社会派キリスト教、隣人愛、ヒューマニズムについて

ここで語りませんか。

先ず己が語れ

私は語るだけの素養がありません。悪しからず。
ただ、イスラエル、パレスチナの祈りスレッドが
だんだん違う方向に行っているように感じましたので
スレを立てました。

あずみ弾劾スレッドになる予感が・・。

わたしは別に社会派には勝手にやってくれー、という感じだな。立場が違うからさ、知ったこっちゃない。
ただ、イスラエル政府はやりすぎだべ（おっと、これはスレ違い）。

共産党とどこが違うんだい?

他にも書いたけど、せっかくなので、もう一度ここにも書きます。

ヒューマニストとキリスト教原理主義者の議論ほど不毛なものはない。立っている前
提が違うのだから、議論がかみ合うはずがない。

ただ、それでも議論したくなってしまうのは、ヒューマニストのくせにキリスト教を
名乗る社会派の玉虫色の立場のせいだろう。ヒューマニティを信じているヒューマニ
ストなら、神を信ずるキリスト教とは別のものだ。ラベルは神を信じますとなってい
るが、中身はヒューマニティを信じますじゃ、紛らわしすぎ。

キリスト教は、ヒューマニティではなく神を信ずるものだ。ヒューマニティを信ずる
のならそれはヒューマニズムという別の思想だ。そして、神がパレスチナの地をイス
ラエルに与えると聖書にあるのだから、キリスト教の立場からはパレスチナはイスラ
エルのものだ。それがいかにヒューマニズムの観点から不当なことであっても、キリ
スト教はヒューマニティではなく、神を信ずるものだから、別に不思議はない。

（続き）
ただ、キリスト教はヒューマニティを中心には置かないため、ヒューマニズムでは
ないが、ヒューマニティを必ずしも否定はしない。むしろ、積極的に評価し位置付
けることが出来る。何故なら、神はご自身のかたちに人間を造られたからだ。聖書
ではヒューマンには特別の位置付けが与えられており、他の被造物とは一線を画し
ている。

問題なのは、ヒューマニズムである社会派がキリスト教を名乗っていることだ。キ
リスト教では、ヒューマニティを必ずしも否定しないが、それよりも神を上に見る。
だから、キリスト教なのであって、そんなことは当たり前だ。

社会派は実質上、ヒューマニストであり、その点で左翼思想家と何も変わらない。
左翼思想家がパレスチナ解放を唱えるのと同じ理由で、社会派も同じ主張をしてい
るというだけのこと。

理論は理論、摂理は摂理として、イスラエルのやり方はちょっとなー・・・と、福音派のわたしも思わんでもない。
やり過ぎの面はあるだろ、やっぱ。

いや、イスラエルはひどいさ。ユダヤ人帰還自体は摂理だが、だからと言ってイス
ラエルのテロが正当化される理由には少しもならない。

イスラエル国の建国だって、結局大国の利害の反映でしかないでしょ。でも、その
罪の現実をも用いて、結果的に摂理が行なわれているということでしかない。

じゃあ福音派であっても、「イスラエル国家政策に反対」する立場というのは、アリということで了解していいのか？
イスラエルの過剰報復は「摂理」ということでただ受け入れるのではなく、それに反対するというのも、あり得る選択として認めるのかな？
そうすっと、イスラエルが正義、というシオニストの主張については「それは違う」ということでいいんだね。

ありでしょ、当然。イスラエルが正義でパレスチナが悪というような簡単なことで
はないよ。イスラエルは報復を当然やめるべきだろう。そうしたら、パレスチナか
ら撤退しなければならないなんて心配する必要はない。何故なら、もう一度イスラ
エルを集めるというのは神の約束だ。事態がどうなっても、神は約束を遂行される
だろう。

福音派＝シオニストでは決してないし、イスラエルの回復を聖書から認める立場で
なお、現在のイスラエルが行なっているテロを認めない立場はいくらでもありえます。

エリヤくん、よく言った。
ただな、福音派教会でイスラエルの暴走に文句を垂れるのは勇気がいるぞ。
「神の計画（イスラエルの空爆テロ）に楯突いちゃダメだよ。信仰が危ないんでないかい？？」と、不信仰者・不安定信仰者の烙印が押されてしまふ。
あほくさいが、それが現実。
「イスラムはサタンに利用されているのだ（あるいはサタンの惑わしによって起こった宗教）」
「イスラムというマホメットの人工宗教と共産主義左翼という唯物論にイスラエルは立ち向かうのだ」
っつー意見に賛同し、かつイスラエル完全支持でないと、この話題には触れないのが賢明だな。
しかしなー、だいたい、いまだにマホメット教と言ってる牧師がいる時点で、彼にはこの問題に口を出す資格はないな、と思うのだが。
まあいいや、どうせこの手の話題は平行線だし。

主の栄光が全地に顕されることを祈ろう。

ムハマッド、ムハメッド、モハメッド、マホメット、ムハンマド。
イスラム、イスラム教、イスラーム、イスラーム教、回教、マホメット教。
コーラン、クルアーン、クアラーン（藁）。

どうして用語の統一ができないのだろうか。ずっと謎だな。
牧師なら正しい用語を使用して欲しいものだ。

イスラエルの空爆テロ＝神の計画って、狂気の沙汰だね。mayaさんは、福音派でも
かなりシオニズム寄りの教会にいるようだね。詮索はしないが、福音派の中でもむ
しろ少数派では？

たとえば、内田和彦師とかイスラエルの回復を強調するシオニスト寄りの人だけど、
イスラエルの空爆テロを神の計画とは決して言わないだろうね。

人間の罪の限界を横に置いておいて、「摂理」フラッグを振り回すと
矛盾が起こってくるんでしょうね。

わたしはシオニストの教会とは距離を置いてるよ。
いろいろ、興味があるから調べてるけど。
彼らから、空爆が神の計画だと「直接」言われたことはないけどさ、かといって否定もしなかったな。
ふーん、そんなもんか、と思ったわけさ。

私は、大学のあるユダヤ人に関する授業でこの問題についてのディベートがあり、
試しにイスラエル側を持ってみましたけれど敗色濃厚なのを感じた。
少なくとも一般人相手に「神の摂理」は出せない。
そうすると、どうしても社会派の立場の方が一般人からは受け入れられ、
「地の塩」「世の光」という事になるのでしょうか？

>>18
当然そうでしょう。一般＝ヒューマニズムだからね。

特に、イスラエル側の場合は、イスラエル（ユダヤ）の神の「神の摂理」だからな・・・。
ユダヤ人以外には通用しないって。

社会派はヒューマニズムであって、キリスト教とは言えないという意見に対して、
社会派からの反論はないのだろうか？

献金と伝道ををすれば　良きサマリア人の”行い”は意味がない
というのが福音派なのかな？　社会的活動は良い木のうみ出す
良い実ではないか。もっとも信仰から無媒介的に社会的
活動が行われればやばいが。