128 :
その8:
現実問題
現実問題として いろんな問題が勃発してきたのは言うまでもない。
一方は、店の経費を使って出演者を募り 一方は自己経費を使い続けて
出演者を探す。
この差を 責めて縮められないものだろうか・・・
みんな同じ事をして 同じ店の為に考えているのに
あまりにも差がありすぎる・・・
僕は、その差を 無くす努力をする事が 運営を任されている者としての
責任と感じているので、Aに 早急にスタッフ部会を要請した。
しかし、Aの対応は 「考えておく」の一言であった。
通常、営業におけるセオリーは「考えておく」は 95%断りの言葉なのだ。
この時、既に Aの中では 僕の話を聞くという体制では
なくなっていたのかもしれない。
結果的に、何一つとして 改善される事はなく
全ては、Aの なすがままに進んでいったのだ・・・。
そして その後 信頼関係を一切断ち切る事が起こるのだ。