをすることができる。

　わが至聖なる聖心のいとしき子供たち、お前たちを愛している。わが
心のすべてで愛している。私を信頼しなさい。私はお前たちを守り、物
事をお前達にとって精神的霊的に良いようにしてあげ、私の助けをもっ
て悪や問題や困難の大波に立ち向かうことができるようにしてあげよう。
一緒に世に向かっていこう。

　さて、わが子供たち、わが心はお前たちにとって愛、望み、信頼の住
みかである。私はお前たちのために毎日毎時毎分ここにいる。お前たち
を愛しているわが心に来ることを恐れてはならない。私は傷を解き、問
題を解決し、安心できるようにしてあげよう。なぜなら、私はお前たち
のイエズスだから。平和でありなさい。わが子らよ。

イエズス・キリストの預言的メッセージ
秘書メリー・ジェーン・イーブン博士への口述
２０００年１２月号第１巻
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２０００年１１月１日
　いとしき子らよ、今月は私の誕生日を祝うことになろうが、それは黙
想と愛の大きな源泉となることだろう。それは天主自身が地に天主の民
の間にやって来て教え、生ける天主の真理を示し、皆を三位の天主なる
御父と御子と聖霊の知識に導くのである。私の父がこのことをお前たち
のためにしてくださった。

私を選び、人類の中に生れさせ、王として人
類を導くようにしてくださったのは御父である。私は地とその民の上に
支配権を与えられている御子である。私は永遠より、永遠の御父の御子
である。一人の婦人から生れたが、私は依然として御子である。けれど
も、今や御父が創られたすべての被造物のように、絶えず肉体と霊魂を
もっている。最初の者から最後の者まですべての人間は、御父によって
霊魂を伴ったものとして創られたので、私たちは天国に歓迎することが
できる。アダムとエワの前は、霊魂のある被造物はなかった。

彼らは霊
魂を伴った最初の天主の被造物であった。霊魂をもってこの世に生れて
くるのは大変な特権である。なぜなら、それは天国で天主と共にいるた
めに必要な要素だからである。

　一部の科学者が、進化は人間の生命の進歩の手段であると論じている
のを耳にするのはとても興味深い。しかし、彼らのうち誰も人間に固有
の生命次元、すなわち霊魂のことを考えていない。ある科学者は生命を
作ろうとしている。ある科学者は生命は単なる染色体やＤＮＡの操作に
過ぎないと信じているが、人間の命は人類によっては創造され得ず、天
主自身によってのみ創られた特別な賜をもっていることを理解していな
い。それはもちろん、霊魂である。霊魂なくしてすべての被造物は単な
る被造物にすぎない。それは人間と似ているが、被造物にすぎない。

　わが子らよ、今度は、一部の科学者がクローン人間を作ると決めたこ
とについて話そう。そう、その前に作った羊や牛や山羊のように、人間
のクローンの実験から学ぶことだろう。天主は燐れんでこのクローン被
造物に霊魂を与えるだろうかという疑問がわくだろう。それは天主のみ
ぞ知ることだが、もし霊魂を与えない方を天主が選ぶとすれば、その惨
めな被造物は霊魂を持たないので人間以下のものとなるだろう。霊魂は
被造物を人間たらしめる、人間の歴史において大変特別な賜である。

　地上に生きる人々が霊魂を持っていることを思う人は少なく、ほとん
ど忘れられている。天主の一息ですべてが創造されて存在するに至った
ことを人々は忘れている。天主の承諾の一息でどの子供も霊魂が現存し、
天主の形と似姿に創られる。各人に動物のような低い水準ではなく、人
間の状態をもたらしているのはその人の霊魂なのである。動物は多くの
人から愛されてはいるものの、人間と同じ水準で生きることはできない
しそうなることはない。動物にはできない。動物は霊魂を持っていない。

　動物とその場所について話そう。すべての種類の動物は霊魂を持って
いない。犬、猫、鳥、馬、すべて霊魂はない。けれども、天主はすべて
の動物に、世話をされたのと同様な仕方で反応する特別な精神的能力を
授けておられる。だから、もし犬や猫が愛され、養われ、病のときに看
病してもらえば、その動物は特別な愛と感謝を示して世話をしてくれた
者に同じ量の反応をするのだ。

一方、悪く扱われれば動物からの反応は
ないといえよう。この相互的反応能力は天主による人間への慰めの一形
態として与えられている。人間は天主への愛徳のうちに自分の動物を愛
し、天主は人間を助ける特別な賜として動物を与えておられる。動物が
世話し、愛し、相互的に反応する度合いは、人間が愛し世話した度合い
によって与えられるのだ。このようなわけで、天主は人間の愛と注目を
体験し、自分自身もその愛に反応したすべての動物たちに一つの特別な
場所を持っておられる。

　今日の地球では命の重みがますます軽くなってきているので、命と霊
魂の状況をよく考えなければならない。殺人、戦争、自殺はたくさんあ
るので、毎日普通に死んでいく者の数はより多くなっている。ああそう
だ、一日に死ぬ霊魂の数は天主により１５万５千人とされてきた。今日、
その数は、人間の価値の欠如と、戦争のような状態や無差別殺人のよう
な大きな出来事に人々が巻込まれていることで増えている。数は増えて
きている。一日の死の数は増えてきている。

一日の堕胎の数も増えてき
ている。母の胎内にいる人間と各年齢の人間の両方合わせた一日に死ん
でいく人の数はほとんど倍増してきている。これは堕胎が合法化され、
すぐに使える武器のような大量破壊兵器が作られ、用いられ、多くの者
に普及することで漸進的に悪化してきている。人が生きるか死ぬかを決
めるのは依然として天主であるが、ひどく負傷した人となって苦しみは
極めて大きいので、死んでしまった方が良い場合が多いのである。

　日々、大変多くの者が死に、そのほとんどが準備していないので、わ
が御母は彼らが救われるように聖寵を探している。先月、全く予期せず
準備せずに死ぬ霊魂を救うために、御母がお前たちに助けを頼んでいる
のはそのためである。どの年齢であれ、命を失うことは大きな悲劇であ
る。天主が適当と思われるときに、人の命を取り払われるということを
世は忘れている。