1 :
名無しさん@1周年:
ネットで調べたんですが、あまり深く載ってなかった。
2 :
モヲタ@チベット:01/11/28 19:41
この形態の仏教は、意味のある、もしくは意味のない一
連の音節語であるマントラ、つまり真言、もしくは神を
長い朗唱の中で唱える祈りが際立っているので、マント
ラヤーナ(マントラ乗; 真言乗)と呼ばれることがあり
ます。この形態の仏教では知恵や情けが強調される代わ
りに、儀式、祈り、魔術、および心霊術による礼拝が強
調されています。祈りは数珠や祈り車の助けにより、1日
に何千回も繰り返されます。複雑な儀式はラマ(師僧)、
つまり僧院の指導者から、ただ口頭で教えられて学ぶこ
とができます。それらラマの中で最もよく知られている
のは、ダライ・ラマやパンチェン・ラマです。ラマが亡
くなると、次の霊的な指導者となるための、そのラマの
化身と言われる子供が、捜し出されます。しかし、この
ラマという語は、一般的にはすべての修行僧にも当ては
まります。修行僧の数は、ある推定によれば、一時期、
全人口のおよそ5分の1にも達しました。ラマはまた、教
師、医師、土地所有者、および政治家としての役割をも
果たしました。
4 :
名無しさん@1周年:01/11/30 04:02
>2,3ありがとう
>2
逝ッテヨシ。
>>3-4今は「ラマ教」といってはいけません。
「ラマ教」は蔑称とされているので現在は使われません。
「チベット仏教」とか「チベット系の仏教」とか言うようにしましょう。
7 :
名無しさん@1周年:01/11/30 15:43
8 :
メディアミックス:01/11/30 15:45
>>6「ラマ教」というのはチベット所伝の伝統的仏教が誤解されていた頃に使われていた名称です。
『ポン教という土俗のシャーマニズムと深く習合した(仏教と呼ぶには余りに)不純な宗教』という誤解でした。
今ではインド後期密教の姿を忠実に伝えているれっきとした大乗仏教という事が判ってきたので、
「仏教以外の宗教」という誤解を招く「ラマ教」という名称は、
学界出版界等では廃されています。
9 :
密教→真言乗・顕教→波羅蜜乗:01/11/30 15:49
仏教の中に「大乗仏教」と「小乗仏教」があって、
「大乗仏教」の中に「顕教」と「密教」があるという分け方があります。
こういうのを“教判”といいますが、宗派によっては相違がある物です。
10 :
ニンマ派はかなり変わりますが:01/11/30 16:07
さらにチベット密教の中にも、
行タントラ・所作タントラ・瑜伽タントラ・無上瑜伽タントラと分けられます。
更に無上瑜伽タントラは母タントラと父タントラに分類され、
(父母両タントラを合わせたような内容の)不二タントラと分類される経典もあります。
チベット最主流のゲルグ派では父タントラの「秘密集会タントラ」を根本にしており、
「不二タントラ」という分類は採用していません。
一般にはプトゥンの分類法に則って「時輪タントラ」を不二タントラとする傾向にあります。
但し、ゲルグ派では「時輪タントラ」を“母タントラ”に位置付けています。
11 :
名無しさん@1周年:01/11/30 16:13
初期仏教からは、かなり違ってきてると思うが、どうよ。
我が国では金剛界・胎蔵界の両部を対等とし、
金剛頂経と大日経を中心に密教が発達してきましたが、
チベットでは金剛頂経は瑜伽タントラ、大日経は行タントラに分類されています。
無上瑜伽タントラ系の経典は(漢訳も遠慮がちな事もあり)殆ど行われませんでした。
輸入を試みても“立川流”のレッテルを貼られ既成宗門から徹底的に攻撃。
ついに、チベット系仏教は、日本では根付く事がなかったようです。
13 :
地域によって違いもありますが:01/11/30 16:19
>>11日本所伝の密教を「中期密教」、
チベット文化圏現存の密教を「後期密教」といいます。
インドではイスラム教徒によって完膚なきまでに滅ぼされる事になった後期密教は、
チベットとその周辺の仏教文化圏でその姿を見る事が出来るようです。
14 :
名無しさん@1周年:
ホホー