214 :
名無しさん@1周年:
>やらせ第3次世界大戦か。聖書の預言にのっとってするってこと?
こんな文章を林陽さんは訳書の解説で述べている。
【 イルミナティが究極的に目指しているのは、通商、金融、資源、何から
何まで人類を一元管理できる、世界政府という名の「新世界秩序」だ。それを
導入するための「第三の混沌」までが計画されているのだろうか。彼らの
歴史的文書は、確かにそれを裏付けている。パイクがマッチーニに宛てて
書いた書簡は、第3次世界大戦についてのものだった。
それによれば、三度目の世界戦争は、中東でユダヤ人とイスラム教徒の間
で起こすことになっていて、これは聖書に予告されたハルマゲドンと広く
宣伝される。この「やらせ」ハルマゲドンは、相当ひどいものにする予定
のようである。各国は戦争と流血に疲れきり、平和が約束されさえすれば、
ルシファーの教理だろうと何だろうと飛びつくに違いない、と大見得を
切っている。 つづく】
215 :
名無しさん@1周年:01/11/13 00:42
【 これは、あくまで「計画」であって預言ではない。訳者はこの通りに
なるとは思わないが、オウムと同じく、黙示録に預言されているハルマゲドン
を「演出」するために、とどめの一撃を入れようと、彼らが本気で企んでいる
ことだけは確かだろう。
パイクの書簡は、まるで悪魔の大予言のように聞こえるが、これは長期
計画なのである。
「この世界戦争は、もっとも凄惨な社会変動と血みどろの動乱を招来する。
そのとき、革命を起こす少数派から防衛せざるを得なくなった民衆は、
全世界でこれら文明の破壊者を殺戮するだろう。一方、大部分の者たちは
キリスト教に幻滅し、方向性を見失い、理想をあがき求めながらも、
それをどこに求めるべきかを知らぬまま、最終的に民衆に提示される
ルシファーの純粋な教理の世界的台頭を通して、真の光をつかむのだ。
キリスト教と無神論の同時的征服と壊滅によって起きてくる広範囲に
わたる反動から、これは現実のものとなる。」
イルミナティは、聖書でサタンと呼ばれているルシファーを神と
崇め、その啓示の下に本気で世界支配を企んでいる集団なのだ。
悲惨な世界大戦も、中東で何度も起きている戦争も、これまで述べて
きたことから、彼らが背後で動いていることは疑う余地はない。
金融破綻はこのための重要な手段であろう。・・・・・・以下略】
[「悪魔に愛された女」解説文章P234-238より抜粋]
216 :
名無しさん@1周年:01/11/13 00:49
啓蒙主義とは日本語だが、英語では
暗闇に光をともす、とかいう意味になるらしい。
ところで、ルソー、ヴォルテールの墓はフランスの
パンテオンだが、パンテオンとは神々を奉る
万神殿のことである。
217 :
名無しさん@1周年:01/11/13 00:58
イルミナティの目標とは、以下の5つに分けることができるそうである。
1.すべての既成政府の廃絶とイルミナティの統括する世界単一政府の樹立。
2.私有財産と遺産相続の撤廃。
3.愛国心と民族意識の根絶。
4.家族制度と結婚制度の撤廃と、子供のコミューン教育の実現。
5.すべての宗教の撤廃。
そして、アメリカの一ドル札に印刷された「目のついたピラミッド」
は、イルミナティの紋章と同じものだそうだ。(P228-229参照)
この「悪魔に愛された女」という本は、イルミナティ組織の内部で
高位の位にまでのぼりつめた一人の女性が、カトリックの修道女となり
修道院で書いた告白記の邦訳版である。
小説や預言の類よりも生々しく、組織と彼女との関わりについて
語られている。この手記を無碍に出来ないのは、その内容がリアルで
悪魔崇拝の霊的な理解や体験を描いているからだ。たとえば次のような
体験や彼らの考え方を描写する部分がある。 つづく。
218 :
名無しさん@1周年:01/11/13 01:10
【 三角形は「聖なるデルタ」を表している。これはメーソンの「三位一体」
を表し、龍(ヒドラ)であるルシファー、獣であるベルゼブブ、そして偽預言者
あるいは偽キリスト(アンチキリスト)を意味している。(P72L14-17)】
【ガーフィールドが、わたしを指導する役になっていた。そして、ついに、
