問題作「ポセイドン」を語る【King Crimson】

イアンが参加してクリムゾンが継続していたらフォリナーは結成されなかったかな。
クリムゾンが解散したからフォリナーのイアン&ミックが
実現したんだろうか。

A面は単なるセルフ・パロディだろうね。
B面は面白い。変なビートルズ（キャット・フード）とパラノイアックな反復（悪魔のトライアングル）。
これらに、ムーンチャイルドのようなフリー・インプロを加えた3要素が後のクリムゾンを構成してゆく。
70年代当時はこの連続性が見えなくて、太陽と戦慄には当惑したけど、いまはそれがはっきり分かる。

イアンが復帰したら、自分の才能の無さがあからさまになるので
突如解散したんだよな
マイケルジャイルズがバンドリーダーで陣頭指揮すればよかったんだよ。
一番年上だし。少なくとも、宮殿では、彼の意気込みがイアンの次にバンドを支えていた。
フリップは脇役。

どうもForeignerでのイアンの活躍というのが、漏れ聞く限り怪しい。
果たしてどの程度活躍していたのか？噂だけど、Nameを借りてくるのが
本来の目的だったという話も聞く。

フォリナー結局３枚でクビになっちゃったしね

内容的には、その三枚だけでも充分な気がするけど

４枚目でミック･ジョーンズが１人で完全に仕切るようになって
もともと売れてるバンドだったけど
それで音が変わって更に売れるようになって...

でも俺も３枚目までのフォリナーが好きだな

なんかイアンがいなくなると１人で俄然仕切りだすのなｗ
ミックジョーンズもロバートフリップもｗ

そりゃそうだろうイアンマクドナルドはブラックシープさ。

Foreignerは4が確かに爆発的に売れたんだけど、迷走が始まったのも4からなんだな。
ProvocateurはIwanttokonwが売れたけど、そのほかの曲は極端につまらない。
4は3までの雰囲気を引きずってるから悪くないけど、なんで暴動になると
駄曲ばかりになるんだ？内部はがたがただったんじゃないのか？

>>308
その曲って唯一の全米�ｂPだよね
これは意外だと思った
フォリナーってもっと�ｂP出してそうなイメージなのに
Girl like Youですら全米�ｂQが最高位だったとは

Provocateurは最初トレヴァーホーンがプロデュースする予定だったはず
それがそうじゃなくなって

まあ確かに中でゴタゴタあったっぽい

フォリナー初期の頃はイアンはサックスなど演奏していい感じだったが
脱退間近の頃はギターでミックと張り合ったりしてうざい存在だった。
やっぱりブラックシープだな。

あんまり言うからフォリナー１st買ったけどいいな
普通の可もなく不可もないバンドという感じだったけど
８０年代の産業ロックの仲では聴きやすい
ジャニーやトト、ボストン、ラッシュ辺りより良い意味で王道で良いな
カンサスよりメロはキャッチィーだし
どうも４のイメージしか無く低く評価してたが
さすがイアンさん

イアンのフォリナー時代に興味あるならダブルビジョンやヘッドゲームスも聴いてみるといいよ。
当時は評論家からアメリカナイズされたバラードやポップロック的なナンバーばかりでつまらんとか
言われてたよ。

フォリナーの１枚目がいいと思うんだったら
３枚目では気に入ると思う
４枚目からフォリナーは変わった。

>>309
Trevor Hornは確か予定でなく、ほぼ完成のテープまで作ってしまっていたはず。
メンバーがそのできに不満でいったんこのテープを破棄、新たにアレックスサドキンに
まかせてゼロから作り直したとか。4までの作り、そして4で大ベストセラーとなると、
新機軸を打ち出さないと焼きなおしバンドとして終わってしまうという焦りと不安が
あったことだろう。気になるのはその破棄したHornのテープ。サドキンは当時の売れっ子
手堅い処理はしたんだろうけど、突飛な実験性は薄れた。insideもmoonもできはすごくいい。
なのに過去バンド扱いになっていく。バンドの世間から見た盛衰というものがよくわかる例だと思う。

