【ジャップス?】日本のプログレを語るPart3

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126その6
進まない事
ライヴハウスの広報も兼ねて 動いていた僕は 常に自家用車に
手作りの「出演者募集」のチラシを積んで 走っていた。
常に、貼付してくれそうなところがあれば 積極的に活用した。
音楽スタジオを巡り 他のライヴハウスに行き 歩道橋やストリートの音を聞き
あらゆる営業をかけ続けた。
しかしながら、一人では 能力の限界もあるのは事実で
それを常に、積極的に協力してくれる姿勢をスタッフに求めていたのだが・・・
結果的には、「うるさいおっさん」というレッテルを貼られたようだ。
それは、常に問題提議をしても Aの妻からは「あなたは 自分の事しか言わない」
という事を言われたからだ・・・。
自分の事ではある・・・しかし それは 常に「店の経営」を考えた上で
必要な事であり、店を引き受けた以上は 「責任」というものから来る事である
のは 100%間違いのないところである。
もしも、スタッフ全員が 僕の方法で 出演者を集めたならば
今頃、ライヴハウスは 完全に立ち直って 毎日稼動に近い状態になっている
事は 保証させてもらってもいい。
それは、過去 様々なイヴェントを企画して成長・成功させてきた経験から
言わせてもらう。
しかしながら、Aは 社長の「看板娘を立てろ」という 言葉を捻じ曲げて
解釈したのであろうか・・・
看板と営業は 全く別物であるという事を理解していない事が
変わらぬ店の運営に現れているのは言うまでもない事は証明されている。
確かに、Aの妻の友人は 他店にて勤務の経験もあり
出演者を引っ張ってくる事もできるのは 事実である。
しかし、それは そこまでの事で 全くの新規開拓となれば
話は別になってくる。
ライヴハウスは、当たり前の運営をするのではなく 違ったアプローチから
アピールしていかねば、生き残っていく事はできないと考える。
他店に並んだ やり方では 見劣りしてしまう環境の中では
わざわざ 慣れ親しんだ店から拠点を変える必要性などないに等しいからだ。
つまり、時間はかかるが 出演者に対して 高い目標設定ができるような
環境に持っていかねばならないと考える。
どんなに見劣りする環境でも 目標設定を正確にさせていたからこそ
ミナミのバハマは 現在も存在していると僕は思っている。