恐怖のAKARMA紙ジャケについて語る

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5名無しさん@お腹いっぱい。
Progressive Rock
タイトル : BMGの紙ジャケ市場への本格参戦?で思うこと

BMGも遂にやる気を出してくれたのか、と思わせるような大量の発売ですね。
この裏には紙ジャケ購買層の中心世代のボーナスを当て込んでいる、という
意図が見え隠れするんですけれどね。うーん、ネガティヴな発想だな。(笑)
Alzoが紙ジャケで発売されるとなると、いずれパイドパイパー・デイズで
発売された他のアルバムもまた、特に好評だった物を選んで紙ジャケで
復刻されることが容易に予想できますが、これって完全に某社の○盤探△隊の
発売パターンですよね。(ちょっと不安……)
率直な意見を述べると、紙ジャケ発売に意欲的だと感じられるメーカーが、
現時点ではソニーやユニヴァーサルの2社だけであっただけに、いよいよ
数多くのレーベルを抱えているBMGが本格的に参戦してくれることは
基本的に歓迎すべきことだろう、と思います。
 しかし、その一方ではStrange Days監修という冠が付いていた割には
イタロの復刻が僅か3回で終了(当初の予定通り?)という中途半端な
結果を考慮すると、やはり不安要素が多過ぎるように感じます。
特典CDに応募した人ならば解る筈ですが、CDと一緒にアンケート用紙が
送られてきていましたよね。あれって、何だったのでしょうか?
本国での紙ジャケ復刻の状況を考慮すれば、こういう形でのシリーズの
終了が何を意味するかは解るでしょうが。
 だからこそ、本格的に参戦する以上は頑張って欲しいのです。

これは各メーカーに対する苦言ですが、いくらジャケをオリジナル盤に
忠実に再現という手段で購買意欲を高めようとしても、何処かに手抜きが
あれば厳しいユーザーの目を誤魔化すことはできないし、その結果、中には
買い控える場合が多いことを学ぶべきだと思います。
例えば、センター・レーベルの再現に手抜きがあったり、旧盤の解説や
歌詞・対訳の使い回しがあったりすると、どうしてもマイナス評価に
繋がるように思います。特に歌詞の間違いや誤訳のままで使い回しが
あると最悪ですね。まあ、これは僕だけの少数意見かもしれませんが。
 
 昨年に各方面から素晴しい評価をされた仕事をしながらも、その後は
売れ行きが見込めないものは自社で発売せずに、ライセンスを貸与して
御仕舞い、という某社がある一方で、低価格ながらも愛情のある復刻を
続けているメーカーがあります。ユーザーがどちらのメーカーの商品に
手を出すのかは明らかでしょう。
売れないものは切り捨てる、という手段だけでは、いずれ賢いユーザーは
見向きもしなくなるでしょうから。
この紙ジャケでの復刻が、単なる一時のものとしてではなく、今後も
コンスタントに発売され続けることを切に願って苦言を呈したいと思います。
 長々と駄文にて失礼致しました。