【ジャップス?】日本のプログレを語るPart3

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125その5
再会したスタッフ

僕は、ライヴハウスの運営のため 過去 僕の右腕としてかなり助けてもらった
スタッフを呼び寄せた。
当然 僕の 意とするところは理解してくれる人間であるという事もあるが
そのマネージメント能力は、捨てがたいものがあったからだ。
そうして、僕の懐は固まっていった・・・。
そんな中、Aは自分の妻とその友人を入店させていった。
僕は、そういう事は 気にする人間ではないが ひとつ気になったのは
Aは その妻の言う事には 絶対服従しているというところだった。
やがて、ライヴハウスは まだ 僕の考える位置には 到達していなかったものの
自分の中では 少しずつ シーンの手ごたえを掴みつつあった。

しかし、もう一つ気になっていたのは・・・
そのライヴハウスには、ヴィジュアル系を中心とした事務所が存在していた。
当然の事ながら、その所属バンドのイヴェントも その店で行われていたのだが・・・
なぜか、Aの陣営のスタッフは その事務所が店を使用する事に対して
酷い嫌悪感を覚えていた。
僕的には、もう少し 調整しあってもいいし 事務所とキチンと話し合って
二人三脚で運営をしていけばよいと思ったものだったが・・・
社長を頭として、事務所側とA陣営は 睨み合った形のまま
時は進行していた。
僕的には、無用な争いであり 無駄な事だと感じていたのだが・・・
確かに、それまでの 店の運営は ガタガタであり
不透明なところが多かったとは感じている。
しかしながら、それは いがみ合う事では解決しない。
A陣営のスタッフは 常に その事務所が店を使う度に 苦情を言い続けている状況であった。
僕は、店内のスタッフが閲覧できるメーリングリストで 何度か
その対応にも 注意を促した。
それは、出演者の意識を持ってライヴハウスの運営をすれば
手痛い シッペ返しが来る事は 裏方稼業の僕には痛いほどわかっていたからだ。
また、運営に対してや 店の危機的な状況も 常に
メーリングリストでは 提案し続けていたのだが・・・
結果的に、それは 理解されなかったという出来事が
次から次に起こったのだ。