トレバーホーンプロデュースの作品は出来上がっていたけど
出来が気に入らないためミックらがマザーテープを棄ててしまった。
その後作り直したのが発売された物だよ。

フォリナーは王道だけど
バンドの色や特徴に乏しい
他の売れた産業ロックは一聴して、どのバンドか分かるほど
特徴があった　そこが弱い、薄いかな

>>314>>315
実際作ってたのか
その破棄したの気になるな

やっぱり当時のフォリナーは金も時間も使えたんだなｗ

ポセ〜イドンは海を逝けぇ〜

ロデムぅ〜変身〜
地ぃ〜を駆〜け〜ろ〜

今日、ポセイドンの200グラムアナログ、アマから着いたのでじっくり聴くと
しよう。

しっかしピトシンの書くLyricsは難解だな。この曲なんて、まさにそう。
よく言えば格調高いんだが。

本スレが落ちてしまったようなのでこちらで質問させてください

ポセイドン40周年DVDのボーナスなんですが、各トラックの時間が分かるサイトってありますか？
この部分↓なんですが

Cadence & Cascade Versions
3. Cadence & Cascade (unedited master)
4. Cadence & Cascade (Greg Lake guide vocal) [4:32]
5. Cadence & Cascade (instrumental take from Wessex Studios)

Groon Versions
6. Groon (take 1)
7. Groon (take 5)
8. Groon (take 15)

9. The Devil's Triangle (rehearsal version from Wessex Studios)
10. Peace - An End (alternate mix) [2:06]

昔から「M&Gと姉妹作」「Ｍ＆Ｇと合わせたら新野2nd」みたいな記事を見かけるけど、
どうも納得できないんだよなぁ
ポセイドンのＡ面は宮殿の再現だし、新機軸のＢ面もマクドナルド作の曲だし、
良くも悪くもマクドナルドの色が根強く残ってる

むしろ、Ｍ＆Ｇに対応させるなら「リザード」だと思うんだよね
あれこそ、宮殿の呪縛から逃れた「フリップ＆シンフィールド側」の音楽なんじゃないかと

素直にポセイドンは二番煎じ　柳の下の泥鰌二匹狙いといえば好い

リザードは、さすがにどじょう三匹はまずいとひねりを利かそうとした
でも、ひねりきるほどのアイディアがなく
音は、シャッフルした宮殿の域を超えられなかった
アイランドは、リザードの失敗で、宮殿を狙うことも崩壊した

クリムゾンてネームの大きさに中身が伴ってないんだよなあ

予想外に売れた後の二番煎じってだいたい失敗するか
評価が低くなるよね

チューリップ　心の旅→夏色のおもいで
フロイド　狂気→炎

リザードが宮殿のシャッフルに聞こえる耳ってのも凄いな

炎が狂気の二番煎じってのもテキトーだなぁ

というかポセイドンが宮殿の焼き直しってステレオタイプから
今だからこそ抜けだして評価すべきなはずなんだが

でも曲の並び方からして、そう狙ってるんじゃないのか
たまたまとは思えん。
二番煎じっていう否定的な言い方は好きじゃないけど。

プログレの革新幻想って20〜30年前に崩れたと思ったんだけどなｗ

俺としては「EPITAPH」が出た時点で「宮殿のサブテキスト」の１つと捉えるようになったかな
火星や街の情景を仕上げたって意味でも

>>328
そうじゃなくて、もともと二番煎じだったコンセプトからも見られる差異、
予期しない偶発性とかを見るべきだってこと。

　「ポセイドンは宮殿の焼き直し　→　終了」
これだけで話が終わっちゃうような薄っぺらい評論から今でも離れられないのはちょっと異常じゃないか

A Man, A Cityは1stの５人がクレジットされてるのに、Pictures Of A Cityはフリップ／シンフィールド
その一方で、二番煎じじゃないCat Foodにはイアンの名前もある
どう書いてたのか気になるところではあるな