ロッジの真の権威者がわたしに開示される瞬間が訪れた。彼らの最高の「秘密」
である。
「秘密は“聖霊”という言葉にある」と彼は言った。
「カトリックで言われている“ホリーゴースト”を、悪魔を表わす“ホリースピリット”
にすりかえる計画がある。実際には、七頭龍がメーソンの“聖霊”なのだ」
わたしがこの話に懐疑的になっているのにガーフィールドは気がついたようだ。
わたしは生まれつき、信仰のかけらもない反宗教的な人間である。だから、
悪霊だの、悪魔だのと言われても、まったく信じることができなかった。
同じように、わたしは神や聖霊の存在も信じてはいなかった。どんな怪奇現象
も、魔術や幻想、集団催眠の所産、愚にもつかない話にしか思えなかった
のだ。また、疑う自分の心さえ滑稽に思った。それは女の脆さか、過ぎた
想像、夢想の所産なのだと。 つづく。
219 :
名無しさん@1周年:01/11/13 01:25
すると、ガーフィールドは誇り高く、威厳たっぷりに立ち上がり、「よく
注意して聞きなさい!」と言いながら、わたしに演壇に上がるよう命じた。
彼は帽子と手袋をはずし、悪魔礼拝の祭衣に着替えた。彼はローマ人が昔
着た赤のチューニックと白のトーガをまとった。片方の肩に衣をかけ、
右腕を露出する衣装だ。額には半冠が輝き、胸には黄金色の太陽の記章が
光っている。着衣を整えるや、彼は土下座をして犬のように卑屈なまでに
床に額をつけ、心から嘆願するように「聖霊(ホーリースピリット)」の語
を唱えながら、龍(ヒドラ)の招霊を開始した。
何という見苦しい姿であろうか!アメリカの上院議員ともあろう者が、
土下座をしながら、薄気味の悪い地獄の獣を呼び求めているのだ。床に
額をつけたままの状態で、この卑屈な行為を七度繰り返した。血の気のない
唇が支離滅裂な言葉とともに「異言」を語るなか、彼の強ばった視線は
遠い空間を探っているように見えた。
ホールは明かりを完全に消すことなく、薄暗く保たれていた。やがて、
雷鳴がホール全体にとどろいた。その瞬間、わたしは大理石の龍の像が
ゆっくりと動き始めるような感覚に襲われた。たくさんの目から妖しい
光が輝き、首のたてがみがいっせいに下に垂れた。翼は床に触れ、尾は
蛇のように波打った。・・・・・以下、龍との対話や命令などのやり取りが
続く(P101-より抜粋)】
220 :
名無しさん@1周年:01/11/13 01:43
イルミナティで高位になるには儀式をこなさなければならないらしいが、
この儀式が行われるまでの彼女自身のことについて次のような体験と
考えを持っていたことを記している。
【 儀式が行われるまでの数日間、この与えられた時間をたっぷりと使った。
わたしは獣に話しかけることに興味を募らせた。この途方もない地獄霊
との交信によって、わたしの知識はいっそう拡大した。獣はわたしを
はるかに凌駕し、それまで考えもしなかった多くのことがらを教えてくれた。
霊はあらゆる宗教の誤謬をみな、わたしに告げてみせた。魂が死後、肉体から
分離し、さらに生き続けて新しい肉体を提供されるという話も教えられた。
いわゆる「生まれ変わり」の教えである。特に、他人に憑依する人魔の話
を教えられた。
被造物は終わりなき時の輪の中で、「プラトンの七つの扉」をくぐらなければ
ならないのだと霊は言った。時間は無制限に使える。プラトンは地獄にいるの
だろうかとわたしは思った。これら七つの扉は、彼が他の者たちに強いて
いる責め苦の一つなのだろうか。
「倫理」についてのフリーメーソンの教えについては、瞬く間にそのすべてを学び
取った。彼らは動物的本能をすべて満たしながら、それがいかに邪悪であろうと、
望めばどんな霊的、神秘的体験も持てるという、とんでもない「倫理」を
教えていたのだ。だがそれが今や、自分には正しいことのように思え始めた。
わたしは自分が被造物への愛着をすべて捨て去ったあとで、この「霊」に
完璧に支配されることを学んだ。だが、それがどのような形の憑依を起こす
のかについては分からなかった。
獣は龍の姿をとることもあり、人として現れるときには、独特な情のこもった
姿をとった。ときどき、七つの頭をもって現われた。だが七つの頭のうち、
ただ一つの頭だけが冠をかぶっていた。それは七重冠であった。(P137-138)】