【ジャップス?】日本のプログレを語るPart3

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127その7
募る不安
僕は、常にスタッフ間の温度差を感じていたので そういう信号は
常に、Aに対して 発信していた。
しかしながら、その回答は常に 仕方のない事 というものだった。
その言葉の裏には 今にして思えば「自分の周囲は動かさない」という
意思表示だったのかもしれない。
僕の体制になってから 約3ヶ月目 とんでもない事になりつつあった僕は
常に、不安感と隣り合わせであった。
僕は、会社員という立場を退職している訳であり
正直なところ、それで早急に結果を出さなければ
生活もままならなくなってくるのは 目に見えているからだ。
店の状況と、自分の生活 を考え合わせると 焦りも出てくるのは
仕方のないところなのだが・・・

そんな折、様々な問題が自分の周囲で起きている事も
僕は 知る事になる。

僕の右腕のスタッフの携帯電話が止まっているのだ。
料金未納による停止なのだが・・・
僕が、理由を尋ねると・・・
「出演者募集のため 連絡を何度もとって 通話料金が上がりすぎた。」
という。
僕達ならば、パソコンからネットメールを使えば いくらでも
料金は節約できる。
しかし、その環境を持ち合わせていない彼女は 大変な思いをして
僕に協力していたのだ。
僕は、心が痛くなった。
わざわざ 僕が 引っ張ってきておきながら 僕は何も出来ていない・・。

そんな折、店に Aの妻とその友人が 昼頃よりタイムカードを押して
出店し、店の電話を使って 出演交渉および 電話対応をしている事実を
知る事になる。

実際、この時点で 僕に相談がないという事は 明らかにおかしい事である。
この時、Aの対応に 段々と、不信感が募り始めてきたのは言うまでもない。