大いなる二番煎じ

演奏力とバラエティは宮殿より上なんじゃね

ポセイドンが宮殿に負けているのは発表年とジャケだけ。
音楽的には何一つ劣るところなし。

そうね、宮殿ほどのインパクトは無いけど
普通に凄いアルバムだし曲も好きだな
だいたいあの宮殿の2番煎じができるってのが凄いことじゃないか
普通できないよ

二番煎じ＝出涸らし

クラシックも絵画も小説も、昔から大反響となった傑作を作者自らが
それでも不満だったという部分を修正して作り直すという事はされてきたことなんだよ。
茶を濁したとか、時間稼ぎという悪い噂もあったけど。
またレコ時代、衝撃手な大胆な傑作が生まれると、思いのほか売れず、次作のほうが
はるかに売れるという現象が多かった。FleetwoodMacはファンタスティックも充分出来がいいのに、
Rumoursの方がはるかに売れた。これは普及の伝播の遅れなんだな。今のように
直ぐには情報がパッと広がらず、ラジオや優先でじわじわだったそうだ。

「同じ事をやったらいけない」と思い込んでるのはなぜなんだろうな
本人にしたら「プログレッシヴ」なんて意識はなかったろうに

アイデア出涸らし

出がらしまで絞り出しておいてくれて本当に良かった
（蔵出しのエピタフと同じ意味で）

∧ ∧
( ´∀｀)＜ｷｬｯﾌｰ

∧ ∧
( ･ω･)＜ｷｬｯﾌｰ

∧ ∧
( ・∀・)＜ｷｬｯﾌｰ


∧ ∧
( #ﾟДﾟ)＜アッゲエェェェェィン！！

宮殿よりポセイドンの方が音が整理されていて好き
宮殿をやたら神格化してポセイドンを劣化コピーのように言う人間がいるけど
それって新古今和歌集を古今和歌集の劣化コピー、というくらい愚かな論法だと思う
寧ろ宮殿で作ったレトリックを高いレベルに高めた作品、という方が正しいと思う

メロトロンで演奏していてポセイドンのほうが楽しいです

突然降下してなんだけど、いいちこの（また君に恋してる）はサビは
TVで流れた時一発でム−ンチャイルドのパクリだって思うよねwwwwww

で、先にポセイドン買って次に宮殿買って、ルーパ-ト王子買ってガッカリした
高校生であったのでした。年わかる？同年代いるの？あとのはずーっと禅問答聞いてる
修行僧の気分だったな

ルーパート王子は俺も未だにわからないが、アイランズからレッドまではカッコイイ以外の言葉が思い浮かばない

井上陽水の小春おばさんってこの作品のタイトル曲だよね。
最近聴いて気がついた。
仕掛け人は勿論陽水ではなく星勝だろうけど。

星勝さんは、小椋圭でもクリムゾンアレンジ
丸パクリアルバム作った前歴あるからな　憧憬だったっけ

ポセイドンは二番煎じ、自己パクリだがその後の
フリップクリムゾンの音作りの基礎を確立したアルバムだし

宮殿
1.衝撃的なジャズとロックの融合曲
2.時代の諦観を音で見事に切り取ったバラード
3.プログレの鬱っぽくて小難しいイメージを作り上げたメロトロン
4.美メロとダラダラインプロ
5.イアンのアレンジ能力が爆発した構築性の極めて高いシンフォニックロック

ポセイドン
1.勿体ぶったオープニングに若干のこけ脅しを感じる
2.21馬鹿よりもストレートな演奏だが若干長く緊張度では劣る
3.温かみがあり前作の諦念とは別の方向を見出したバラード
4.エピタフよりシンプルな曲構成だが表題曲にふさわしく海中の情景描写が素晴らしい
5.フリップのお気に入りらしく美しいアコギインスト
6.ティペットの使い方が本当に上手い
7.スタジオで追加されたサウンドコラージュも新機軸
8.こけ脅し終わり

http://www.youtube.com/watch?v=9HWizdeuHwA